こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪
今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!
今回のテーマは「『流しテーブル』を使った晩餐会スタイル♡席次は?コーディネートは?」です。
近年、よく見かけるようになった「流しテーブル」を使った披露宴スタイル。
海外のガーデンウェディングを思わせる、お洒落なコーディネートですよね!
今回は、実際にこのスタイルを取り入れる際に押さえておきたいポイントや、卒花さんの参考になるテーブルコーディネートをご紹介したいと思います!
「流しテーブル」を使ったレイアウトとは?
「流しテーブル」とは、披露宴会場のテーブルレイアウトのひとつで、新郎新婦、ゲストが長いテーブルに着席するスタイルのことを言います。
優雅なお食事会のような雰囲気になることから「晩餐会スタイル」などと呼ばれることも。
新郎新婦の高砂を流しテーブルとは別で設けるパターン、高砂は設けずにゲストと同じテーブルに座るパターンなど、様々です。
近年、流しテーブルスタイルを選択するカップルは増えており、式場見学の際に基本のレイアウトとしてオススメをしている式場もあります。
では、「流しテーブル」で行う披露宴のメリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
【メリット】
📣新郎新婦とゲスト、ゲスト同士も近い距離間で話すことができる
📣「ザ・披露宴」というよりもお食事会のようなアットホームな雰囲気になる
📣海外のガーデンウェディングのようなお洒落で華やかな会場になり、写真映えも◎
📣装花やキャンドル、ランナーなどのアイテムで好みの雰囲気にしやすい
【デメリット】
📣丸テーブルと違いゲストをグループごとに分けにくい
📣新郎新婦のゲスト比率に大きな差があると、その差が目立ちやすい
📣ゲストの席次を決めるのが難しいことも
📣丸テーブルより卓上装花に費用がかかることも
席次はどうする?配置のポイントは?
「流しテーブル」で披露宴を行う場合の基本的な席次は下記のようになります。
~大人数の場合~
丸テーブルと同様、高砂(メイン卓)に近い場所が上座、最も遠い場所が親御様の座る家族席の下座となります。長テーブルを両家それぞれ複数用意する場合は、中央の2テーブルの最前列を上座として、上から順に主賓クラスや上司などの席。親族や家族は高砂席から遠い両脇のテーブルに座ってもらうのが一般的です。
~少人数の場合~
親族のみの会食など少人数での流しテーブルは、新郎新婦の位置は真ん中が多いですが、お誕生日席に座ることも。
ふたりの姿が全ゲストから見やすい配置になりますよね。
親御様を一般的な席次のルール通り下座にする場合、図1のように新郎新婦から一番遠い席(新郎新婦がお誕生日席の場合は一番後ろ。図3)ですが、親御様を上座にするケースもあります(図2と4のアレンジ例)。
図2は「親や兄弟姉妹を新郎新婦とともにもてなす側」として横並びにした例でもあり、図では親御様が新郎新婦の隣ですが、兄弟姉妹を隣にすることも。
親族のみの少人数パーティーであれば、そこまで上座・下座の概念にこだわり過ぎず、新郎新婦の求める雰囲気や親族同士の交流のしやすさを重視して配置することも多くなっていますよ。
大人数の場合や少人数の場合、どちらにせよ、丸テーブルを使用した「昔ながらの披露宴」しか馴染みのない世代の方や、目上の方、久しぶりに集まるグループ、どんなゲストにも不快な思いをさせない工夫をすることは大切なポイント。
テーブルレイアウトや席次について、確定まで意外に時間がかかったという新郎新婦も多いので、ある程度ゲストの顔ぶれが分かってきたら早めに検討を始めるとよいでしょう。
悩んだら親御様やプランナーに相談を!
引用:https://zexy.net/mar/manual/invitation/sekiji.html
https://zexy.net/article/app002101041/
真似したい!流しテーブルのコーディネート4選
流しテーブルを検討する際、気になるのが「テーブルコーディネート」ですよね!
長テーブルを使用するスタイルだからこそ表現できる、どの角度から見てもオシャレなコーディネートを厳選ご紹介!!♡
是非参考にしてみてくださいね。
☞ Instagram @yu__.wd_03 さま
■何故流しテーブルスタイルにしたのですか?
☞ 海外風の挙式に憧れがあったからです☺️
■お気に入り/こだわりポイントを教えて!
☞ テーマにしていた「くすみピンク」をメインに、白の陶器で全体的に可愛らしさが出るようにしたところです❤
☞ Instagram @2_0230_226 さま
■何故流しテーブルスタイルにしたのですか?
☞ 挙式会場のバージンロードを「苔」でかたどりたいという思いがあり、そのニュアンスをテーブル装花にも組み込んで繋がりを持たせたかったため、必然的に流しテーブルスタイル方式になりました。
■お気に入り/こだわりポイントを教えて!
☞ なかなか見かけない”オアシス”を用いたことです。
本来のフラワーアレンジメントでは隠す影の存在ですが、異素材の組み合わせを見せたいという結婚式のコーディネートのコンセプトにも合うなと思い採用しました✨
☞ Instagram @_kuwedding さま
■何故流しテーブルスタイルにしたのですか?
☞ 結婚式でよくある丸テーブルだと画面や新郎新婦のいる正面に対して背を向ける形になり、振り返って座らないといけないのが個人的に気になっていたためです。
感染対策で全てを流しテーブルにすることはできませんでしたが、厳かな雰囲気でゲストの皆さんも喜んでくれました😌(ハリーポッターみたい!と言ってくれる方もいました笑)
■お気に入り/こだわりポイントを教えて!
☞ 正面のゲストとも楽しく歓談することができるように、お花やキャンドルの高さを低く設定し、視界を遮らないようにしたことです😌
☞ Instagram @kbymd_wd さま
■何故流しテーブルスタイルにしたのですか?
☞ 式場が元々長しテーブルだったのですが、これからもグループを問わずみんなで集まりたいので、友人同士、親族と友人の会話が生まれるような席配置にしました。
■お気に入り/こだわりポイントを教えて!
☞ 装花とブーケのコンセプトは「白って200色あんねん。」でございます。また、ゲストのドレスコードを「joyful color」でリクエストし、空間の色味は装花、ペーパーアイテム、新郎新婦の衣装含めてモノトーンでまとめました。これには「私たちの人生に彩りを与えたのは集まってくれたゲストの皆さまです」というメッセージが込められています♡
まとめ
いかがでしたでしょうか?
披露宴の新たな選択肢として人気のある流しテーブルスタイル。
注意すべきポイントをしっかりおさえて、見た目オシャレ!ゲストも過ごしやすい!そんな披露宴にできたら素敵ですよね✨
先輩カップルのコーディネートも参考にしながら、おふたりらしいスタイルを見つけてくださいね♡
文/Emiko(コラムニスト)