こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪
今日も、日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!その一心で、お役立ち情報を配信していきます!
皆さんの参考になったら嬉しいです♡
今回のテーマは「料理はどう選ぶ?おもてなしが伝わる選び方とは?」です。
“おもてなしアイテム”の中でも重要なエッセンスとなる「料理」。参加される方にとって、披露宴の楽しみのひとつですよね♪
今回は、元プランナー兼卒花としての目線で、私自身の実体験をもとに、良かったことやおすすめポイントなどをお届けしていきたいと思います!
教えて!結婚式の料理事情
婚礼料理の平均額は?
料理の価格帯は式場によって異なりますが、ゲストへのおもてなしということでお金をかけ、中間のランクを選ぶ人が多いよう。婚礼料理一人あたりの平均額は、1万5600円。
ほとんどの式場では婚礼料理のランクがいくつか用意されており、予算に応じてセレクトすることが可能。ゲストへのおもてなしを重視して、グレードアップを検討する人も少なくありません。
料理とは別に、ドリンクもオーダーする必要があります。コース内のドリンクが飲み放題となるフリードリンクを頼むケースが多く、こちらの平均額は一人あたり4100円となっています。
試食会とは?
試食会とは、主にブライダルフェアの中で行われるイベントの一つで、その結婚式場にて振舞われる料理を試食できるサービスのことを言います。無料の場合と有料の場合があり、コース料理として試食が可能なところもあれば、1皿のワンプレート料理だけやデザート限定など、会場や実施しているフェアの規模によって試食会の内容は様々。
また、会場見学時に試食した料理は式当日のメニューと異なることが多く、結婚式の打ち合わせが始まったら、もう一度試食してコースを選びます。見学時の試食は無料の式場が多いのですが、打ち合わせの中での試食会は、有料となる会場が多数。ただし、大概は割引料金となります。
(参考:ゼクシィネット https://zexy.net/article/app002103017/)
どんな流れで進めていくの?
婚礼料理確定までの基本の段取りをご紹介します!
STEP1. 料理の予算を決めよう
→結婚式では、様々なものに費用がかかります。全体の費用の中で、料理はかなり大きな割合を占めます。
全体のバランスを見て、自分たちが重要視したいものを考え、料理にはどれくらいかけられるのかを決めましょう。式場の料理平均額や、人気のあるコースの料金を確認しておくのも◎
STEP2. 料理のジャンルを決めよう
→ゼクシィトレンド調査によると、先輩カップルが選んだ料理で最も多いのがフランス料理で、全体の半分以上。次に多いのが折衷料理となっています。
ここで注意したいのが、料理のジャンルは、式場ごとに決まっているということ。複数のジャンルから選べることもありますが、フランス料理のみ、和食のみなど、ジャンルが決まっているところもあるので、式場選びの前に話し合っておくと◎
(参考:ゼクシイネット https://zexy.net/mar/manual/enshutsu_menu/)
STEP3. 内容・ボリュームを決めよう
→試食会に参加し、内容を決めます。ポイントは、「味」「見た目」「ボリューム」。
ボリュームは、多ければ多いだけいいというわけではありません。ゲストの顔ぶれによって、喜ばれる内容を考えてみましょう。
STEP4. オプションを検討してみよう
→料理を追加したり、デザートをビュッフェスタイルにするなど、オプションを付けることができる式場が多くなっています。コース料理とは別に、オプション料金が設定されていることがほとんどで、種類や量にもこだわりたい方はオススメですよ!
STEP5. ゲストに合わせた対応を確認しよう
→小さいお子様ゲストや、妊娠中の方、アレルギーのある方など、料理内容に配慮が必要な方がいらっしゃらないか、必ず確認しましょう。それぞれに対し、どういった対応ができるのかは式場により異なりますので、コース料理の内容を決める際に、相談を。
STEP6. 最終確定
→期日までに、内容と数量を確定します。料理を使った演出がある場合には、シェフや司会者との打ち合わせを行うこともあります。
元プランナー卒花の私はこう決めた!お腹も心も満たされる料理レポ♡
こだわりポイント① 満足感のあるボリュームに!
ゲストが「物足りなかった…」「多すぎてデザートまでたどり着かなかった…」といった思いにならないように「程よいボリューム感」にこだわりました。
私の場合、緊急事態宣言の兼ね合いで酒類の提供できなかったこともあり、お酒好きのゲストも物足りなさを感じない、みんなが満足感を得られるような内容を工夫したくて。
試食会やシェフとの相談を重ね、選択したコース料理の内容に、下記のオプションを追加しました!
★穴子寿司(元々フォアグラ寿司は入っているコースでした!)
★パン&オリーブオイル(併設のレストランを利用した際に、パンがとても美味しかったのです!)
★“幸せのおすそ分け”生ケーキ(元々配られる予定だった焼き菓子から生ケーキに変更)
こだわりポイント② 誰もが感じる「食べやすさ」
私の場合は、特に親族のみの会食スタイルだったということもあり、ゲストには年配者も多かったため、誰もが食べやすい「和テイスト」にしました。手元にはナイフとフォークに加え「お箸」をご用意。
「お箸」があると、皆さん自然とそちらに手を伸ばすんですよね!肩ひじ張りすぎない、リラックスモードで召し上がっていただけましたよ♪
こだわりポイント③ ドリンクメニューの配慮も抜け目なく!
私たちは、スタンダードなフリードリンクメニューを用意し、そこに無いものを注文された場合には「バイオーダー制(注文された分だけ後日請求されるスタイル)」にしました。
ただ、ゲストにそれを悟られてしまうと、遠慮して頼みにくいのでは?と考えたので、ゲストに好まれそうなメニューのいくつかは、元々フリードリンクに含まれているかのようにメニュー表に表記してみました。
(ex.マンゴージュースやカクテル各種 etc..)
お料理と同じくらい、ドリンクメニューの充実は喜ばれますよね♪
こだわりポイント④ ゲストに合わせた対応
特記事項のあるゲストの方には、事前にご本人にその内容を確認し、式場に相談しました。
★妊娠中・授乳中の方・アレルギー有の方
→避けるべき食材の確認と、代わりに対応可能な食材の確認
★お子様ゲスト
→親御様へ式場で準備可能なお子様プレートの写真をお送りし、食べられそうか確認。
お子様用のメニューごとに対象年齢の目安はあるものの、正直人により食べられるボリュームに違いがあると認識していたので、親御様に直接確認するのが一番!と考えました。
★カフェインNGの方
→ご本人から「ノンカフェインはありますか?」と聞くのはハードルが高い可能性もあると考えたので、当日はスタッフさんの方からノンカフェインドリンクの提案をしていただくよう依頼しておきました。
♡まとめ♡
いかがでしたでしょうか?♡
今回は、お料理の決め方・ポイントをお話し致しました。
自分たちの予算と相談をしながら、ゲストに喜ばれる内容を考えていくのが「結婚式の料理」。
結婚式の満足度を左右するといっても過言ではないアイテムなんですよね!
難しく感じるかもしれませんが、実際に検討を進めていくと、試食会があったり… オプションを検討したり…
むしろ準備の中でもワクワクする項目だったりもします♪
ゲストも新郎新婦も「お腹も心も満たされた!」そんなお料理でおもてなしができたらステキですね。
是非、準備段階も楽しんで下さい♡
文/Emiko(コラムニスト)