こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

今回のテーマは「『お急ぎ婚』とは?見るべきポイントや注意点は?検討中の方は要チェック!」です。

何らかの理由で、通常よりも短い準備期間で挙式を行う『お急ぎ婚』。

どんな流れで進めていくものなの?

自分たちにもできるだろうか・・

そんな疑問や不安を抱えるカップルさんのために、今回は『お急ぎ婚』の流れや注意点を解説したいと思います。

参考になれば幸いです♩

「お急ぎ婚」とは?どんな人に向いている?


挙式日の半年~1年程前に式場の日程を押さえ、約4か月前頃から具体的な打ち合わせを行っていくのが通常であるのに対し、何らかの事情でそれよりも短い期間で準備し、挙式当日を迎えることを『お急ぎ婚』と言います。

一般的には半年以内の結婚式を『お急ぎ婚』と呼ぶことが多くなっており、迅速且つスムーズに進められれば3ヵ月程度の期間でも実施は可能と言われています。

ですが、式場によってはやむを得ない事情であれば「最短1ヵ月でも実施可能」となっているところも。

検討を始める際には下調べをしてから行動開始することをオススメします。

そんな『お急ぎ婚』は、主に下記のようなカップルに選ばれやすい・向いている と言えます。

■妊娠・出産など体調面の事情に伴い急ぎで挙式を行いたい

■海外転勤や引っ越しの予定があり、その前に挙式を行いたい

■転職や転勤の予定があり招待するゲストが変わる前に挙式を行いたい

■特段細かいこだわりは無く、日程・価格重視で挙式を行いたい  など

と言ったように、お急ぎ婚をされる方の事情は実に様々。

元々そのつもりで結婚式の検討を始める方も居れば、いざ式場見学に足を運んでから「近い日程しか空きが無かった」「金額が下がると知って直近の日程になった」などの理由で決めたという方も。

「お急ぎ婚」メリット・デメリットは?


■■メリット■■

◇割引特典などで金額が抑えられる

式場の直近の日程は需要が少ないことや、埋まりにくい日程(人気の日柄や曜日ではない日程)の中から選ぶことが多くなる点から、金額が下がる傾向にあります。内容は式場により異なるので、確認しましょう。

◇中だるみすることなくテキパキと進めやすい

挙式日まで長い期間があると「まだ大丈夫だろう!」と、かえって準備を先延ばしにし過ぎてしまい直前で慌てることになったり、途中でマリッジブルーになってしまったり・・ なんてことも。

その点、直近で行うお急ぎ婚は、夫婦で協力してテキパキと進めていきやすく、結婚式を楽しみに思う気持ちもそのままに当日を迎えることができるでしょう。

■■デメリット■■

◇日程の選択肢が少ない

前項でもお話ししたように、多くのカップルが一年前頃から式場を押さえるため、条件のあう日程を選べなくなる可能性があります。

◇参加できないゲストが出てしまうことも

挙式日が直近であればあるほど、都合がつけられないゲストが出てきてしまう可能性はあるでしょう。

あまりにも直前の招待は失礼にあたることもあるので、その際には事情を説明したり、日程が決まり次第早めにお声かけをしたりするようにしましょう。

◇選択可能なアイテムに限りが出てくる

半年前頃からすぐに動き出せば通常の準備とそこまで変わらず選択肢があると思われますが、衣装のレンタルなど人気のアイテム類は、日程により残っていないことも。

「お急ぎ婚」成功させるコツは?注意点はある?

 ■お急ぎ婚は“事前”の『調査&話し合い』で効率的に進めよう

お急ぎ婚は、いかに無駄なく効率的に準備を進めていけるかが重要になります。下調べなしに式場見学を始めて、無駄足になってしまったなんてことがないよう、最低限以下の内容を事前に確認・夫婦間で話し合っておくことをオススメします。

◇「理想」の挙式時期と「できなくもない」時期の許容範囲

◇希望の曜日・日柄

⇒希望の日程をおさえることができたとしても、それまでの準備ができなければ挙式は叶いません。

挙式までの間にある程度準備に時間を割けそうか、協力し合って進められそうか、夫婦でしっかりと話し合った上で問い合わせ、見学など開始して。

◇開催規模

⇒家族婚?その他も招待?

それにより開催時期や曜日、式場、予算も異なってくるため事前に話し合っておきましょう。

■「こだわりすぎ」「頑張りすぎ」に注意

結婚式は人生の一大イベントですから、色々な部分にこだわりたくなる気持ちは分かります。例えば「このアイテムは絶対手作りしたい!」「このブランドのこのラインのドレスじゃなきゃ嫌!」などなど・・

もちろん実際に実現可能なこともありますが、通常よりも短い期間で進めていくことになるお急ぎ婚では、時には費用がかかったとしても「思い切ってプロに任せる」「妥協案をもっておく」など、頑張り過ぎないこと・理想を詰め込み過ぎないことも大事になってきます。

譲れるもの・譲れないものを、今一度整理しておきましょう。

■お急ぎ婚の事例がある式場が安心

素敵な式場が多く選びかねてしまうかもしれませんが、やはりお急ぎ婚の対応に慣れている式場を選ぶと安心でしょう。ただでさえ少々急ぎ足で準備を進めていくことに不安を感じる方が多いと思いますので、その式場の先輩カップルの事例などを聞きながら、イメージを膨らませてみて。

■マタニティ婚であればまずは医師に相談を

妊娠中に挙式を行う場合には、どの時期がベストなのか?など詳しいことに関しては、必ず医師と相談のうえ無理ない範囲で当日を迎えられるようにしましょう。

■お急ぎ婚が故の“リスク”も考慮しブライダル保険を検討しましょう

前項でもお話ししたとおり、お急ぎ婚を検討される方は妊娠などずらすことのできない重要な予定が控えていることが多いと思います。そこに向かって準備を進めていくわけですが、やはり通常の結婚式よりも準備期間、挙式当日共に予想のつかない事態が起きうるのは事実です。

万が一急な体調の変化や予定の変更で挙式が延期・中止となった場合、もちろんキャンセル料が発生します。そういった時後悔しないための備えとして、ブライダル保険に に加入しておくのも一つです。

保険に加入していたおかげで、状況が落ち着いてから改めて結婚式を叶えることができたという方も多くいらっしゃるようですよ。気になる方は、ブライダル保険(結婚式総合保険)の詳細⇒こちらをご覧ください。※加入にあたってはWEBページ、パンフレットを今一度ご確認ください。

おわりに


いかがでしたでしょうか?

短い期間で準備をすることになるお急ぎ婚は、もちろん大変に感じることもあるかもしれませんが、基本的に進めていくべき内容自体は通常の結婚式と同じ。

前もってスケジュール感を把握おくだけでも、スムーズに進めやすくなりますよ😊

ご夫婦でしっかりと話し合い、協力し合って進めていきましょう。

参考になれば幸いです✨

文/Emiko(コラムニスト)