こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

今回のテーマは「写真映え抜群の高砂ソファ♡メリット&デメリットが知りたい!」です。

近年、お洒落さんの披露宴でもはや定番になりつつある「ソファタイプの高砂(メインテーブル)」

見たことがあるという方も多いのでは?

今回は、高砂をソファタイプにした場合のメリット・デメリットを、実際に取り入れたカップルさんのリアルな声を交えながら特集します。

 参考になれば嬉しいです♡

どれくらいのカップルが高砂ソファを選んでいるの?

では、一体どれくらいのカップルが「高砂ソファ」を取り入れているのでしょうか?

プレ花嫁さん、卒花嫁さんにアンケートをとったところ、下記のような結果となりました。

(※2023年4月/63名のフォロワー様が回答)

【披露宴の「高砂」どのタイプにした?】

◆一般的(椅子とテーブル)な高砂・・・ 41%

◆高砂ソファ・・・43%

◆新郎新婦含め流しテーブル・・・ 8%

◆その他・・・8%

アンケートの結果、一番多かったのは「高砂ソファ」でした。やはり大変人気のスタイルだということが分かりますね♩

近年、式場のホームページに高砂ソファの写真が使われていることが多く、その雰囲気をそのまま当日に再現する方も多いよう。

【メリット】高砂ソファの魅力とは?


▲写真提供:@uta_le_ 様 

バックに見える窓越しの緑が美しく映えるよう、邪魔しない程度にお花で華やかさを出したんだそう。お花は一輪挿しのように飾ることで動きを出して。

大変人気のある「高砂ソファ」。その魅力とは一体どんなものなのでしょうか?

1.とにかくお洒落♡ワンランク上の“映え”パーティーに大変身!

高砂ソファの魅力と言えばまず、とにもかくにもお洒落♡であること。

また、ソファの色や花など、装飾次第でおふたりらしいテイストにすることができます。

ソファの周りをふたりのテーマカラーや好きなお花で囲めば、ゲストも思わずカメラを向けたくなる“写真映え抜群”の高砂に♪

2.  肩ひじ張り過ぎない“程よいラフさ”を演出!

従来のような高砂は「ザ・披露宴」といった雰囲気のフォーマルさが魅力。一方、ソファタイプの高砂は、お洒落なリビングでふたりが仲良く寛ぐような“抜け感”が魅力。

肩ひじ張り過ぎないリラックスモードなパーティーを演出してくれます。

3. パートナーとピタッとくっついて♡ゲストにも伝わる仲の良さ!

従来の高砂席とは違い、高砂ソファでのふたりの距離は「ふたり次第♡」

写真撮影や乾杯の際、肩を寄せ合う仲睦まじい様子が出せるのは、このスタイルならではの魅力ですね。

歓談タイムにはゲストも一緒にソファに座り、撮影するのも楽しい雰囲気になりますよ♩

4.  ドレスを“足先まで美しく”魅せることができる!

ロングトレーンのドレスやボリューミーなドレス。テーブルに隠されてしまってはもったいないですよね。

高砂ソファではふたりの目の前に大きなテーブルが置かれることはないため、ドレス全体を美しく魅せたい方ブライダルシューズにこだわりのある方にぴったりのスタイルと言えるでしょう♪

5. 移動がスムーズ!大切なゲストの元へ駆けつけやすい♡

高砂ソファは、ゲストと近い距離間でパーティーを楽しみたいというカップルに特に人気があります。

久しぶりに会う友人や、少し遠い位置に座っている家族の席。新郎新婦がスッと立ち上がり駈け寄りやすいのは魅力のひとつですね。

【デメリット】高砂ソファで理解しておくべき注意点とは?


では、高砂ソファを取り入れるにあたり「注意すべきこと」はあるでしょうか?

実際にソファタイプにしたという方の声を交えながら解説していきます。

1. 世代によっては“見慣れない”スタイルであることを理解しておこう

親御様や上司など、世代によってはまだまだ見慣れないスタイルであるため、驚かれることも。

また、高砂ソファ席の目の前は「主賓席」にあたるゲストテーブルになる可能性が高いですよね。必ずしもネガティブな印象を持たれるとは限りませんが、披露宴の顔ぶれなどによっては慎重に決める必要がありそうです。

2. 高砂ソファにしたことで予定よりもお金がかかった!という声多数

会場により異なりますが、ソファ自体の使用料など別途料金が発生することもあります。

また、ソファの周りを装花などで華やかに飾り付けることがほとんどなため、従来の高砂スタイルよりも料金が上がりやすい傾向にあるよう。

3. “足元までバッチリ見えるからこそ”「姿勢」と「靴」には気を付けて

足元まで見えるのが魅力のひとつでもある高砂ソファ。

バッチリ見えてしまうからこそ、足を開きすぎたり伸ばしすぎたり・・汚れや傷のある靴などは、悪目立ちしてしまうため細心の注意を!。

4.  背もたれに寄りかかれず疲れてしまう方も

ソファタイプの席は、あまり深く座ると後ろに沈みこみやすい形状のものがあるので、少し浅く腰掛けたり、意識的に背筋を伸ばすなど少々気を使うことに。そのため「姿勢を保つのに疲れた」という声も。

当日までに一度は実際の座り心地を確認しておくと安心ですね。

5. 自分たちも「食事を楽しみたい」という方には不向きな場合も

ソファタイプの高砂では、新郎新婦用のテーブルは「サイドテーブル」のような小さいものが置かれるケースがほとんど。そのためお食事をいただくには少々不便な可能性も。

式場によっては高砂ソファの場合「新郎新婦はお食事不可」というところもあるようです。式場見学の際に確認しておくとよいでしょう。

6. 一般的な高砂とソファタイプ「両方の良いとこ取りをしたい!」という方は

新郎新婦の席は一般的なカチッとした感じで、けれども高砂ソファの雰囲気もどうしても捨てがたい!という方は、新郎新婦席とは別の場所に「撮影ブース」としてソファを設置したり、ホワイエに元々あるソファを使ってゲストとのコミュニケーションを楽しむ時間を作る!という手もあります。検討してみては?♩

まとめ

いかがでしたでしょうか?

昔の披露宴ではなかなかお目にかかることのなかった「高砂ソファ」というスタイル。“自分たちらしい結婚式の在り方”を表現する、革新的コーディネートと言えるでしょう。

高砂ソファを検討するのなら「可愛いから」だけではない「メリットとデメリット」をしっかりと理解したうえで導入しましょう♪

また、高砂ソファは対応不可の式場もあるため事前に必ず確認を。

参考になれば幸いです😊✨

文/Emiko(コラムニスト)