こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪
今日も、日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!その一心で、お役立ち情報を配信していきます!
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今回は「線状降水帯に要注意⁈結婚式と大雨について」をお届けします!
最近天気予報などでよく聞く「線状降水帯」。強い雨を長時間降らせる厄介者です。今回はそんな厄介者の正体と、どんな影響を及ぼすのかについて、わかりやすく解説していきたいと思います。
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【線状降水帯とは?】
「線状降水帯」は、その名の通り、線のように存在する雨雲の様子を指します。
次々と発生する積乱雲が列をなし、同じ場所を通過または停滞することで、線上に伸びた地域に大雨を降らせるものです。気象庁では線状降水帯を次のように定義しています。
「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」
(参考文献:気象庁『雨に関する用語』)
線状降水帯では、ときには同じ場所で激しい雨が3時間以上も降り続けることがあり、まさにその場所に居る人にとっては経験したことのない大雨となります。
近年、ニュースや天気予報でよく耳にするようになった「線状降水帯」ですが、実は、この現象自体は昔からあったもので、近年の気象レーダー技術の発展により特徴的な降水帯が見られるようになりました。その後研究が進み、「線状降水帯」という名前が付けられ、2021年6月からは、線状降水帯による「顕著な大雨に関する情報」が気象庁から発表されるようになり、その言葉が一気に社会に浸透しました。
(参考文献:ウェザーニュース 集中豪雨をもたらす線状降水帯とは? – ウェザーニュース)
【ゲリラ豪雨や梅雨と何が違うの?】
「ゲリラ豪雨」とは、突然強烈な雨が降りだすこと。
まとまった地域ではなく、局地的に積乱雲が発生することで、ある地域だけ突然大雨が降ることがあります。
気温の変化が激しいと、突然の大雨=ゲリラ豪雨になりやすいと言われており、1時間ほどでおさまります。
ゲリラ豪雨は一時的な大雨をもたらすものに対し、線状降水帯は長時間の大雨をもたらすもので、私たちが受ける影響も大きく異なります。
「梅雨」は、春から夏にかけた時期に、雨が多い日が続く天候のこと。
梅雨が起こるのは、暖かい空気と冷たい空気がぶつかってできる前線が関係しています。
5月~7月頃に日本付近でできる前線が「梅雨前線」と呼ばれ、梅雨前線などの前線の付近では雨が降ります。
前線などで発生した積乱雲が線状に伸びたものが「線状降水帯」です。線状降水帯が発生すると、大雨が長時間続く「集中豪雨」になる可能性があります。
【線状降水帯の被害事例】
2015年(平成27年)9月関東・東北豪雨
台風第18号や前線の影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となりました。
特に9 月9日から11日にかけては、台風第18号から変わった低気圧に流れ込む南よりの風と、後に台風第17号の周辺からの南東の風により湿った空気が流れ込み続けた影響で、多数の線状降水帯が次々と発生し、関東地方と東北地方では記録的な大雨となりました。
全国では災害関連死も含めて死者 14 名の人的被害がでたほか、鬼怒川における堤防決壊が発生したことによる家屋の流出等が発生し、住宅の全壊 81 棟、半壊 7,045 棟、床上浸水 2,495 棟、床下浸水 13,159 棟の家屋被害をもたらしました。
特に被害が甚大だった茨城県内では農業関係や商工業関係、公共土木施設、教育関係施設、社会福 祉施設等の幅広い被害が発生し、被害総額は約 401 億円に及びました。
(参考文献:内閣府防災情報のページ 2015年(平成27年) 関東・東北豪雨による災害)
2018年(平成30年)7月豪雨
平成30年7月豪雨では、西日本付近に停滞した梅雨前線に向けて極めて多量の水蒸気が流入し続けたことに よって「線状降水帯」が発生、記録的な大雨となりました。
7月6日から7日朝にかけて大雨となり中国地方では、広島県や岡山県に特別警報が発表されました。 この大雨により、亡くなった方は全国で221名。電気や水道などのライフライン、道路や鉄道などの交通網といった社会インフラへの被害も広範囲に発生しており、 市民生活や企業活動に大きな影響が発生しました。
(参考文献:清水建設の技術/論文紹介 平成 30 年 7 月豪雨災害調査報告)
【結婚式当日に線状降水帯が発生したらどうなる⁈】
いつどこで発生するか分からない自然災害。もし結婚式当日に重なってしまったら…
どのような影響が考えられるでしょうか。
●多くの路線で運転見合わせ、高速道路も通行止めが多数発生。
交通機関の影響でゲストが式場まで来られない…。
●河川増水や土砂災害の影響で、自宅にも被害が⁈結婚式の開催自体が困難になる可能性も…。
【避けることのできない自然災害!事前に備えられることは?】
⚠天気予報は毎日チェック!
⚠まずはプランナーに相談を!
⚠天候に左右される演出内容は、代案を用意しておく!
⚠ゲストへの事前連絡の準備!
⚠遠方ゲストの前泊が必要になった場合、宿泊先の確保/案内
⚠ブライダル保険(結婚式総合保険)の加入
最近では、自然災害に備えて、ブライダル保険(結婚式総合保険)に加入しておく方も増えているそうです。
万が一の事態となってしまった時、「延期にすべきなのか・・」「けど、キャンセル費用はどうすれば?!」と、心配事で頭がいっぱいになってしまうでしょう。ですが、事前に保険に加入しておくことで、その不安要素はかなり軽減されます。どのような対応にするかの判断がスムーズになれば、早期にゲストへの連絡も出来て、安心ですよね!
【こんな時に安心!自然災害のリスクもカバー!『結婚式総合保険』】
<自然災害が補償される場合はこんな時!>
◆地震・台風・火事などの災害◆
火災・破裂・爆発・風災・水災・雪災・地震等で新郎新婦の平時居住する家屋が半壊以上の損害を受けた、またはそこに収容される新郎新婦所有の家財に100万円以上の損害が生じたことによるキャンセル
※補償対象外:家屋が半壊未満の場合、または100万円未満の家財損害によるキャンセル
◆大雨・大雪などの特別警報◆
結婚式開催日の当日、前日または前々日における、結婚式会場の所在する地域または被保険者の平時居住する地域に対する気象庁からの次のいずれかの特別警報の発表によるキャンセル
ア.大雨特別警報、イ.大雪特別警報、ウ.暴風特別警報、
エ.暴風雪特別警報、オ.波浪特別警報、カ.高潮特別警報
引用:『佳き日のために』
【♡まとめ♡】
いかがでしたか?
今回は「線状降水帯」のリスクについてお届けしました。
もはや他人事ではない「自然災害」の脅威。どうか結婚式だけには重ならないで~!!と祈るのも大事ですが、事前にできる備えはしっかりと!
もしもの時に後悔してしまわないよう、ブライダル保険(結婚式総合保険)に加入するのもいいかもしれませんね。
ご加入にあたってはパンフレット、重要事項説明書等にてご契約内容をご確認下さい。
ブライダル保険(結婚式総合保険)の詳細はこちらをご覧ください!
皆さまの結婚式が、心から「安心」「安全」な日でありますように・・・♡
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