こんにちは!
ウエディングプランナーとして、10年以上に渡り約1000組の結婚式をお手伝いしてきた茂木です♪
今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。
今回は「結婚式の料理に地元の食材を取り入れる方法」についてご紹介します。
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結婚式場選びにおいて一番重視される項目=料理
結婚式でのおもてなしを考えたときに、「料理」を思い浮かべるカップルは多いのではないでしょうか?
実際、先輩カップルが結婚式場を決定する際に重視した項目として、「料理」が1位となっており、実に6割以上のカップルが重視したという調査結果が出ています。
参考:ゼクシィトレンド調査2022 首都圏
https://souken.zexy.net/data/trend2022/XY_MT22_report_06shutoken.pdf
そこで今回は、そんなおもてなしとしても重要な「料理」のこだわり方法のひとつとして、地元の食材を取り入れたオリジナルメニューの頼み方についてご紹介していきます^^
オリジナルメニューを取り入れるメリット
結婚式で料理にこだわりたいと思ったとき、こだわる方法として、「豪華な食材を使った高額なコースを選ぶこと」や、「品数など料理のボリューム自体を増やすこと」をイメージする人が多いのではないでしょうか。
もちろん、結婚式ならではの豪華な食材を使ったコース料理や、ゲストが満足する品数を用意したおもてなしの方法も素敵ですが、結婚式全体の予算の都合もあるため、料理をコース全体でこだわっていくのは難しいケースも。
そんなとき、ふたりの結婚式でしか味わえないオリジナルメニューをコース料理の一品として取り入れることで、ゲストは料理を味わうだけでなく、料理を味わいながらふたりのエピソードやパーソナリティも知ることができ、より食事の時間を楽しむことができるようになります。
このように、ゲストの記憶に残る特別なおもてなしができることは、オリジナルメニューのメリットのひとつと言えます^^
結婚式の料理に地元食材を入れることはできるの?
では、実際にオリジナルメニューを考えていくときに、地元の食材を入れることはできるのでしょうか。
先述した調査結果にもあったように、ゲストへのおもてなしとして料理にこだわりのある新郎新婦が多いことから、料理メニューに対して柔軟な対応をしてくれる結婚式場が増えてきています。
ただし、もちろんすべての結婚式場が対応してくれるわけではないですし、どこまで対応してくれるかは結婚式場によって大きく異なります。
そのため、もし結婚式の演出のひとつとしてオリジナルメニューを考えているなら、まずは対応してくれる結婚式場を探すことから始めるのがオススメです^^
どんな風に地元食材を料理に取り入れていくの?
結婚式の料理に地元食材を取り入れるアイデアは大きく3つです。
【1】実家で育てた野菜やお米などの食材を持ち込む
【2】出身地の食材や名物を取り寄せる
【3】出身地の郷土料理、調理法を取り入れる
【1】実家で育てた野菜やお米などの食材を持ち込む
地元食材を取り入れる方法として、一番多い希望が実家で育てた野菜やお米などの食材を持ち込みして、結婚式当日の料理に出してもらう方法です。
持ち込む食材が野菜であれば、コース料理の付け合わせにしたり、ピューレにしてソースにしたり、スープに使用したりすることができます。
また、果物であればシャーベットや、デザートとして提供した先輩カップルも。
さらに、実家で作っているお米をリゾットにしてメインの料理の付け合わせとして提供したこともありました。
実家で作った食材を結婚式の料理として提供すると、特別感を感じることができゲストに喜んでもらえるということはもちろんですが、何より食材を作っている両親や祖父母など、実家の家族にも喜んでもらえるという魅力がありますよね^^
【2】出身地の食材や名物を取り寄せる
2つ目の方法としては、新郎新婦それぞれの出身地の食材や名物を取り寄せ、コース料理に取り入れてもらうというアイデアです。
この方法を取り入れることで、料理に特別感が生まれ、新郎新婦が育ってきた故郷を想像することができて、より一品一品が記憶に残るコース料理になりますよね^^
【3】出身地の郷土料理、調理法を取り入れる
3つ目の方法として、「秋田のきりたんぽ」や「山梨のほうとう」といった新郎新婦の出身地の名物料理を取り入れたり、「長崎の卓袱料理」のように、その土地の結婚式で伝統的に出される郷土料理をメニューに加えてもらう方法があります。
地元から参列してくれるゲストに喜んでもらえるのはもちろんですが、他県ゲストにとっては大変珍しく、嬉しいサプライズになるのでオススメです^^
オリジナル料理のこだわりポイント伝え方3選!
せっかくこだわって取り入れたオリジナル料理。
その説明や取り入れた理由もしっかりゲストに伝えたいですよね。
そんなこだわりポイントのオススメの伝え方をご紹介します。
【1】料理長に考えたメニューを説明してもらう
【2】ふたりから直接説明する
【3】メニュー表に書きこむ
【1】料理長に考えたメニューを説明してもらう
料理長からふたりのこだわりポイントや今回のメニュー内容などポイントを説明してもらうという方法があります。
料理長から説明してもらうことで、非常に説得力もありますし、ゲストにより料理を楽しんでもらえる定番の演出のひとつです。
ただ、結婚式場やキッチンの状況によっては、料理長から説明してもらうことが難しい場合もあるため、予め確認しておきましょう^^
【2】ふたりから直接説明する
新郎新婦から、「なぜこのオリジナル料理にしたのか」という理由を直接説明するのも、ゲストに伝わりやすく人気の演出です。
披露宴の進行に時間の余裕があれば、思い入れのある一品をふたりから直接ゲストにサーブするという演出もさらに特別感が感じられるのでオススメです^^
【3】メニュー表に書きこむ
ゲストが手元でじっくりと見ることができるメニュー表に、オリジナル料理の説明を書き加えておくのも人気のアイデアです。
実際にその料理を食べながら説明を見返すこともできるので、ゲスト同士の会話きっかけにもなりますね^^
最後に
今回は「結婚式の料理に地元の食材を取り入れる方法」についてご紹介しました。
結婚式ではゲストも楽しみにしている料理。
ふたりならではのこだわりとオリジナルナリティ溢れるメニューで、ゲストの満足度の高い料理を検討してみてくださいね^^