
こんにちは!
ウエディングプランナーとして、10年以上に渡り約1000組の結婚式をお手伝いしてきた茂木です♪
今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。
今回は「元プランナーが教える豆知識〜サムシングフォー〜」について。
Something Four~サムシングフォー~とは?
サムシングフォーとは、結婚式の日に身に着けると、花嫁が幸せになれると言われている「4つのもの」のことを言います。
▪️Something old(サムシング・オールド)
▪️Something new(サムシング・ニュー)
▪️Something borrowed(サムシング・ボロー)
▪️Something blue(サムシング・ブルー)
イギリスの童謡マザーグースの一節が起源という説があるものの、そのルーツは謎に包まれています。
発祥の地である欧州では200年以上も前から続く伝統的な儀式でもありますが、近年では日本でも多くの先輩花嫁に注目され、実際の結婚式でも取り入れられています。
そこで、今回は4つそれぞれにどんな意味があり、先輩花嫁はどのような形で結婚式に取り入れているのかをご紹介したいと思います^^
▪️Something old(サムシング・オールド)〜なにか古いもの 〜
サムシングフォーの中で「サムシングオールド」は、祖先から受け継がれてきた家族の絆、伝統などを象徴しています。
結婚式では、家に伝わるものや、お母さまや祖母さまから譲り受けたアクセサリーなどを身につけるのがオススメです!
かつて自分が身につけていたものを子どもや孫である花嫁が大切な結婚式で身につけることは、お母さまや祖母さまにも喜ばれることと思います。
家族への感謝を「なにか古いもの」を通して伝えるのも素敵ですよね^^
▪️Something new(サムシング・ニュー)〜なにか新しいもの〜
サムシングフォーの中で「サムシングニュー」は、未来への希望を象徴しています。
これから始まる新しい生活が、希望に満ちて幸せなものになりますようにとの願いを込めて、結婚式に向けて新品のものを用意します。
特に、新しく購入したベールやハンカチ、ウエディングシューズなど白色のアイテムを身につけるのがオススメ!
「なにか新しいもの」を通して、新生活への決意を新たにするのも素敵ですよね^^
▪️Something borrowed(サムシング・ボロー)〜なにか借りたもの〜
サムシングフォーの中で、「サムシングボロー」は友人や知人との繋がりを象徴しています。
結婚式では、すでに結婚して幸せになった友人などから何かを借りることで、その幸運をおすそ分けしてもらうという意味があります。
憧れの先輩夫婦が結婚式で身につけた、ベールやアクセサリー、グローブを借りるのがオススメ!
サムシングオールドと同じく、アイテムを貸してくれた先輩夫婦にとっても嬉しい出来事になりますよね^^
「なにか借りたもの」を通して、周りの人たちとの繋がりを再確認できるのも素敵ですね♪
▪️Something blue(サムシング・ブルー)〜なにか青いもの〜
サムシングフォーの中の「サムシングブルー」は、聖母マリアのシンボルカラーとも言われ、幸せを呼ぶ色とされる青色のアイテムを結婚式に取り入れるものです。
花嫁の純潔や清らかさを表す色でもあるので、結婚式では人目につかないように身につけるのがオススメ!
欧米では、ガーターベルトに青いリボンを着け、新郎が外してブーケトスのように参列者に投げるという演出が伝統的に行われていますが、日本の先輩花嫁には、青い刺繡を施したハンカチ、青色のウエディングシューズなどが人気です♪
また、近年ではお色直しのカラードレスに青色を選んだり、テーブルクロスなどの会場のコーディネートに青色を取り入れたり、とテーマカラーとして取り入れるカップルも!
ふたりらしい方法で、「なにか青いもの」を取り入れてみてくださいね^^
最後に
今回は、元プランナーが教える豆知識として「サムシングフォー」をご紹介しました。
サムシングフォーに込められた意味を意識することで、アイテム一つ一つを大切に選ぶきっかけにもなりますよね^^
また、選ぶアイテムを通して、家族や友人など周囲の人とのつながりや幸せを実感したり、身に着けることで感謝を伝えられたり、そんな素敵な効果が生まれるのも魅力のひとつ。
皆さんも、ぜひ思い入れのあるアイテムを身につけて、花嫁姿を彩ってくださいね♪