こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

今回のテーマは「結婚式のお金の話~いつどんなお金が必要?~」です。

人生の三大出費とも言われる結婚式の費用。契約の瞬間、振り込みの瞬間、少しドキドキしたことを私も覚えています(笑)

今回は、結婚式とはいつどういった支払いが必要になってくるのか?を解説していきたいと思います。

参考になれば幸いです♩

結婚式費用「いつ」「何に」費用が発生するの?

結婚式にはどういった支払いがあるのでしょうか?

支払いが発生する内容ごとに時系列で見ていきましょう。


STEP① 式場契約の予約金(内金)

結婚式の日程を決め、正式に契約するには予約金(内金、手付金、などと言われることも)を支払う必要があります。

これは、最終的に式場へ支払うことになる総額の一部になるものであり、別途発生するというものではありませんのでご安心を。

予約金(内金)の金額は式場により異なりますが、5万円~30万円くらいが相場。契約から数日以内など早いうちに支払う必要があるものなので、ご夫婦どちらかが立て替えるのかなど話しておくとスムーズでしょう。

また、予約金(内金)は契約をキャンセルすると戻ってこないことも多いので、契約は慎重に、また利用規約をしっかりと確認しましょう。

▼▼タイミング▼▼

日程を押さえ契約するとき

▼▼方法▼▼

現金振り込み、クレジットカードなど式場により異なる


STEP② 衣装レンタルの予約金(内金) 

ドレスショップによっては衣装のレンタルにも、前項でお話しした「予約金(内金)」が発生することがあります。

金額は結婚式の正式契約よりも低いことが多くなっています。

▼▼タイミング▼▼

ドレスを契約するとき(結婚式の半年前頃が多い)

▼▼方法▼▼

現金振り込み、クレジットカードなどドレスショップにより異なる


STEP③ ブライダル小物等の購入

最近ではブライダルアクセサリーやシューズなどの小物類を、式場提携ショップ以外で購入し持ち込む方も多くなっています。また、ドレス用インナーや新郎用のシャツなどは提携内であっても「事前購入」になることがほとんどのため、その場合事前に支払いが発生することになります。

▼▼タイミング▼▼

購入するとき

▼▼方法▼▼

ショップにより異なる


STEP④ お車代の準備

遠方ゲストや役割をお願いしたゲストへの「お車代」は、当日渡すことになるため必ず事前に準備しておきましょう。

だいたいの参加者が分かってきたら必要なお車代の金額も算出し、万が一直前で漏れに気づいた場合にも対応できるよう余分に準備しておくことをおすすめします。

▼▼タイミング▼▼

結婚式当日までに

▼▼方法▼▼

代理で渡してもらう受付担当者や親へ、当日の受付開始前に渡しておく


STEP⑤ 二次会受付のつり銭準備

直前で思い出して、急いで銀行へ向かうカップルが多いのが「二次会用のつり銭」。

結婚式と同日に二次会も行う場合、結婚式費用と共に事前の準備が必要なのでお忘れなく。

▼▼タイミング▼▼

二次会当日までに

▼▼方法▼▼

二次会幹事や受付担当者へ、当日の受付開始前に渡しておく


STEP⑥ 最終見積もり金額の支払い

結婚式の参加人数・各オプション等が確定したら、最終的な総額が出ます。ここから既に納めている内金を差し引いた額を支払います。

▼▼タイミング▼▼

以下のどれになるか、式場により異なります。

◇前払い

結婚式の数週間前までに支払うケースで、一番主流なタイミング。

ご祝儀をいただく前に支払うことになるので、自己資金を前もって多く用意する必要があります。

◇当日払い

結婚式当日に支払うケース。

いただいたご祝儀をあてられることがメリットです。ただ、金額によってはご祝儀だけでは賄えないことも考えられるので、ある程度の自己資金の準備は必要になります。

◇後日払い

結婚式の翌日以降に支払うケース。

まだこの方法に対応している会場は少ないようですが、当日払いと同様に、いただいたご祝儀を支払いにあてられるというメリットがあります。

▼▼方法▼▼

現金振り込み、クレジットカードなど式場により異なる


STEP⑦ その他当日発生した追加分の支払い

プラン外の追加ドリンクや、ゲストへ渡しておいたタクシーチケット、披露宴の時間オーバーなど、当日発生した追加費用は別途清算になります。

「ブライダルローン」を使うのもひとつ!

ブライダルローンとは?

「ブライダルローン」とは、一言で言うと、「結婚のための資金をキャッシングできるサービス」のこと。

ブライダルローンを提供しているのは、銀行、クレジットカードやローンを取り扱っている「信販会社」など。中には結婚式場と提携しているところもあるようです。

ブライダルローンの大きな特徴は、それぞれのローンごとに「使い道」が決まっていること。

逆に言うと、定められた「使い道」以外の目的での利用は、認められません。

「使い道」は様々で、主には「結婚式」「婚約指輪・結婚指輪」「新婚旅行」「新生活で必要な家具」などが挙げられます。

なかには「結婚式以外の利用はNG」「ハネムーンだけの利用はだめ」など、ローンによって定められた規約が異なるので、利用する際にはしっかりと確認が必要。

結婚には様々な費用がかかります。

特に「結婚式」は「人生の三大出費」のひとつとも言われ、約300~400万円の費用がかかるのが一般的。

結婚式場によっては支払い方法が「前払いのみ」の場合もあるため、前もってまとまった資金を用意することが難しい場合に、「必要な分だけ補うために」ブライダルローンを利用したいと考える人が多いよう。

どれくらいの人が利用しているの?

ゼクシィ結婚トレンド調査2020によると、結婚式費用に関して下記のような結果となっています。

【結婚式の高額金 どうやって支払った?】

■会場で現金前払い ・・・13.6%

■会場で現金後払い ・・・18.4%

■振込前払い ・・・41.7%

■振込後払い ・・・19.7%

■クレジットカード ・・・11.7%

■ブライダルローン ・・・3.9%

■その他  ・・・1.9%

最も多かったのは、「振込前払い41.7%」で、そのほとんどが「結婚式場からの指定だったため」とのこと。

一方、ブライダルローンは3.9%という結果に。

「ローン」である以上、返済のときに利息を支払わなければならないので、積極的に利用する人はまだまだ多くはないようです。

(参考:https://zexy.net/article/app000101537/

ブライダルローン利用の流れは?

一般的なブライダルローンの利用の流れは下記の通りです。

■金融機関から資料を入手(式場提携があれば式場で入手できることも)

■借り入れ可能な「金額」「用途」を確認

■金利の確認

■借り入れ金額を決定する

■返済計画を立てる

■必要書類(身分証明や収入証明など)を用意する

■金融機関によるローンの審査

■振り込み

必要書類を準備する時間や、審査にかかる時間を考慮し、申し込みは余裕をもって早めに行いましょう。

キャンセル・延期・トラブル「万が一の出費」について

ここまで一般的な支払いの内容について話をしてきました。

ですが、結婚式には他にも予定していなかった「万が一の出費」が発生することも。

「万が一の出費」が発生するのはどのようなケースか?例えば下記のようなものが挙げられます。

💔結婚式の「キャンセル」「延期」をすることになった場合

💔結婚式中に衣装の破損が発生した場合

💔結婚式中に会場備品などの破損が発生した場合

💔挙式中体調不良者が出て救急搬送された場合

このように、結婚式には思いもよらぬトラブルが発生することもあるのです。

聞くだけでもゾッとしてしまいますね・・・😢

「入っておいて良かった!」ブライダル保険を知っていますか?

 直前の体調不良や、天災など。どんな理由で結婚式が中止になってもおかしくない・・

当日トラブルが起きてしまったら後味の悪い結婚式になってしまうのでは・・

特別な日だからこそ、不安は尽きないですよね。

そういった時に役に立つのが「ブライダル保険(結婚式総合保険)」。

先ほど例に挙げたような「万が一の費用」をサポートしてくれるんです!

もちろん、何事もなく無事に執り行うことがベストですが「備えあれば憂いなし」。安心材料として入っておくのもいいかもしれませんね。

ブライダル保険は“もしものための”お守りアイテム。

ご加入にあたってはパンフレット、重要事項説明書等にてご契約内容(こちら)をご確認下さいませ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

結婚式は、普段の生活では滅多にない何百万とかかる大きな出費です。少しでも安心して進めていくためには「何にどれくらいかかりそうか」「どのタイミングで支払うことになるのか」を“事前に把握しておくこと”が大切ですね。

少しでも参考になれば幸いです♩

文/Emiko(コラムニスト)