こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回はコロナ禍の結婚式にお呼ばれしたゲストの本音についてまとめてみました。

おめでたいことだから参加したいと思う気持ちはありつつも、このご時世、すぐに二つ返事できる状況ではない方も多くいらっしゃいます。

これから結婚式を挙げる方も、結婚式に列席予定の方も、この状況下での結婚式の招待をどう感じているのか。

率直な意見をまとめてみました。

感じ方や捉え方は人それぞれ、何を選択しても正解♪

新郎新婦の皆さんも、ゲストで参加予定の方々も、何かと選択や決断を迫られる時期なので、今回の記事にまとめたこうしたリアルなご意見やお気持ちが少しでも何かの参考になればいいなと思います^^

【コロナ禍の結婚式の出席率】

コロナ禍の結婚式も昨年に比べると少しずつ件数や、式の準備のご相談も増えてきた印象です。

結婚式を決行される方は増えているものの、実際に招待されたゲストはどのような感情を持ってお返事されているのでしょうか。

2020年3月〜2021年7月に結婚式に招待されている方々の出席率や出欠理由をまとめてみました。

①コロナ禍の結婚式に招待された?

・YES・・・79%

・NO・・・21%

(Instagramアンケートにお答えの67名の回答)

②お返事は?

・出席・・・81%

・欠席・・・19%

(Instagramアンケートにお答えの58名の回答)

③出欠席のご理由

<出席の方>

・親友の結婚式だったため

・もちろん迷わず参加です!友人の一生に一度の晴れ舞台行かないわけない!最高でした!

・自分もプレ花嫁の立場だったので友達のことを想うと、出席したかったからです♪

・実妹の結婚式だったため。家族婚でコロナ対策も万全だと思ったため

・自分が接客業で外に出ていることもあり、特に怖いなどはありませんでした

・自分の結婚式にもきてもらいたかったから

・結婚のお祝いをしたいという気持ちからです♪自分が卒花して初のお呼ばれでもあり楽しみです♡

<欠席の方>

・年末の式で1000人越えの感染者数を見て、0歳の子供もいるので泣く泣く欠席させてもらうことに…

・医療職のため(県外移動と大人数での会食はできなかったため)

・コロナ最盛期のとき私だけが県外招待客ということを知り、後ろ指さされるのが怖くて…

・コロナの感染者がピークとなる第四波がきており、都内での開催だった為

結婚式に招待されたゲストのほとんどが出席しているという結果に!

前向きにいくことを決断できた方もいれば、お仕事やエリアの関係で難しいと判断された方、どの回答にもそれぞれご理由があり、不正解や誰かに責められることもありません。

やることを決めた新郎新婦、出席することを決めたゲストの方、それぞれが高い対策意識を持って、結婚式当日を迎えられることが大切になってきますね♪

【ゲストに聞いた!招待された時のホンネ!】

先ほどのアンケート結果をもとに、ご協力いただいた方の中から数名にインタビュー形式で招待された時の率直なお気持ちを聞いてみました。

ご招待されたゲストの本音を見ていきましょう!

★出席された方のご感想★

Q1.結婚式開催の都道府県

Q2.新郎新婦との関係性(例:新婦友人)

Q3.招待された際の率直なお気持ち

Q4.具体的に出席にあたり不安なことはありましたか?

Q5.参加された結婚式での感染症対策はどんなものがありましたか?

Q6.マスクの着用状況はいかがでしたか?

Q7.実際に参加して不安に感じたことがあれば教えてください

Q8.当日のご感想を教えてください♪

〜2020年12月に出席のゲスト〜

Q1.→東京都

Q2.→新婦友人

Q3.→7月の予定を12月に延期したため、12月はちゃんと挙げられると良いなぁという気持ちでした。

Q4.→多くの人が集まるので感染対策がきちんとされているかどうかは気になりました。

Q5.→*会場に入る際の体温、体調チェック

   *消毒薬の設置

   *フェイスシールドの配布

   *一人ひとつ除菌シートを配られ、食事が運ばれてくるごとに消毒するよう指示

   *披露宴時パーテーション設置

   *新郎新婦と写真を撮る際は式場の指示で順番に

Q6.→スタッフの方はみなさんマスクをしてました。

参列者にはフェイスシールドが配られ食事中はそちらを使用してました。

Q8.→感染症対策がしっかりなされていたので、安心して楽しむことが出来ました。

暗い気持ちになりがちな最近ですがとても幸せな気持ちになれて参加して良かったと思いました!

〜2021年3月に出席のゲスト〜

Q1.→東京都

Q2.→新婦友人

Q3.→一度延期をしていたので、必ず出席してあげたいなと思いました。

Q4.→事前にどのような感染症対策をするかは、少し聞いていたので、そこまで不安はありませんでした。

ただ、私以外に招待されていた共通の知人らが全員欠席になってしまったので、1人で式に参加することに対しての不安はありました。(そこも友人に率直に伝えて、様々な対応をしてもらいました。)

Q5.→ ・検温、消毒、マスク着用の呼びかけ

   ・受付にパーテーション設置

   ・全員に席札代わりのマスクケースと、消毒アルコールスプレーの配布

   ・余興は着席の状態で参加できるものになっていた

   ・各席にパーテーション設置

   ・退席はテーブルごと(司会者から指示有り)

Q6.→・新郎側の職場の一部の方は、かなり盛り上がってしまい、一度マスクを外すと終わりまで付けていなかったです。

          ・ただ、基本的に離席する際にはほとんどの方がマスクをしていました。

Q7.→・新郎側の職場の方々がかなり大盛り上がりで、大きな声を出して喋ったり、マスクせずに離席して新郎新婦に近づいていた

          ・受付でのボールペン使い回し

          ・移動の際のエレベーター人数制限なし

Q8.→私と友人の挙式日が同時期ということもあり、実際に結婚式に参加して自分自身への励みになりました。

結果的に私は延期になりましたが、当日は楽しめましたし、従来の結婚式とそこまで変わらず内容も充実していて素敵な結婚式でした。

また、個人的には受付も任せてもらい、様々勉強になりました。

〜2020/3、2021/1、2021/3に出席のゲスト〜

Q1.→東京、愛知、東京

Q2.→新婦友人、親族

Q3.→嬉しかった!何がなんでも行くという気持ち!

Q4.→全くなかった。

Q5.→検温、消毒、換気、1テーブル5.6人、長テーブルの場合は隣との距離が広い、受付などのパーテーション、受付の人の手袋、ガーデンにいる時間が長め、デザートビュッフェはスタッフが取る

Q6.→みなさん食事以外は意識的につけてました。挙式中、ムービーを見るとき、お手洗いに行くとき、マスクを外して目立って騒ぐ人などもいなかったです。写真を撮るときは外してました。

Q7.→特にありません。徹底してくれていたので安心しました。

Q8.→今までの結婚式とは違うのかなぁと寂しくないかなぁと思いましたが、全然そんなことなく、みなさんのお祝いの気持ちで溢れていて、とても温かく素敵な式ばかりでした。

本人たちも、このご時世だからか来てくれた人たちに対して感謝の気持ちがすごくて、余興やムービーよりも、たくさんお話をする時間を設けてくれて、アットホームな時間を過ごすことができました。

本人たちもですが、ゲストが安心安全に参列できるよう、沢山考えてくださった式場関係者の方に感謝致します。

ありがとうございます。

〜2021年3月に出席のゲスト〜

Q1.→北海道

Q2.→新郎友人

Q3.→嬉しかったです。式の人数もあらかじめ少なくしており、また出席者がほぼ医療従事者だったので、感染対策の基本知識が高いと思い安心して参加しました。

Q4.→スタッフの方々がどこまで感染対策を把握できているのかが医療従事者としては不安な目で見てしまいました…「感染対策行っています」とされている場所でも、医療従事者から見ると、かなり抜けているなと思える場面が他の場所でも多いので。

Q5.→受付時の検温と問診記入、アルコールスプレー配布(セルフサービス)、テーブルパーテーション、スタッフの手袋着用、席を立つ場合のマスク着用アナウンス。ゲストへ、披露宴会場へ入場直前のアルコール消毒。

Q6.→席を立つ時はマスクを着用してくださいと事前にアナウンスがありました。

Q7.→やはり医療従事者でない方の感染対策はかなり目についてしまいました…。

とくに会場スタッフの方ですが、上記に記載したような、国から徹底されていることは一通りなされていました。

しかし手袋などは着用したところで少しでも何かに触れれば破棄するなり消毒するなりしなければ、その手で別の場所にウイルスを拡散するリスクがあります。

また、アルコール消毒も何かに触れる前後で行わなければあまり意味がないので、会場スタッフ含め、回数が少なすぎるなと感じ、ゲストが触れた場所も、いちいち消毒していただかなければウイルス拡散のリスクがあり、消毒作業も見られなかったなと思うので、その点は少し不安に感じました。

Q8.→スタッフの方々の感染対策に気になる部分はありましたが、大切な友人の晴れ舞台でしたので、自分たちで感染対策を徹底し、とても楽しい式でした。

おそらくスタッフの方の感染知識が劣ってしまうのは、この会場に限るものではないので、全国の式場の方に改めて感染対策についての指導など行う機会などあればいいのになぁと思います。

★欠席の方★

Q1.結婚式開催の都道府県

Q2.新郎新婦との関係性(例:新婦友人)

Q3.招待された際の率直なお気持ち

Q4.具体的に出席にあたり不安なことはありましたか?

Q5.欠席のご理由の詳細をお聞かせください

Q6.招待された時、世の中はどのような状況でしたか?(例:緊急事態宣言が出ていた。など)

Q7.欠席後、別途お祝いをしたなどのエピソードがあれば教えてください

〜2020年4月に招待されたゲスト〜

Q1.→岩手県

Q2.→新婦友人

Q3.→嬉しい半面ショックでした

Q4.→風評被害が出ている最中、関東在住の私が出席することで新婦が後ろ指さされないか心配でした

Q5.→私が延期を決めた直後の招待で、気持ちの整理がつかなかった。帰れず何も準備できない私と違って打ち合わせも挙式もできる友人をお祝いできる状態ではなかったから。。。

Q6.→緊急事態宣言が発令しそうな時期(その後緊急事態宣言が全国に発令されました)

Q7.→他の友人に私の気持ちを伝え、新婦にも伝えてもらい、コロナが落ち着いたら二次会のようなことをしようと思っています。

〜2021年3月に出席のゲスト〜

Q1.→群馬

Q2.→新婦友人

Q3.→おめでとう!という気持ちと、式へは行けないな…という申し訳ない気持ちになりました。

Q4.→医療職のため大人数での会食はできないと思っていました。

当日どんなに対策されようと、ここ数日どのように過ごされていたのかわからない人達が集まるわけなので、感染のリスクはありますし…私が発症しなくても、感染した場合、免疫力の低い患者へ移してしまう可能性があるので不安でした。

Q5.→私の感染で職場に迷惑をかける可能性を考えたため。

Q6.→緊急事態宣言は解除されていましたが、第3波が見られていた頃でした。(去年11月ごろ)

Q7.→郵送で、プレゼントを送りました。

また地元に帰った際に少人数でランチに行こうかと話しています。


いかがでしたでしょうか。

今回はとてもリアルなゲストの気持ちをお届けしました。

終わりが見えない新型コロナウィルスですが、結婚式を開催することは可能です。

医療従事者の方のご意見、自分も結婚式を延期し辛い思いのプレ花嫁様、対策をしっかりして不安なく出席された方々も、みなさんそれぞれの感じ方と感覚があります。

この記事を読んで、開催する方も列席する方も何かのヒントになれば幸いです。

結婚式は素晴らしいものです♪

後悔のない選択で、ハピネスな結婚式をお迎えください^^

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)

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