こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪
今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。
今回は「オンラインを取り入れた結婚式」について。
新型コロナウィルスによって、ゲストの数を調整したり遠方の方にも参加いただけるようオンラインを取り入れた結婚式も目にするようになりました。
そんなオンライン結婚式、実際にはどのように取り入れているのか、どんなツールを使っているのか、イマドキ花嫁のみなさんにインタビューをさせていただきました♪
一部にオンラインを取り入れられた方、ゲストは全てオンラインで参加いただいた方など、コロナ禍の結婚式の参考にしていただければと思います。
【結婚式のオンライン、どれだけ使われてる?】
2021年に入ってからも緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が続く中、どのくらいの方がオンラインを取り入れた結婚式をしているのでしょうか。
行なった方はどのようなツールを使ったのか、アンケートにて伺ってみました。
<結婚式にオンライン取り入れた?>
・YES・・・30%
・NO・・・70%
(アンケートにお答えいただいた33名の方の回答)
<何のツールを使った?>
・ZOOM
・インスタライブ
・YouTube LIVE
・LINE LIVE
・LINEのテレビ電話
・Teams
在宅ワークも普及しオンライン会議などでも利用されている「ZOOM」は結婚式にも使用している方が多いようでした。
様々なツールがある中で、時間制限や有料プラン等も駆使しながら様々な方法で結婚式を配信されている方も増えてきている印象ですね。
【オンラインを利用した結婚式の事例】
★一部にオンラインを取り入れられた方★
<2021年5月8日 愛知県の花嫁様>
@M_wdd
・使用ツール:LINE LIVEとzoom
コロナを気にする友達は絶対にいると思っていたので、オンラインは絶対取り入れたい演出のひとつでした。
招待状を送る時に、出欠席のところに「オンラインで参加」も付け加えました。
返信もスムーズで、県外の友達や妊婦の友達がオンラインで参加を選んでくれて
ひいおばあちゃんも参加していただけました!
・当日のご感想
挙式はLINE LIVE配信を私のスマホで行いました。スタッフの方にスマホを預け、配信をしていただきました。
zoomで挙式も配信ができない事実が分かった時は焦りましたがプランナーさんと打ち合わせでLINEで配信できるからそれにしようと決まり、挙式も無事に配信できました。
披露宴はパソコンからzoom配信をしました!
良かったと思うところは、プランナーさんが披露宴中、パソコンの位置をこまめに変えてくださったり、会場参加のゲストが、zoomで見てるゲストと会話をしていたり、ほとんどのゲストがパソコンに集まって喋っていたので、びっくりだったけど、とても嬉しかったです!
会場スクリーンに映し出して、ゲストをランダムでいきなりインタビューを行った時は、笑いがたくさんでかなり盛り上がりました!
オンラインと会場の一体感はあったのではないかと思います!
また残念なところもありました。
それは画質が悪かったところです。
Wi-Fiのせいなのか、オンライン参加の人たちにどうだったか後日聞いたところ話してくれました。
あと逆光で見にくかったみたいです。
高層階のレストランだったので会場の環境に左右されやすいのかな?と思いました。
結果的には、良し悪しあったけれど大事なお友達が参加してくれたことが嬉しかったです!
・大変だったこと
LINE LIVEを行うときにオンライン参加者のグループラインを作らないといけないことが少し大変でした。
顔を知らない人たちとLINEで繋がってしまうことが抵抗ある人もいるだろうし新郎の友達も私のラインと繋がらないとグループ作れないし…
友達になるべく配慮した文章でグループラインの招待をしました。
グループラインが出来て、結婚式の日の朝に挙式が終わったら退会していただけるようお伝えしました。
<2021年5月22日 山形県の花嫁様>
・使用ツール:zoom
・きっかけ:新婦側のゲストが県外が多いのと職業柄不参加の方が多かったのがきっかけ
・当日のご感想
出席していただくゲストは参加していただき、残念ながら来れなかった方のみオンラインで行いました!
オンライン参加のゲストは「ぜひ参加したいと思っていたが諸事情で不参加のため、オンラインだけでも参加することが出来てよかった」と言ってくださいました!
本来であればみんな会場に来ていただきたかったのですが、オンラインという形でも繋がることが出来たことはよかったです!
・大変だったこと
急遽オンラインを取り入れる形になったので、業者の手配が出来るか前日までわからなかったこと。
オンライン参加の方にも式の雰囲気を味わって欲しかったので披露宴グッズを郵送するのが大変だったのですが、
送ったことでみんな楽しんでくれたのでよかったです!
<2021年6月5日 大阪府の花嫁様>
@ayu_k.wedding
・使用ツール:インスタライブ
大阪府の感染者数増加に伴い緊急事態宣言も出てしまい、来れなくなった友達が多かったため。
また、式場で提案されたオンライン結婚式は追加費用が10万円以上になるので金銭的にインスタライブで手軽に行うことを決めました。
・当日のご感想
弟2人が私のInstagramを開いてインスタライブをしてくれました。
また、披露宴で新郎新婦が高砂にいる時間などは、事前に用意していた三脚でインスタライブをしてもらいました。
状況に合わせて手で持ってもらったり三脚に置いたりしていました。
オンライン結婚式にしてしまうと結婚式中ずっと画面の前に座るために予定を空けてもらう必要がありますが、インスタライブは気軽に見たり見なかったりできるのでよかったかなと思います。
来れなかったゲストだけでなく、インスタで繋がっている友達にも見てもらえたのは本当によかったなと思います。
インスタライブ中のコメントや後からのインスタライブ見たよーのメッセージをたくさん頂けました。
・大変だったこと
ギリギリに決めたことだったので、弟たちへの説明が中途半端でした。上手に保存できてなかったり、最後の方は携帯の充電が切れてしまいインスタライブが途中で終わってしまいました。
★全てオンラインにて行われた方★
<2021年4月4日 東京都の花嫁様>
@ar1123teamf
・使用ツール: 挙式→YouTube LIVE/披露宴→ZOOM
・きっかけ
コロナ禍により、式を挙げる予定だった日より1年以上延期しました。
しかし、延期後も状況は良くならず、規模縮少するか、もしくは一旦中止と告知して、状況が好転してから再度招待しようなど、様々な手段を直前まで考えていました。
事前に中止や延期の場合の費用、条件などの情報収集をしたりと、式4ヶ月前からずっと悩んでいる中、
・コロナの終息見通しが立たない
・参加についてゲスト側に判断してもらうのは、この状況下では精神的に負担が大きい
・遠方に住む両親が来れない etc…
色んなことが重なった結果、会場側の寛大な対応もあり、
・会場には二人のみ
・ゲストはリモート参加
といった、完全リモート婚の開催に踏み切りました。
・当日のご感想
オンラインに不慣れなゲストもいたので、操作が少ないYouTube LIVEで挙式配信を行いました。挙式中は二人で行う儀式があったので、司会者をたてて、配信も業者に入ってもらいました。ただ当日天気に恵まれたのですが、ガーデンチャペルに陽がさしこみ、動画上映のためのスクリーンが、配信先のゲストには見えにくくなってしまいました。
事前に確認してなかった後悔点でもありますが、雨女の私にとっては嬉しい誤算でした。
披露宴はゲストと会話もしたかったので、ZOOM配信を行いました。ここでは大きいオンライン飲み会程度だろうと、新郎新婦のみで進行とカメラを固定して撮影を行いました。
しかし、ZOOMの共有機能で流した動画が途中で止まったり、テーブルラウンドの代わりに行ったZOOMの機能によるグループトークも、グダグダで時間が足りなくなってしまい、ご挨拶できなかったグループには、式後に別途連絡を取りました。
「ステキな演出だった」
「リモートでも素敵な時間を共有できてとても嬉しかった」
「ドレス姿とっても綺麗だったよ。会える日を楽しみにしてるね」
とありがたい言葉をいただき、幸せな時間を共有できたことを改めて感じられ、本当に嬉しかったです。
・大変だったこと
・ゲストには自宅でも一緒に乾杯したいと思い、乾杯酒セットを自分たちで品物をチョイスして梱包し、送料を抑えるべく、何度も郵便局へ持ち込みしたのは大変でした。
・私たちもゲストも事前にZOOM慣れをしたく、何度か配信日を設けて練習会を行いましたが、どんな操作ができるかも含めて、もう少し練習が必要だったかなと感じました。
・当日の通信機器の確保は大事だと感じました。通常のルーターではなく、配信向けに上りの速度も早い物にする必要があると思います。
・動画等のコンテンツ準備や、そのコンテンツが使おうとしている配信ツール上で再生できるかの確認など、全て自分たちで行う必要があります。
実際、私たちはZOOMで配信を予定してなかった動画を急遽配信することにしたのですが、動画ファイルが対応していないことに気づき、操作していた新郎が追い込まれ、新婦の私もその場を繋ぐ必要が出て、二人ともテンパっていました。
事前にプランナーさんとイレギュラーを想定してどちらが対応できるかも含めて相談すれば良かったかなと思いました。
・司会進行について。基本的な披露宴の進行をベースにオンラインの場合にはどう振り替えたらという考えで進行表を考えた方がいいと感じました。
また、新郎新婦が進行するのではなく、誰かが進行・タイムキーパーをしないと、あちこちに気を配るのは難しいと思いました。
いかがでしたでしょうか!
まだまだ続くコロナ禍の結婚式、来ることができなかったゲストにも楽しんでいただける工夫が光るエピソードでした♪
今後もリアルとオンラインを上手く取り入れてハピネスな結婚式をされてくださいね♡
AS-AG0001-211026-08