こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は結婚式の要と言っても過言ではない「司会者・MC」に関して。

式の流れや雰囲気から様々なことを想定し、進行をしていく司会者やMCの方々。絶妙に気を利かせてくれたり、当日のハプニングにも対応してくれたり頼もしい存在です。

今回はそんな司会進行にまつわるアドバイスの記事をお届けいたします♪

【実録!ブライダルアドバイザー石川の後悔】

今回、この内容を皆さまにお届けしたかった理由として、実際に私が結婚式で経験した後悔があったから。

同じような思いをする花嫁様が少しでも少なくなることを願い、実体験と司会進行の打ち合わせのアドバイスをお届けできたらと思っております。

結婚式の司会進行は、どのコンテンツよりもプロに段取りや組み立てをお願いする部分かと思います。

ついつい、「ここはきっとこうしてくれるだろう」「言わなくても一般的にこうだからわかってくれるよね」と思ってしまいがち(思いたい気持ちもとってもよくわかります!)ですが、ここが大きな落とし穴…。

司会者との打ち合わせもそう何回もあるものでもないので、何をどこまで伝えたら良いのか、打ち合わせのポイントをまとめましたので私の事例と共にお伝えしていきます。

【石川に起きた当日の出来事】

私がしっかりと確認しなかったことにより、撮りたかった写真が撮れませんでした。

撮れなかった写真は数えたら他にもあったかと思いますが、私にとっては絶対欲しかった1枚。

それだけの想いがあったのに、念入りに確認をせず、打ち合わせの際に口頭で伝えた内容で把握していただけていると思い込んでしまった私自身の落ち度に自己嫌悪の日々…。

そのシーンで一緒に動いてくれていたプランナーさんには理解できていた流れだったので、司会者の方だけが勘違いをしていた状態でした(泣)

※ドレスとブーケを作成してくれた友人。新郎新婦とこの2人と4人で一緒に並んだ写真が撮れるハズでした。

しかし、プレゼントを2人揃ってからではなく一人一人に渡して席に戻るアナウンスをされてしまい、それぞれとの写真のみとなりました。

【最大の後悔は自分自身…。】

この出来事に関して、最大の後悔は自分自身の確認不足です。

正直、「本当にわかってもらえたかな?」と思った瞬間がありました。

しかし「プロだし、高いお金払ってるし、メモも取っていたし、きっとわかってもらえただろう」と確認をせず当日を迎えてしまったのです。

司会者の方と連絡を取りたいとプランナーにお伝えすることもできた。

進行表に撮りたい写真の詳細まで記載しメモを渡すこともできた。

今思うと自分発信で確認やお願いできることはたくさんありました。

これだけ花嫁様に日々お伝えしてきたことが、結婚式という特別な1日への期待が勝り、ブライダルアドバイザーでさえも油断してしまうこと。

改めて結婚式の難しさも感じました。

【卒花さんの体験談】

今回、同じく司会進行に関して思うことのあった卒花さんにお話を伺うことができました。

伝えていた内容と、実際の当日の進行の相違、どのようにしたら認識の相違が防げるのか。

体験談と花嫁様へのアドバイスをお話いただきました。

@ny_wedding04

◼︎当日の状況と後悔のポイント

披露宴の新郎新婦紹介の際に、インタビューは少なめでとお願いしていましたが、当日は思っていたよりインタビューされる機会が多く、戸惑ってしまいました。

また、ブーケ紹介の際に、ウェディングドレスは母の手作り、カラードレスは姉の結婚式の際に使用したブーケだったのですが、逆の内容で紹介されていて、とても残念な気持ちになりました。

他にも司会者さんとの認識の相違がある場面があったので、少し後悔しています。

◼︎今後結婚式を控えるプレ花嫁様に向けてアドバイスをお願いします。

司会者さんとの打ち合わせの際は、事前に紹介してもらいたい内容を書き出して共有しておくと、打ち合わせがスムーズになり伝え漏れが無いと思いました。

更に打ち合わせ後に、打ち合わせした内容をまとめて共有した方が、認識の相違も無くなるかなと思います!

可能であれば事前に司会者さんのシナリオを見せてもらえるか、確認しても良かったかなと思います。

これから結婚式を迎えられる方は、悔いの無いように念入りに打ち合わせをしていただきたいです!

【これで後悔しない!打ち合わせ時に確認すべきポイント】

私の実体験と、卒花さんがお話してくれた内容に共通して言えることは「確認」。ただそれだけです。

プロに何度もお願いしたり、確認したりするのは気がひけるという花嫁様も多いかと思いますが、ここは遠慮せずに少しの不安でもひとつずつ解消していくことが後悔のない結婚式への近道です^^

<確認すべきポイント3つ!>

①不安や疑問があったら即座に確認!

自分以外の人が関わる出来事に「絶対」や「完璧」はありません!

不安な点は分刻みで進行表を確認し、プランナーさんや司会者さんと流れの確認を行いましょう。

② 打ち合わせ後でも連絡可能!

司会者さんとの打ち合わせ後に「あれってどうだっけ?」となることもありますよね。

後日であっても気になることはプランナーさんに相談し、司会者の方とコンタクトが取れる手段を伺いましょう。

③自分で当日のシュミレーションをする!(できればプランナーや司会者とも擦り合わせる)

「 入場〜乾杯、ここでプロフィール紹介、内容はこんな感じで話してもらう(NGポイントは伝えられているか確認!)」

など自分自身でも当日の流れの確認を行ってみましょう。

話してもらう内容に関して細かい指示がある場合には、卒花さんのアドバイスの通り、司会者さんの台本を一緒にチェックさせてもらうのも一つの手です。

プロにお願いしている手前、失礼かなと思うこともあるかと思いますが、伝えずに当日思ってもみないことを話されてしまったらそちらの方が後悔が大きいはず。

打ち合わせ当日までに、ご自身でひと通りイメージできている方の方が少なく、全てをその場でオーダーすることは難しいかと思いますので、打ち合わせ後の進行表の確認はしっかりと行い、プランナーさんを通して司会者の方に自分たちの意向がきちんと伝わるようチェックしていきましょう♪

【結婚式をする上で大切な事】

改めて、新郎新婦様に忘れないでいてほしいこと。

それは、結婚式は「プロに任せる」のではなく「プロと共につくる」ということ。

お金を払ってプロにお願いする。

日常生活においては普通のことですが、一生に一度と言われる結婚式で、更に自分たちには経験がない事柄となると誰かに頼り任せたくなるものですが、結婚式は新郎新婦自らが選択して開催するもの。

それは丸っと委託するのではなく、あくまでもおふたりが主体となって作っていく心構えが必要なのです。

何のために結婚式をするのか、どこでどんな1日を過ごしたいのか。

それを叶えるためには「人」「場所」「もの」等、自分たちにとって何が必要なのか。

たくさんの情報の中で選択ができる今の世の中ですが、流されることなくおふたりがおふたりの選択を迷いなくできるよう、ブライダルアドバイザーとして新郎新婦様に一番近い存在であり続けたい。

きっとその先に後悔のないハピネスな結婚式が待っています^^

一緒に結婚式を作り上げてくれるプロの皆さんへの気兼ねは不要です。

わからないこと、疑問や不安はあって当たり前。

それをサポートしていくのがプロの仕事です。

不明点や心配事はクリアにして、結婚式当日を迎えてくださいね^^

結婚式に関するご相談や、このコラムのブライダル保険に関するご相談、いつでもお待ちしております。

下記のインスタグラムのDMよりお気軽にご連絡くださいね♡

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)

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