こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は「サプライズの余興準備の仕方」についてお届けします。

近年結婚式の中で、新郎新婦間のサプライズ演出をする方が増えています。また、ゲストが行う余興に関してもサプライズで準備される方がいらっしゃいますよね!

『サプライズ』となると、準備の仕方や会場とのやりとりに関して、どのように進めたら良いのか分からないといったご質問をいただきます。そのため、今回は新郎新婦間のサプライズと、ゲストがサプライズで余興を行う際のダンドリをまとめてお伝えしたいと思います。

【まず誰に何を伝えたらいいの?】

結婚式で何かサプライズをする場合には、まず会場とやり取りをしなければなりません。

新郎新婦間でのサプライズ余興であれば、担当のプランナーとそれぞれ個別で連絡をとりながら進めていくと良いでしょう。

新郎新婦から余興をやって欲しいと頼まれたり、新郎新婦に内容は秘密で余興を行いたい場合には、お二人の担当プランナーを紹介してもらっておくとスムーズです。

結婚式は進行のスケジュールが分刻みで組まれているため、新郎新婦や会場側に何も伝えずに余興をやることは絶対にNGです。しっかりと事前に余興がやりたい旨を相談した上で、プランナーに当日の進行を調整してもらいながら準備を進めるようにしましょう。

【余興を頼まれた時の注意点】

新郎新婦から余興をお願いされるタイミングとしては、だいたい招待状が届く時期の、結婚式2ヶ月前くらいが多いですが、最近では準備時間を配慮して3〜4ヶ月前くらいに声を掛けている様子も見受けられます。

今回は、余興内容に関して新郎新婦からの指定がなく、内容はサプライズでお任せしたい!とお願いされた場合の注意点をお伝えします。

内容を一任されたからといって、幹事側が好き勝手やっていいかというとそうではありません。あくまでも「新郎新婦のために行う」ということを忘れずに考えていくことが大切です。

久々に会う友人などと再会すると、つい内輪ネタで盛り上がってしまうケースも少なくないため、以下の注意点を確認しながら会場みんなが盛り上がれる内容を考えていきましょう!

<新郎新婦に事前に確認すること>

・余興に使える時間がどのくらいあるのか

・会場のスペースはどのくらい使えるのか

・「こういうのは避けてほしい」など二人の希望があるか

・余興に必要な物(映像関係であればプロジェクターなど)があるか

この他にも、不明点などがあればその都度新郎新婦に確認をしたり、会場側と相談しながら準備をしてくと良いでしょう。

また、映像関係は音声の確認や、著作権の兼ね合いで流せる曲に限りがある場合もあるので、プランナーによく確認をしながら進めることをおすすめします。

なお、費用面に関しても経費の負担をどうするのかは明確にしておくことも大切です。

新郎新婦側が負担するケースも増えておりますが、ゲストから費用はこちらで負担すると申し出があった場合には、通常のお礼よりも少しお気持ちを乗せてお礼のプレゼントをすると、お互いに気持ちよく余興を結べるかと思います。

【新郎新婦でサプライズをする場合】

新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、新郎新婦からゲストへ等、新郎新婦側から何かサプライズをする場合は、上記にも記載した通り、プランナーと連絡を取り合いながら進めて行きましょう。

新郎新婦間でのサプライズの場合、既にお住まいが一緒であれば、相手にバレないように準備するのは大変かと思います。カフェで作業をしたり、お近くであればご実家で準備される方もいるようです。

今回、新郎新婦でゲストに向けて余興をされた卒花さんにインタビューさせていただきました♪

少し心残りもあるようなので対策も含め見ていきましょう!

◼︎どのような余興をしたのですか?

友人などには頼まず、新郎新婦のみで余興をしました。

ちびっこゲストが多かったので、楽しんでもらえるようにジャンボリミッキーを踊りました。

◼︎どのくらいの期間を使って準備しましたか?

余興にかけた期間は1週間です。

新郎がダンスを覚えるのが苦手だったのでGW期間を使って、YouTubeを使ってダンスの練習をしました。

◼︎会場やプランナーさんとのやり取りはどうでしたか?

司会者さんとの打ち合わせを省いていたため、余興の曲を◯秒までと指定しただけだったのでブチッと音楽を切られちゃったので、そこが心残りです。

とっても楽しそうな新郎新婦の余興ですよね!

ご新郎様は苦手なダンスを頑張って覚えたのにもかかわらず、終わりが少し残念だったとのこと…。

この場合は、やはり司会者の方と終わりのタイミングについて、しっかりと話し合っておくことが大切でしたね。

何分と時間が決まっている場合はそれに合わせて音楽を作っていったり、時間になったらフェードアウトするように少しずつ音楽を小さくしていってもらうなど、ナチュラルに終われるようなご相談ができると良かったのかなと思います。

【まとめ】

新郎新婦側の余興も、ゲストが行う余興も、サプライズには事前の準備と確認がとっても大事!

会場やプランナーとのやり取りはこまめに、必要であれば会場にリハーサルに行かせてもらうなどしっかりと準備していくことをおすすめします。

「サプライズ」はする方もされる方もワクワクドキドキするものなので、全員がハピネスな時間を過ごせるよう、事前の準備は万端に整えて臨んでくださいね♡

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)