こんにちは!
ウエディングプランナーとして、10年以上に渡り約1000組の結婚式をお手伝いしてきた茂木です♪
今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。
今回は「マタニティウェディングで気をつけること」についてご紹介します。
マタニティウェディングのオススメの時期は?
結婚と妊娠と、おめでたいことがダブルでやってくるマタニティウェディング。
安心して当日を迎えるには、結婚式を挙げる時期が大切なポイントになります!
マタニティウェディングに最適なのは、「安定期(妊娠中期)」と呼ばれる5ヶ月目~7ヶ月目までのあいだ。
妊娠してから出産予定日までには10ヶ月ありますが、そのうち妊娠初期は流産の可能性が高いといわれているので、なるべくなら避けた方が安心です。
妊娠5~7ヵ月頃には、つわりが落ち着いて体調が安定してくるので、ウェディングにオススメのタイミングになります。
なかでも、妊娠5ヵ月頃だと、まだお腹が目立たない人も多いので、着られるウエディングドレスの選択肢が広く、好きなドレスを見つけやすいのは嬉しいですよね^^
お腹が大きくなる前に式を挙げたい人は、妊娠5ヵ月頃が良いかもしれません。
また、妊娠後期になると、お腹が目立ってくるのでドレスが選びにくかったり、トイレが近くなったりなど、結婚式をするには身体への負担が大きくなります。
とくに、臨月はなにがあるか予想がつかないので、よほどの事情がない限りは避けるのがオススメ。
とはいえ体調は人それぞれで、双子を妊娠した場合など管理入院が必要なケースもありますので、担当の産婦人科医とよく相談しながらスケジュールを立てるようにすると安心です♪
マタニティウェディングは準備期間2〜3ヶ月程度での挙式も可能!
「花嫁の体調が良いうちに挙式したい」と考えるカップルは少なくありません。
マタニティウエディングに対応している結婚式場なら、妊婦さんの体調を考慮しつつ、通常の結婚式より短期間で式を挙げられる場合があります。
とくに、「日取りを選ばない」「大安吉日を気にしない」などであれば、式場予約が取りやすく、なかには約1ヵ月程度でウェディングを開催できることも。
ただし、ゲストへ招待状を発送したり、衣装や料理を選んだり、結婚式の準備の流れは一般的な式とほぼ同じなので、少なくとも2~3ヶ月は準備期間ができるよう進めていくのがオススメです^^
▼マタニティウェディングの準備スケジュール例
▪️約2〜3ヵ月前:結婚式場探し&結婚式場決定
▪️約2〜1ヵ月前:ドレス選び、招待状発送、メニュー選びなどの打ち合わせ
▪️約2週間前:ヘアメイクリハーサル、引き出物やゲストの最終人数決定など、最終打ち合わせ
マタニティプランもうまく活用して♪
マタニティウエディングを考えているなら、やはりマタニティウエディングプランのある結婚式場がオススメ♪
先述したように、一般的な結婚式よりも短期間での準備・挙式が可能になるだけではなく、妊婦さんへの細やかな配慮をしてもらえるのも嬉しいポイント。
例えば、ドレスのサイズが変わってもスムーズに対応してくれたり、当日の進行や料理などを妊婦さんに合わせてくれたりなど、マタニティウエディングのカップルが安心して挙式できるよう、スタッフが柔軟に対応してくれるので安心です^^
さらに、結婚式まで近い日取りでの予約であれば、料理やドレスの料金がお得になる特別プランを用意している結婚式場も。
結婚式だけではなく、今後の生活も考えてお得に結婚式が挙げられるのは嬉しいポイントですよね♪
ウェディング当日の注意点
【1】余裕を持ったスケジュールにする
【2】体に負担のかかる演出は避ける
【3】ドレスはローヒールを前提に選ぶ
【4】できれば結婚式場近くのホテルに宿泊してゆっくり当日を迎える
【5】抵抗力の落ちている新婦のために、感染症対策はしっかり行う
【1】余裕を持ったスケジュールにする
結婚式当日のスケジュールを立てるときは、休憩時間をこまめに用意するなどして、余裕をもたせた時間配分にするのがオススメ!
当日、スケジュールが押して焦ったり無理をしたりすると、おなかの赤ちゃんに影響する可能性も。
安定期であっても、十分注意が必要です!
また、つわりなどもしものときに備えて、体調が悪くなった時はすぐにスタッフへ知らせられるよう、事前に合図などを決めておくのもオススメ。
ゲストに心配をかけずに対応してもらえるので安心です^^
【2】体に負担のかかる演出は避ける
体を締め付けるドレスを長時間着たり、強い照明に長時間照らされたりしていると、妊婦ではない花嫁でも具合が悪くなる場合があります。
そのため、今は大丈夫だと思っても、当日になって体調変化が起こる可能性があると想定しておくのがオススメ!
とくに、体を動かす演出はできるだけ避けておくと安心です^^
【3】ドレスはローヒールを前提に選ぶ
ウエディングドレスを選ぶときは、ローヒールを履いておくのがオススメ!
ドレスは基本的に丈が長めで、花嫁さんは高いヒールでバランスを取るのが一般的です。
しかし、妊婦さんなら転びやすい高いヒールは避けたいもの。
ハイヒール必須のドレスは、最初に候補から外してもらうと安心です^^
また、挙式までに数ヵ月ある場合は、当日までによりお腹が大きくなることが予想されます。
そのため、ドレスを着た時に裾が上がりやすく、丈の長さが変わる可能性も。
結婚式当日にドレスの丈がちょうど良い位置になるよう、ヒールの高さと裾の長さを調整してもらえると安心です♪
【4】できれば結婚式場近くのホテルに宿泊してゆっくり当日を迎える
午前中の開催など、早い時間の結婚式なら妊娠中の花嫁が結婚式当日に早起きしなくて済むよう、結婚式場近くのホテルに部屋を取っておくのがオススメ!
また、結婚式のスタートが午後なら、結婚式当日にホテルを予約し、結婚式後の疲れた体をすぐに癒せるようにしておくと安心です^ ^
「この時期、宿泊はちょっと…」という場合は、移動用にタクシーを利用するなどの配慮があると良いですよね♪
【5】抵抗力の落ちている新婦のために、感染症対策はしっかり行う
妊娠中はホルモンバランスの変化もあり、抵抗力が落ちてしまいます。
そのため、感染症リスクを回避するためにも、入念な感染症対策をしておくのがオススメ!
ゲストが安心して参列できるのも、嬉しいポイントですよね♪
最後に
今回は、「マタニティウェディングで気をつけること」についてご紹介しました。
マタニティウェディングにオススメの時期である安定期中でも、必ず担当の産婦人科医に結婚式をしてもいいのか相談してから判断すると安心です^^
また、結婚式をすると決めた後でも、体調に変化があれば延期・キャンセルをしなければならないこともあります。
マタニティウェディングをお考えのカップルは、もしもの時に備えてブライダル保険(結婚式総合保険)に加入するのもいいかもしれないですね!
ご加入にあたってはパンフレット、重要事項説明書等にてご契約内容をご確認下さい。