こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回はwithコロナ時代の新たな選択肢として増えてきている「フォトウェディングについて」お届けします。

新型コロナウィルスの感染拡大により、結婚式ができる状況にないと判断した新郎新婦様は、結婚式を延期し先にお写真だけ残すという選択や、お二人でのフォトウェディングに切り替えて、みなさんが安心してお越しいただける状況になるまで結婚式の検討を見送る方もいらっしゃいます。

フォトウェディングって何?

最近耳にする機会も増えた「フォトウェディング」ですが、前撮りとは違うの?そもそもどんなもの?というご質問も多いです。

撮影に大きな違いはありませんが、結婚式を行うかそうでないかの違いにより名称が異なります。

簡単にフォトウェディングと前撮りの違いをご説明いたします♪

・フォトウェディング

挙式の予定とは関係なく、結婚記念の写真撮影そのものを結婚式・セレモニーとすること。

結婚式と比べ、事前にたくさんの準備をする手間もなく、費用も節約できるので、新生活やハネムーンなど他のことに費用をあてられるのもメリットの一つ。

最近では撮影の中で一緒に挙式も行えるプランをご用意しているところもあります。

・前撮り

結婚式をすることが前提で、結婚式に先立ってドレスや着物で記念撮影すること。

挙式とは別の日にゆっくりと撮影ができるため、残したいショットをリラックスして撮影ができるのがメリット。

結婚式当日の衣装とは別のものを着られるので、当日はドレスだけど撮影は和装でなどの楽しみ方も。

前撮りや後撮り(結婚式後の撮影)のお写真を結婚式のアイテムや年賀状などに使用する方も。

【どのくらいの人が行っているの?】

実際にフォトウェディングはどのくらいの方が実施されているのでしょうか。

今回もアンケートを取り、フォトウェディングの実態を調べてみました。

<結婚式からフォトウェディングに切り替えた方>

・YES・・・17%

・NO・・・83%

(アンケートにお答えの24名の方の回答)

<フォトウェディングの検討について>

・結婚式を延期して先にフォト・・・8名

・結婚式中止でフォトのみに・・・3名

・元々フォトのみの予定・・・1名

・その他・・・3名

※「すぐに結婚式が無理そうなので(金銭的にも)フォトウェディングにしました」等のご回答

<フォトウェディングの内容は?>

・フォトのみ・・・7名

・フォト+挙式・・・6名

(アンケートにお答えの13名の方の回答)

当初の通り、結婚式を行った方の方が多いという結果でしたが、このコロナ禍で感染者数の増加やタイミングによりお写真だけに切り替えた方も一定数いることがわかりました。

結婚式を予定通り行えることが最善ですが、先にお二人だけでフォトウェディングを行い、その後状況を見ながら結婚式をされる方々もいらっしゃいます。

頑張って準備してきた結婚式の延期や中止は新郎新婦にとって本当に辛く悲しいものです。

ドレスやタキシード、和装を着て撮影をするということだけでも結婚式までのモチベーションが保てたり、コロナ禍でもワクワクした気持ちになれることもフォトウェディングの特徴かと思います。

【フォトウェディングを行った花嫁様の体験談】

上記のアンケート結果をもとに、それぞれどのような状況でフォトウェディングを行ったのか花嫁様にインタビューさせていただきました。

結婚式はやる予定だけれど、いつできるかわからないため先にお写真を撮った方の体験談も。

今後もまだまだ需要が高まりそうなフォトウェディング、皆様の素敵なお写真とともにお届けします♪

結婚式を延期して先にフォトを撮った方

@ymizuuuun

◼︎結婚式前にフォトウェディングを行った理由

結婚式はコロナで延期になってしまいましたが、式で使用する写真のことを考えて、また、式ではウェディングドレスとカラードレスの2つ着る予定だったので、和装も着たいと思い、あまりコロナ禍だからを意識せず自然な流れで先にフォトを撮りました。

場所は、当初地元で新しく出来たスタジオということでSMSで見つけ見学に行き、とても綺麗な場所で私達のイメージと合っていたので決めました!今では、そのスタジオは色々な場所で取り上げられ、人気のスタジオになっています😊🙌

結婚式中止でフォトのみにされた方

花嫁様①

◼︎結婚式を中止された経緯

2020年12月にに入籍したため、コロナ禍で周りの友人が何度も延期をしていたのを知り、式の見通しが立てられなかったこと。

そして、せっかく結婚式をするならたくさん来て欲しい方がいたので、呼べなくて悔いが残るなら今はしないほうがいいと思ったからです。

◼︎結婚式ではなくフォトウェディングにされた理由

元々結婚式場で働くくらい結婚式に憧れがあったので、せめて写真だけでも素敵なものと夫婦の思い出として残しておきたい!という気持ちがありフォトウエディングにしました。

花嫁様②

◼︎結婚式を中止された経緯

職場婚だったので、招待客の半分が職場の上司、同僚を予定していました。

コロナ対策の関係で、招待人数を大幅に減らさないといけないor2部制にしないと予定していた人数を呼べなくなると言われてしまいました。

延期も考えましたが、もし、自分たちの式でクラスターが発生したら後悔しか残らない、責任取れない、対策したとしてもみんな快く来てくれるの?など、想像したらとても出来ない、と思い中止することにしました。

◼︎結婚式ではなくフォトウェディングにされた理由

結婚式はいつ安心してできるようになるか分からない状況で、コロナ関係のニュースを見るたびに憂鬱になり、早く妊活やマイホーム購入に移りたかったので、結婚式の予定が決まらないのが嫌だったのでフォトウェディングにしました。

結婚式をしない分、家族にも一部参加してもらって家族写真も撮れました。

後日、アルバムを渡すときに父母に手紙を渡し、感謝の気持ちを伝えることができ、満足しています。

〜元々フォトのみの予定の方〜

@yuika

◼︎結婚式ではなくフォトウェディングにされた理由

コロナ禍というのもありましたが、それ以前に結婚式の見学なども全くしておらず、入籍してから1年が経っておりました。

私の母より結婚式はすぐ出来なくてもフォトウェディングだけでもしておいた方が絶対いいよ!と勧められ、写真だけでも先に残しておこうとなりました!

◼︎フォトウェディングを検討されている花嫁様に向けてのメッセージ

結婚式は金銭的にも時間的にも大変ですし、すぐに出来るものではないのでいまの状態で写真だけでも残しておくと思い出にもなりとってもいいと思いました!

母親に勧められ結果とてもいい思い出になりました!

フォトウェディングは気軽に出来るのでおすすめです!

花嫁様③

◼︎結婚式ではなくフォトウェディングにされた理由

入籍して、結婚式をしたい!と思っていましたが、、親族や友人に医療従事者が多い事、遠方から友人を呼びたいという気持ちがあり、結婚式を挙げるタイミングがわからなくなっていました。

そんな時に、2人で記念写真だけでも早く撮りたいね!という話になり、フォトウェディングの事をInstagramで知り、式場に連絡をして、フォトウェディングを行う事を決めました。

◼︎フォトウェディングを検討されている花嫁様に向けてのメッセージ

衣装合わせ、カメラマンさんとの打ち合わせなど、事前の打ち合わせ時間も確保してあり、当日は、とても楽しい時間になりました。

事前に撮りたいポーズや撮影場所なども話しており、式場の方々やカメラマンさんにも私達夫婦の好みを分かって下さり、とても素敵な空間を作って下さいました。

打ち合わせをしていく上で、やっぱり結婚式をしたい!という気持ちが強くなり2022年の冬に結婚式を行う予定です★

フォトウェディングという言葉もまだまだ知られていないかもしれません。

コロナ禍の影響で、まだまだ結婚式が挙げにくいという方もいらっしゃると思います。

是非フォトウェディング検討してみて下さい!

花嫁様④

◼︎結婚式ではなくフォトウェディングにされた理由と当日のご感想

コロナ禍なので人を呼んでの挙式は避けたい、だけどウェディングドレスは着たい!さらに、せっかく自然豊かな地域で暮らしているのでそれを活かした写真を撮ってもらいたい!ということで、お花畑や海、丘などに行くことにしました。

自分達らしく遊び心のある写真にしたくて、何枚かの写真を組み合わせて1枚の作品になるように撮ってもらった写真がお気に入りです!

一眼レフを持参したり、流木に座ったり、撮影そのものをとても楽しむことができました。

いかがでしたでしょうか♪

結婚式の形は様々。

素敵なお写真を残して、ハピネスな結婚式に向けて少しでも前に進める花嫁様が増えますように♡

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)