こんにちは!
ウエディングプランナーとして、10年以上に渡り約1000組の結婚式をお手伝いしてきた茂木です♪
今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。
今回は「オススメの中座演出」について。
中座とは?
中座とは、お色直しをする新郎新婦が一時的に会場から退場することをいいます。
以前は、新郎新婦がふたり一緒に中座することが多かったようですが、最近は新郎新婦別々に中座するケースが増えています!
そのため、中座をする際には新郎新婦それぞれ誰かエスコート役をつけることが多く、ゲストの中からエスコート役を指名するのが定番になっています^^
そこで今回は、先輩カップルは誰にエスコート役をお願いしているのか、中座演出についてご紹介していきたいと思います♪
中座の回数と時間
まずは、中座の基本情報から。
中座は、お色直しのために退場することを目的としていることが多いため、基本的にはお色直しの回数と中座の回数が同じであることが多く、1回だけ行うというケースが最も多いです。
ただし中座の回数に制限はないため、お色直しを複数回行う場合など、演出の都合で中座が必要な場合には、2回以上行われることもあります。
ですが、中座を行っている時間は、披露宴会場に新郎新婦が不在となるため、新郎新婦不在の時間が長くなり過ぎないよう配慮が必要!
お色直しで中座してから再入場するまでにかかる時間は、洋装へのお色直しだと15~20分、和装へのお色直しだと20~30分ほど。
ヘアスタイルを変えるかどうか、写真撮影をするかどうかによっても、再入場までにかかる時間は変わります。
一般的に2時間半の披露宴の中で、20分も中座するのはもったいない!と考え、お色直しをせず中座をしないカップルもいますが、実は中座は、衣裳を着ている新婦がお手洗いに行ける貴重なタイミングでもあります。
お色直しを行わない場合であっても、あえてヘアスタイルや小物のチェンジを行い、一度は中座の時間を確保することがオススメです^^
エスコート役は誰にお願いする?
披露宴前半のクライマックスともいえる中座のシーン♪
先輩カップルたちは、誰に中座のエスコート役をお願いしたのでしょうか?
実例と共に、アイデアをご紹介します^^
【1】母親
【2】父親
【3】兄弟・姉妹
【4】祖父母
【5】友人
【1】母親
自分のことを育て、見守ってくれた感謝の気持ちを伝えたいと、エスコート役に選ばれることが多いお母さま。
大人になると、子どもの頃のように手をつないで一緒に歩く機会はなかなかないので、久しぶりにお母さまと手を繋いで、「いつぶりだろう」と家族の思い出を振り返るのも結婚式ならではの温かい時間ですよね^^
【2】父親
新婦の場合、挙式でエスコートをお願いした自分のお父さまではなく、「これからよろしくお願いします」という気持ちを込めて、新郎のお父さまを中座の相手に選ぶことも。
新郎側の家族に娘がいない場合には、まるで自分の娘とバージンロードを歩いているかのような雰囲気を楽しんでもらえます♪
新郎の場合は、お父さまとの男同士の絆を感じられるシーンに。
普段は恥ずかしさから感謝の気持ちを伝えることはなかったとしても、中座をきっかけにお父さまへの思いを伝えられたら良いですよね^^
【3】兄弟・姉妹
中座のエスコート役に兄弟・姉妹を選ぶのもおすすめ!
仲の良さにゲストもほっこりし、会場全体が温かい雰囲気に包まれます^^
中座のエスコート役は1人でなければならないというルールはありませんので、兄2人と両腕で腕を組んだり、3人姉妹など人数が多い場合は、全員で手を繋ぎながら中座をするのも素敵ですよね♪
【4】祖父母
小さい頃から見守ってくれたことへの感謝を込めて、おじいさまやおばあさまをエスコート役に選ぶ人も多いです。
立派に成長したお孫さんと中座するシーンは、おじいさま・おばあさまにとっても嬉しいひとときですよね^^
会場も温かな雰囲気に包まれるはずです♪
【5】友人
「感動」よりも「明るい」雰囲気で中座したいと考えているカップルは、大切な友人に中座のエスコートをお願いするのもオススメ!
周りにいる友人も一緒になって中座のシーンを盛り上げてくれるので、自然と会場の雰囲気が明るく楽しい雰囲気になります^^
最後に
結婚式でお色直しなどを行うためにする中座。
中座をする際は、誰にエスコートしてもらうのか、どんなBGMを流したいのかなどを考えながら、感謝の想いを伝える素敵なひとときにできたら素敵ですよね♪
また、中座の間にどんな演出をすればゲストが楽しめるか、リラックスしてもらえるかを考えることも大切です。
自分達らしい中座を考え、新郎新婦・ゲストともに思い出に残る披露宴を過ごしてくださいね^^