こんにちは!

ウエディングプランナーとして、10年以上に渡り約1000組の結婚式をお手伝いしてきた茂木です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は「新郎から新婦へのサプライズ演出」について。

何かサプライズ演出をしたいけど…

「結婚式で何かサプライズ演出をして、新婦を喜ばせたいけど、何をしたらいいんだろう」とお悩みの新郎も多いのでは?

仕事が忙しくて、準備する時間はあまり取れなかったり、

みんなの前で何かするのはちょっと照れくさかったり、

今回はそんな新郎の悩みを解決する、オススメの「新婦へのサプライズ演出」についてご紹介していきます^^

オススメ♪新婦へのサプライズ演出3選!

【1】定番だけどやっぱり嬉しい!「手紙」

【2】カタチとして残せる!「プレゼント」

【3】女性なら誰もが憧れる!「花束•プロポーズ」

【1】定番だけどやっぱり嬉しい!「手紙」

最初にご紹介するサプライズ演出は「手紙」です。

SNSやメールでのやり取りが主流になっている今、手紙を書いたり、貰ったりという機会はほとんど無いのではないでしょうか。

特に、男性が手紙を書いたり、書いた手紙を読んだりということは、珍しいのではないでしょうか。

だからこそ、「新郎から新婦への想いを綴った手紙」というのは、とても新鮮ですし、特別感も感じてもらえる嬉しいサプライズになるんです!

普段はなかなか口には出せない素直な気持ちを、手紙にはストレートに表現してみてくださいね♪

「ゲストの前で、手紙を読むのは照れくさいな」という新郎には、ファーストミートのシーンに手紙を用意しておくのがオススメ!

「ファーストミート」とは、結婚式の当日、身支度を済ませた新郎と新婦が初めてお互いの晴れ姿を見せ合うセレモニーのこと。

当日初めて見る、お互いのドレス・タキシード姿に喜びと感動溢れる瞬間ですが、そこに新郎から新婦への手紙をサプライズで用意すれば、より一層心温まるシーンになりますよね^^

また、手紙は結婚式の後も大切に保管ができるということもオススメのポイント。

記念日や、喧嘩をしてしまったときなどに、結婚式当日の気持ちを思い出す、良いきっかけにもなってくれるはず。

ぜひ、新婦への思いを手紙に込めて届けてみてくださいね♪

【2】カタチとして残せる!「プレゼント」

続いてのサプライズ演出アイデアは「プレゼント」です。

結婚式のサプライズとしてするプレゼントであれば、結婚式当日に使えるものをプレゼントするのがオススメ!

例えば、新婦が憧れていたパンプスを、結婚式当日の朝、ブライズルームでプレゼントしてそのまま履いてもらったり、

ヘッドパーツやイヤリングなどのアクセサリーを披露宴中にプレゼントして、お色直しや二次会で身に付けてもらったり、

カタチとして残せるプレゼントだからこそ、結婚式の思い出のシーンと共に残せるものを選ぶのも素敵ですよね^^

【3】女性なら誰もが憧れる!「花束•プロポーズ」

最後にご紹介するのが「花束・プロポーズ」です。

女性なら誰もが憧れる花束のプレゼント。

特に、バラの花束はプロポーズの定番でもありますよね。

最近では、プロポーズはないまま結婚を迎えるカップルも多くいると言われています。

「ちゃんとプロポーズできていなかったな…」と心残りのある新郎は、結婚式で改めて花束と共にプロポーズするのもオススメです^^

ちなみに、渡すバラの本数や色にも意味があるのはご存知でしたか?

▪️バラの本数に込められた意味

1本:一目ぼれ あなただけ

2本:この世界は私とあなたの2人だけ

3本:愛しています 告白

4本:死ぬまで愛は変わらない 愛は不変

5本:あなたに出会えてとても嬉しい

6本:お互いを敬い、愛し合いましょう

7本:ひそかな愛 片思い

8本:励まし、思いやりに感謝します

9本:いつも一緒に

10本:あなたはすべて完璧です

さらに、10本以上のバラの場合、以下のような意味があります。

11本:最愛

12本:愛が日増しに募る 私と付き合ってください

13本:友情は永遠 誇りに思う

14本:あなたが誇らしい 誇りに思います

15本:ごめんなさい すまなく思う

16本:落ち着かない愛 不安な愛

17本:絶望的な愛 回復不能な愛

18本:誠実 誠意ある告白

19本:我慢と期待

20本:私のひとひらの愛 まごころの愛

21本:あなただけのために尽くします 真実の愛

22本:幸運をお祈りします

25本:あなたの幸せを祈っています

30本:ご縁を信じています

36本:ロマンチック

40本:真実の愛 変わらぬ愛

50本:偶然の出会い 永遠

99本:永遠の愛 ずっと一緒 ずっと好きだった

100本:100パーセントの愛

101本:これ以上ないほど愛しています 最愛

108本:結婚してください 求婚

365本:毎日君を想う 毎日あなたが恋しい

999本:何度生まれ変わっても貴女を愛する

▪️バラの色によって変わる花言葉

赤いバラ:あなたを愛しています 愛情

黄色いバラ:友情 嫉妬 平和

白いバラ:純潔 わたしはあなたにふさわしい

青いバラ:不可能 奇跡 神の祝福 夢かなう

オレンジのバラ:無邪気 健やか 愛嬌 絆

ピンクのバラ:しとやか 上品 かわいい人

紫のバラ:誇り 気品 尊厳

黒いバラ:永遠の愛 決して滅びることのない愛 憎しみ

緑のバラ:希望を持ち得る 穏やかさ

参考: https://www.hakoneflorist.shop/f/column/category/rose

贈る本数や色によっては少しネガティブな意味もあるので注意が必要ですが、新婦への伝えたい気持ちをバラに込めてプレゼントするのも素敵ですよね^^

実際にあったサプライズ演出エピソード

【1】秘密で特訓!ピアノ演奏のプレゼント

小学校•中学校と同級生だったおふたり。

打ち合わせの中で当時のエピソードを伺うと、学校行事のときに、ピアノを演奏する新郎の姿に、新婦が惹かれたことがお付き合いのきっかけだったこと知りました。

結婚式当日、新婦へ何かサプライズをしたいと考えていた新郎は、思い出のピアノを演奏することを決意!

実家を離れてから10年以上まともにピアノには触れていないという新郎でしたが、結婚式での演奏に向けて秘密の特訓を開始しました。

その成果もあり、当日のピアノ演奏は大成功!

思いがけないサプライズと、思わず当時の気持ちを思い出した、新婦の嬉しそうな笑顔が印象的でした^^

【2】生まれてくるお子さまに向けて!誓いのプレゼント

お子さまのご懐妊がわかり、急ピッチで結婚式の準備を進めていたおふたり。

あるとき新郎から「実はまだちゃんとプロポーズできていないんです。」と相談を受けました。

結婚式の中で改めて、「プロポーズと父親になる誓いを新婦に伝えたい」と仰る新郎。

残りわずかな結婚式までの日にちの中で、最大限に新郎の気持ちを伝える方法を一緒に考えていきました。

そして、結婚式当日。

新郎から新婦へあるプレゼントがサプライズで贈られました。

それは、お子さまの出産予定月の誕生石があしらわれた「ベビーリングのネックレス」。

プロポーズの言葉と共に贈られた、新郎の決意のプレゼントに、思わず目を潤ませる新婦の表情は今でも鮮明に覚えています。

最後に

今回は、新郎から新婦へのサプライズ演出についてご紹介しました。

普段はなかなか言葉にできない新婦への思いを「サプライズ演出」を通して伝えてみてはいかがでしょうか^^