こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪
今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!
今回のテーマは「結婚だって「推し」と共に♡『推し活ウェディング』って知ってる?」です。
近年、よく耳にするようになった「推し活」という言葉。皆さんも一度は聞いたことがあるのでは。
今回は『好きでたまらないもの』『全力で応援しているもの』である「推し」と共に迎える様々なウェディングのカタチをご紹介したいと思います!
参考になれば幸いです♩
「推し活ウェディング」とは?
「推し活ウェディング」とは、お気に入りのアイドルやキャラクターなどの「推し」を愛でたり応援したりする活動のことを指す『推し活』を、『結婚』に関わる様々なイベントと掛け合わせることを言います。
年々多様化していくウェディングスタイル。その中で「こうでなければならない」という概念はもはや無くなりつつあり、従来結婚とは直接的な関連が無いように感じるものも、イイネ!と感じたら取り入れてしまおう!というのが最近のスタイル。そこで人気になってきたのが「推し活ウェディング」というわけです。
普段愛してやまないものや熱を注いでいるものを、人生の一大イベントである「結婚」とコラボさせることができたら・・ この上なくハッピーで自分たちらしさ満点の記念になりますよね♡
あなたは何する?推しと楽しむウェディングアイデア7選!
どのような形で「推し」とのウェディングを叶えるか、悩みどころですよね。
今回は、実際に推し活ウェディングを叶えられたカップルさんの事例も交えながら、らしさ溢れるアイデアの数々をご紹介したいと思います!
可愛らしいコーディネートや、見ているだけで思わず笑顔になるユニークなアイデアなど・・
「推し」とのウェディングを検討中の方は必見ですよ♡
♥結婚報告写真に推しを忍ばせて・・
近年、InstagramなどSNSで結婚報告の写真を投稿する方は多いですよね。
入籍報告の写真や指輪の写真・・ 大好きな「推し」がいるのなら、そんな記念写真にも是非登場させてみて。
おふたりらしさ抜群のステキな一枚になるはず♡
♥推しの「ちびぬい」が可愛らしくゲストをお出迎え
「ちびぬい」とは、タレントさんなどをモチーフに作られた小さなぬいぐるみのこと。
@wd_hrchan さまの様にペンライトと共に用意してドレス色当てクイズなどの演出に使用するのもナイスアイデアですよね!
並べるだけで、推しと一緒に過ごしているような気持ちに・・♩
思わずカメラを向けたくなる可愛らしいコーディネートにしたい方にもおすすめですよ。
♥推しとのウェディングは好きが溢れる「前撮り」から始めよう
推しとのウェディングをしっかりとカタチに残したければ、まずは前撮りがおススメ!
「どんな構図で撮ろうかな・・」「全体のコーディネートも好きなキャラクターに合わせちゃう?♩」そんな風に考える時間も楽しい思い出になること間違いなしですね。
おふたりが表現したい世界観を自由に盛り込んで唯一無二のウェディングフォトにしましょう♡
♥推しの楽曲を結婚式のBGMにふんだんに織り込んで
推しへの愛は五感で楽しむ!BGMを推しの楽曲でまとめるのもよし、入場シーンやファーストバイトなど注目を浴びる演出で使用するのもよし。
選曲はお祝いの場にふさわしい明るいものをチョイスするようにしましょう!
♥好きなキャラクターをイメージした衣装でとことん世界観に浸る
好きなアニメやゲームなどのキャラクターをイメージした衣装を自ら着て過ごすウェディングは、この上なく世界観に浸ることができますよね。
普段から推していることを知っているゲストからは、思わず歓声が上がるかも。
フォトタイムもより一層盛り上がるでしょう。
♥会場を「推しカラー」で統一
会場を推しの「イメージカラー」で染めるというアイデア!
披露宴会場は装花やテーブルコーディネートなどのカラーリング次第でガラリと雰囲気を変えることができます。
会場全体を染めるにはちょっと・・という色味の場合には、手元のブーケやネイル、ウェルカムドリンク、カラードレスなどでさりげなくアピールするというのも人気ですよ!
♥自作ムービーをパロディ風に仕上げる
披露宴で流すムービーを、推しの作品やミュージックビデオなどを模したパロディ風に仕上げるというのもユニーク!
前もって作成する分とことんこだわりを詰め込めるので、一生モノの思い出作品になりますね。
ゲストも一緒になって楽しむことができる演出になるでしょう。
推し活ウェディングの注意点はある?
見ているだけでも楽しい推し活ウェディングですが、いくつか注意すべき点も。
解説したいと思います。
■お気に入りの「グッズ」は取り扱いに注意して
手作りの推しアイテムや、限定グッズなど、推し活アイテムを当日飾り付けたいと考える方は多いですよね。
大切な推し活アイテムを持ち込んで使用する場合には、取り扱いに注意が必要です。
飾り付けを担ってくれる式場スタッフやゲストの手に触れる可能性も考えて「非常に繊細で壊れやすいもの」「替えのきかないもの」「高価なもの」などは使用を控えておいて方が無難かもしれません。
■推しを全面に出すなら「パートナーの理解」を得てから
結婚式や前撮りなどで推しの存在を全面に出したいと考える場合には、旦那さまや奥さまの理解を得てからにしましょう。
ウェディングはふたりにとって大切なイベントですから、推しへの愛が強いがゆえに気が付いたらパートナーの気持ちは置いてけぼりに・・ なんてことになってしまうのは避けたいですよね。
もし理解を得ることが難しそうな場合には、前撮り撮影などで思う存分推しとのソロウェディングを叶えるという手も!検討してみてくださいね♩
■推しの「楽曲」を使用する場合にはルールを守って
推しの楽曲を結婚式で使用したいと考える方は多いですよね。
アーティストの楽曲などさまざまな創作物には著作権や著作隣接権が適用され、使用にはルールがあります。
<著作権>作品を創作した人が有する権利
<著作隣接権>市販の音源を実際に演奏・歌唱したアーティストや、制作したレコード会社などに与えられる権利
著作権や著作隣接権は、利用方法ごとにいくつかの権利が含まれていて、音楽について注意すべきは演奏権と複製権。
演奏権とは、不特定多数の人の前で音楽を流す(結婚式もそのひとつ)のを制限する法律です。JASRAC(ジャスラック)が権利を有しているので、式場がJASRACと契約していれば自由に音源を使用することができます。
複製権は市販の音源をコピーして使用することを制限するもので、ムービー制作時に注意が必要です。ブライダル事業者からISUM(アイサム)という一括手続きしてくれる団体に申請が必要となるため、自作ムービーで音源を使いたい場合は作成を進めてしまう前に式場に相談しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
推し活ウェディングは、いつだって好きなものと触れていたい!という想いが表現された、ウェディングの新しいカタチと言えるでしょう。結婚式という特別な一日が、更に愛溢れる空間になりますね😊✨
みなさんにぴったりのウェディングスタイルが見つかりますように♡
参考になれば幸いです。
文/Emiko(コラムニスト)