こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は「結婚式に使った金額」についてのコラムです。

「結婚式って一体いくらかかるの!?」という花嫁様の気になるお金の疑問について、見積もりがどれだけ上がったのか、持ち込み料はかかったのか?など、卒花さんの当時の状況を伺い、結婚式の金額についてプレ花嫁さんの不安や疑問を解消していきます!

【結婚式の平均金額ってどのくらい⁉︎】

大きなイベントだけにかかってくる金額もそれなりのもの。

今では結婚式も多様化し、少人数や家族婚、1.5次会やカジュアルなパーティーなど、”一般的な結婚式”という概念に囚われない様々な形が存在するようになりました。

また新型コロナウィルスによって、全体的にゲスト人数が減少し、総額の金額も例年より下がってきているのが現状です。

例えば、

首都圏の挙式・披露宴・披露パーティーに掛かる費用相場…平均:323.6万円。※2020年の同調査:平均377.9万円

披露宴・披露パーティーの招待客人数…平均:43.2人。※2020年の同調査:平均63.5人

(ゼクシィ結婚トレンド調査2021(2020年度調査)

 相場から自己負担金、支払い時期まで分かる【「結婚式のお金」基礎知識】

 首都圏編(東京・神奈川・千葉・埼玉から引用)

https://zexy.net/mar/manual/kiso_souba/kanto.html

結婚式場やエリアによっても金額や人数は異なりますが、全体的な平均金額はこのような結果です。

少しずつ元の結婚式の様子に戻ってきているので、2023年はまた少し変化してくるかもしれませんね。

【初期見積もりからの上がり幅】

皆さん気になるのが、初期見積もりからの上がり幅。

上がると言われているけれど、実際には最終的にどれだけの金額になるのか、結婚式を終えた卒花さんにアンケートを取ってみました。


<初期見積もりから金額は上がった?>

・上がった・・・75%

・ほぼ変わらず・・・25%

(アンケートにお答えの24名の回答)

<どのくらい上がった?>

・〜100万円・・・13名

・101〜150万円・・・3名

・151〜200万円・・・3名

・それ以上・・・4名

(アンケートにお答えの23名の回答)

<どんな項目が上がった?>

・演出と映像・写真

・衣装

・装花、食事メニュー

・お料理やドリンク、音楽関係

・料理、衣装、装花(高砂ソファーに変更)


半数以上の方が、最初の見積もりから上がったと回答し、100万円前後は金額の変動があるという結果に。

お料理やドリンク、装飾のボリュームなど、成約の時点で確定することが難しい項目もあり、多少の金額の増加は絶対的にあるものです。ですが、初期見積もりで入っていなかった項目が、後々必要だと分かり追加していくことにより、大きな金額の増加につながるということもあります。見学の際、見積もりは細かくMAXの金額で作成してもらうというのも一つの方法ですね。

※見積もりについての詳しいポイントはこちらの記事をご覧ください♪

プロが教える花嫁講座♡成約前にチェック!見積もりの確認ポイント

【実際どうなの?持ち込み料の有無】

そして忘れてはならないのが持ち込み料について!

衣装や装飾、ペーパー類など持ち込みが可能な会場も増えてきましたが、金額が掛かることもあります。

こちらもアンケートにて、どんなものがいくらかかったのか聞いてみました。


<持ち込み料はかかった?>

・あり・・・53%

・なし・・・47%

(アンケートにお答えの17名の回答)

<どんなものにいくらかかった?>

・ドレス5万、タキシード2万

・ドレス1着につき5万円

・ペーパーシャワー:5500円

・映像関係を持ち込むなら機材使用料とると言われたけど…1個でも式場の映像を使うとタダになる


持ち込み料に関してはかからなかった方も多く、自由度が増してきているように感じます。

また、金額がかかるものに関しては衣装や映像関係が多いようですね。

最近ではカメラマンやヘアメイクなど、人の持ち込みを希望している花嫁さんも多いので、物以外の持ち込みの可否と金額の確認は、成約前に(見学時に)行っておくと安心です。

【教えて卒花さん!何人でいくらだった⁉︎】

卒花さん数名に、実際に何人でいくらだったかを参考として伺ってみました!

挙式の有無や、お料理のランク、フワラーシャワーやケーキカットを始め、諸々の演出の有無によっても金額は全く異なってきますので、あくまでも参考の金額としてご覧ください^^


<卒花さんの一部の見積もり事例>

・30名280万円

・20名88万円

・60名320万円(式場での前撮影含む)

・51名310万円

・80名300万円


首都圏では、80人を超えると400万円は超えることが多くなるかと思いますが、今の結婚式は形は様々、やり方も内容も多様化してきているので、お二人がやりたい場所で、人数にとらわれず一緒に過ごしたい方々とのパーティーを計画し、無理のない結婚式を実現できることが一番です。

大きなイベントだけに漠然とお金の心配がまず先に来る気持ち、とっても分かります。

お二人が「なぜ結婚式がしたいか」をよく話し合い、それが実現できる会場はどんなところか、イメージする空間はどんな雰囲気?など、式場を探し始める前にこれらをしっかりと話し合うことで、大きな金額をかけて行うことだけが結婚式ではないという選択肢もあるかもしれません。

後悔のない当日を迎えるためにも、様々な情報をしっかり見極め、ご家族にも相談しながらお二人にとってベストな選択をできますよう願っております♪

ハピネスな結婚式をお迎えください♡

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)