こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は、コロナ禍で結婚式を挙げた花嫁様の『花嫁レポート第5弾』。

コロナ禍になって3年、変異株もデルタ株からオミクロン株に置き換わり、感染者数の増減はあるものの、新型コロナウィルスが出始めた頃に比べると、世の中のコロナへの意識や対応も少しずつ緩和されてきたように感じます。

結婚式に関してもパーテーションが無くなったり、アルコール提供も普段通りできるようになったりと、通常の結婚式に戻ってきた印象がありますが、花嫁様のお気持ちや心境の変化はあったのでしょうか。

今回は2021年後半〜2022年に結婚式を挙げた3名の卒花さんにインタビューさせていただきました。

事例① 2021年10月の結婚式 〜3回延期〜

Q1. 結婚式の延期や決行の判断はどのように決断されましたか?

2020年7月

来年にはコロナが終息するだろうと思い延期

2021年5月

緊急事態宣言が出た為延期

2021年10月

式場の空きが8月と10月しかなく、8月はオリンピックと被る為10月にしました。

妊娠も発覚したのでそれ以上延ばすことはしませんでした。

Q2. コロナ禍での結婚式、挙げることに対しての躊躇や心配事はありましたか?

直前でのキャンセルや終わってからも2週間クラスターが発生しないか不安でした。

2021年の5月はその当時にしては感染者が多く欠席者が増えてしまいましたが延期したことで来れる人が増えました。

ですが、延期したことでコロナ関係なく仕事の転勤等で来れなくなった人もいたのでこればっかりは難しいなと思います。

周りも今年に入って結婚式を挙げる人が増えてきたのでそういった面でも挙げやすいと思います。

Q3. 当日はどのような対策をしましたか?

・パーテーションの設置

・マスク、マスクケース、除菌シートのセット配布

・検温

Q4.結婚式を挙げたご感想を教えてください。

コロナ対策、直前のキャンセル、緊急事態宣言発令 等 たくさん不安を抱えて当日を迎えました。

延期も続き、結婚式挙げなくても良かったのでは?と思う日も正直ありましたが、先輩や友人、親族の温かい言葉にとても救われました。

当日も始まる前と後にとても嬉しい言葉をかけてもらって本当に幸せでいっぱいでした。

そして何より旦那さんの支えが1番でした。

一人で悩まず少しでも不安なことがあったら話すことで気持ちが軽くなりました。

花嫁のためのブライダルアドバイザーの石川さんにもメッセージにて相談させて頂き、温かい言葉に救われました。

Q5.これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪

結婚式を迎えるまでそして結婚式を終えてからも不安なことがあると思います。

それでも結婚式をやって良かったと思いますし、本当に幸せな気持ちでいっぱいでした。

欠席の連絡に落ち込むこともあると思います。

そこにばかり目を向けてしまうとせっかくな結婚式が悲しい気持ちになってしまうのでこの状況の中でも来てくれると言う大事なゲストの方々にどんなおもてなしが出来るかをたくさん考えてください。

新郎新婦も式場も最高の日を迎えられるようにたくさんの対策をしてると思うので胸を張って結婚式を挙げてください。

応援しています。

事例② 2021年10月の結婚式 〜延期なし〜

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Q1. 結婚式の延期や決行の判断はどのように決断されましたか?

式場を予約したのは2021年の2月。

コロナワクチンが開発され接種が始まるとニュースに流れ始めた頃でコロナが収まることを期待して2022年4月9日に挙式披露宴を契約しました。

結果、コロナ収束は難しいままでしたがこれから延期しても同じ状況の繰り返しと思ったので決行しました。

Q2. コロナ禍での結婚式、挙げることに対しての躊躇や心配事はありましたか?

職業柄コロナに感染すると影響が大きいこともあり警戒はしていました。

自分たちの結婚式でコロナ感染者が出てしまったら、、、と考えると不安な気持ちもありましたがが、同業者や祖父母など高齢者などゲストのほとんどがコロナ感染を警戒する方々だったのでゲストを信頼して家族だけでなく職場や友人も招待することにしました。

まだまだ結婚式が延期されている時期だったため職場の方からは欠席の連絡もありましたが、別な形でたくさんお祝いして頂いたので嬉しいい気持ちは変わりありませんでした。

Q3. 当日はどのような対策をしましたか?

 テーブルを4人席にしたりケーキバイキングも席ごとに案内してもらったりと簡単な対策はしました。

会場がアルコール消毒や換気など工夫してくださっていたのでお任せしていました。

Q4.結婚式を挙げたご感想を教えてください。

家族、職場、友達みんなが集まって私たちを祝福してくださることが少し恥ずかしく初めは照れてしまいましたがなんだかすごく不思議な感覚になりました。

コロナ禍で会うことが難しかったゲストが多くいましたが私たちのために集まってくれたことがすごくすごく嬉しかったです!

本当に感謝しかありません!

元々大切なゲストの皆さんですが、この状況でも結婚式にお越しくださったことに感激し、より大切な存在だと改めて感謝しました!

Q5.これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪

コロナによって、やりたいことや呼びたいゲスト等制限が出てきてしまうこともあると思いますが、誰のために、何のために自分たちが式をあげるのか、目的を明確にしてブレなければ、気持ちに折り合いをつけて取捨選択できると思います!

悩んで考えて2人が作り上げた式、披露宴はゲストにも伝わるし2人にとって後悔のないものになると思います!

正解はないものなので楽しみながら準備すると良いと思います!

事例③ 2022年7月の結婚式 〜延期なし〜

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Q1. 結婚式の延期や決行の判断はどのように決断されましたか?

2022年7月です。

私の妹たちがアメリカへ留学中だったため、夏休み期間かつ帰国した後隔離があっても大丈夫な時期にしました。

ジューンブライドに憧れていたため当初は6月の予定でしたが、仕事の兼ね合いもあり7月上旬となりました。(代わりに入籍日を6月にしました。)

コロナ禍で不安もありましたが、一時期よりは感染者数が減っており、気持ち的には少し余裕がありました。

Q2. コロナ禍での結婚式、挙げることに対しての躊躇や心配事はありましたか?

私たちはコロナ禍で結婚が決まり、結婚式を挙げることになりました。

結婚が決まった時は周りではコロナに感染した人はおらず、まだまだ他人事のように思っていましたが、準備を進めるにつれて段々と身近なものになってきました。

感染者数が増えてきてからは、延期という文字が頭をよぎったこともありますが、私の妹たちの帰国に合わせていたため、規模を小さくしても決行しようと考えていました。

また、料理や引出物等の数量を決定してからは、いつコロナで欠席と連絡があるか分からなかったので気持ちも落ち着きませんでしたが、私たちもゲストもコロナに罹らず当日を迎えることができ、とても恵まれているなと感じました。

Q3. 当日はどのような対策をしましたか?

招待状にゲストカードを同封し、当日芳名帳の必要がないようにしました。

また、式場の至る所にアルコール消毒を設置していただいたり、コロナ対策セットを披露宴会場の各席に設置したりしました。

コロナ対策セットは、感染症対策カード、除菌シート(10枚入り)、個包装の替えのマスク、マスクケースを入れました。

パーテーションは任意のため、設置しませんでした。

理由は、パーテーション越しだと声が聞き取りづらいため結局パーテーションを避けて会話してしまうことが多い、とプランナーさんからのお話があったからです。

そして、式後と写真のデータが届いた1ヶ月後に、ゲストへ体調面の確認の連絡をしました。

Q4. 結婚式を挙げたご感想を教えてください。

100%やって良かったと感じています。

コロナ禍のため人数は親族+数人の友人とあまり規模は大きくできませんでしたが、その分たくさん写真を撮る時間や会話する時間等ゲストと触れ合う機会を多く取れました。

また、結婚式は小さい頃からの憧れもあったため、綺麗なドレスを着られて、それを両親や祖父母に見せられてとても良かったです。

特に祖父母は楽しみにしてくれていて、結婚式が終わってから写真を現像して持って行った際もとても嬉しそうに見てくれました。

自分たちだけでなく、周りの方もこんなにも幸せな気持ちにさせてくれるんだと感じました。

Q5.これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪

・新郎新婦の皆様へ

準備は大変なことも多く、こんなにたくさんやることがあって本当に終わるの!?と思ったこともありましたが、大丈夫です。

なんとかなります。

当日は本当に一瞬で終わってしまうので、ゲストへの感謝の気持ちを忘れずに、とにかく全てにおいて楽しむことを忘れないでください。

これからもぜひ体調には気をつけて、ダイエットは無理をしすぎずに当日を迎えてくださいね。

心から応援しています。

・ゲストの皆様へ

新郎新婦はこの1日のために十分に準備を重ねてきました。

ぜひ笑顔で迎えていただけるととても嬉しいです。


今回は3名の花嫁様のエピソードをご紹介させていただきました。

世の中の状況は変化しつつあるものの、やっぱり結婚式という大イベントを行う新郎新婦にとっては、コロナ禍である以上心配は尽きないですよね。

少しでも安心して当日を迎えることができるよう、お守りとしてブライダル保険(結婚式総合保険)に加入される方も増えています。

感染症以外にも、台風や親御様の万が一、当日のトラブルに関しても補償が可能です。

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今後結婚式を挙げるプレ花嫁の皆さんも、コロナ禍である限り様々な悩みが出てくることもあるかと思いますが、卒花さんのレポートを参考に、お二人らしいハピネスな結婚式ができますように♡

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)