こんにちは!

ウエディングプランナーとして、10年以上に渡り約1000組の結婚式をお手伝いしてきた茂木です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は「外式をするときの注意点」について。

「外式」とは?

「外式」とは、ホテルや結婚式場など披露宴会場とは違う場所で挙式をすることを言います。

「憧れの大聖堂で挙式をしたい」

「地元で有名な神社で式を挙げたい」

など、小さい頃からイメージを思い描いていた方や、宗教上の理由で挙式会場が予め決まっているカップルもいると思います。

そこで今回は、外式をするときの注意点についてお伝えしていきます^^

外式の場合のスケジュール

まずは外式の場合、結婚式一日の流れはどうなるのでしょうか。

一般的には以下のような流れが多いです。

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▪️披露宴会場で新郎新婦の支度

▪️挙式に参列するゲストも披露宴会場に集合

※必要なゲストはこのタイミングで、着付•ヘアセットを行う

▪️バス等で挙式会場へ移動

▪️挙式会場で、親族紹介や挙式リハーサルを行う

▪️挙式

▪️バス等で披露宴会場へ移動

▪️披露宴受付

※披露宴から参列のゲストは、この時間に招待する

▪️披露宴スタート

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新郎新婦の支度部屋や、ゲストの待合スペースのある挙式会場では、直接挙式会場に向かう場合もあります。

挙式会場でどこまで準備ができるのかを確認しておくと、披露宴会場との打ち合わせもスムーズに進むのでオススメです♪

外式で注意するべき5つのポイント

外式で注意するべきポイントとして、以下5つのポイントをご紹介したいと思います。

【1】日程について

【2】移動について

【3】天候について

【4】時間について

【5】撮影について

【1】日程について

外式にて結婚式を行う場合、挙式会場と披露宴会場とそれぞれで契約をする必要があります。

挙式会場と披露宴会場との移動時間を考慮した適切な時間間隔をあけて、同じ日程で2つの会場の日取りをおさえる必要があるため、通常の挙式披露宴より予約が取りにくいので注意が必要です。

特に、春や秋といった人気シーズンで結婚式をしたいカップルや、大安・友引といった日柄も重視したいカップルは、早めに会場探しを始めることをオススメします^^

【2】移動について

外式の場合、必ず発生してくる「移動」についても、注意と配慮が必要です。

基本的には、バスやタクシーを手配して移動の準備をしますが、中には自力での移動を希望するゲストがいる場合もあります。

特に、ゲストが車で向かう場合は挙式会場に駐車スペースがあるのか、駐車場の予約は事前にしておくことが可能なのかを確認しておけると

安心ですね^^

【3】天候について

天候の影響を受けやすいのも、外式で注意するべきポイントの1つです。

先述した移動の際も、悪天候の場合どうしても負担が大きくなってしまいます。

また、雨の場合挙式の進行自体に変更が必要になることも。

例えば、神社で執り行う「神前式」の場合、「参進の儀(別名「花嫁行列)」と呼ばれる両家の親御様、親族が列になって、神殿まで境内を歩いていく儀式があるのですが、雨の場合は参進ができないことも。

神社によって、ルートを変えて屋内を歩くことになったり、番傘をさして参進の儀をおこなったりと対応が異なるので、雨天時の対応について事前に確認しておくと安心ですね^^

【4】時間について

次に外式で注意するべきポイントは「拘束時間」です。

通常の挙式・披露宴の場合、ゲストの拘束時間は4時間〜5時間ほどですが、外式の場合、挙式会場と披露宴会場の移動距離によっても異なりますが、2〜3時間ほど拘束時間が長くなります。

さらに、着付やヘアセットなど支度が必要なゲストは、1〜2時間ほど拘束時間が必要となります。

遠方からのゲストが多い場合や、年配者やお子さまのゲストが多いカップルは、上記の拘束時間も考慮して結婚式の時間帯を考えていただくことをオススメします^^

【5】撮影について

最後に、外式で注意するべきポイント5つ目は、「撮影」についてです。

結婚式では、素敵な写真をたくさん残したいとお考えのカップルも多いのではないでしょうか。

挙式会場での撮影規定についても予め確認しておくことをオススメします。

そもそも、撮影自体が禁止されている挙式会場や、会場内に入れるカメラマンの人数に制限がある挙式会場など、規定も様々です。

また、カメラマンに撮影を依頼する場合、自分たちで手配したり、披露宴会場のカメラマンを持ち込んだりと手配の方法も様々ですが、

・カメラマンの出張費

・カメラマンの持込料

といった、撮影費とは別に発生してくる可能性のある費用に関しても、必ず事前に確認をしておくと安心ですね^^

最後に

さて、今回は「外式をするときの注意点」についてご紹介しました。

先述したポイントを参考にしていただきつつ、理想の挙式・披露宴を叶えてくださいね♪