こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

今回のテーマは「挙式なしの『フォトウェディング』という選択!その魅力とは?」です!

実際にフォトウェディングを行った方のリアルな声も交えながら、その「魅力」や「どんな方に向いているのか」を解説していきたいと思います。

参考になれば幸いです✨

フォトウェディングとは?


近年、一般的な「前撮り」だけでなく、挙式後にも本格的な撮影を行う「後撮り」をするカップルをよく見かけるようになりましたよね。

また、ウェディングに特化したフォトスタジオが続々誕生したり、花嫁の多くがウェディング専用のInstagramアカウントを持っていたりと、年々“写真で結婚の記録を残すこと”のニーズが高まっています。

そんな中、「結婚式は行わない」または「一旦開催は見送る」けれどもウェディングの記念になるものは残したい!と、結婚式の代わりに写真撮影を行うスタイル「フォトウェディング」

「写真だけの結婚式」と呼ばれることもあります。

撮影場所は、フォトスタジオや結婚式場のチャペル、ハネムーンで訪れる旅先、ビーチ、思い出の場所など様々。

決まった形式やルールは特に無く、どんな撮影にするかはおふたり次第。

自由度が高く、撮影だけに注力するからこそ叶う理想の結婚写真が魅力的で、とても人気のあるウェディングスタイルです。

フォトウェディングを行うのは例えばどんな人?


「フォトウェディング」というスタイルを選択する理由は人それぞれですが、代表的なものとしては下記のようなケースがあげられます。

■入籍のみしているカップル

「結婚はしたものの、“結婚式をすること”には固執していない」「入籍だけだとちょっと寂しい・・」「結婚式の予定は無いけれど、記念になるものを残したい」という方

■理由があって結婚式をしないカップル

・再婚

・授かり婚

・家庭の事情で家族を招待するのが難しい

・注目を浴びることや盛大な雰囲気が苦手

・入籍はせず「パートナー」として生きていく

・同性結婚を希望している

などといった事情から結婚式を行わない方

■入籍から数年経ったカップル

何かしらの理由で結婚式をしていなかったものの「やはり記念になるものを残したい」「ウェディングドレスを着たかった・・」「結婚○周年の節目に記念写真を撮りたい」という方

フォトウェディングの魅力とは?


挙式なしのフォトウェディングという選択。ずばり!どんな魅力があるのでしょうか?✨

1.  好みのテイストやロケーションを自由に選べる

フォトウェディングで優先すべきものは「おふたりの叶えたいイメージ」それだけ。

フォトスタジオやカメラマン、ヘアメイク、ロケーションなど、好きなように選択できる“自由度の高さ”が大きな魅力です。

2.  挙式よりも低コスト!but 本格的なスタイリングで挙式さながらの雰囲気に

写真や動画の撮影のみ行うフォトウェディングは、結婚式のようにゲストを招待することも、料理を用意することもありません。その分コストを抑えやすいのは魅力のひとつでしょう。

しかし、ドレスやタキシード、プロのヘアメイクに身を包んだおふたりの姿は、挙式で見せる姿となんら変わらない特別なもの。

ファーストミートをして、そのとき感じるお互いの気持ちを大切にしながら撮影に臨むのも素敵ですね。

3.ペットと一緒に思い出が残せる

家族の一員であるペット。リングドッグ演出などで当日会場に入室可能な式場は増加傾向にあるものの、まだまだ多くはなく、式場内で入室できる範囲や受けられるサービスが制限されることがほとんどです。

その点、フォトウェディングで行うのは撮影のみなので、ビーチや街中など、ペットと共にのびのびと思い出を残すことができるでしょう。

4.  お気に召すまで何度でも!一度きりなんて決まりはありません

結婚式は、同じお相手さまであれば、実施するのは一度きりというのが基本。“本番”はその日一日しかなく、泣いても笑っても、何か後悔が残ったとしても一からやり直すことはできないでしょう。

しかし、フォトウェディングは満足いくまで何度でも行うことができるため「気兼ねなく結婚の記録を残したい」「撮りたい場所や、着用したい衣装がいくつもある」という方にもってこいのスタイルですね。

5.シェアしやすい・したくなる一枚を残せる

結婚式での写真は親族やゲストなどが写り込んでいるものも多く、SNSなどで使用する際は特に慎重に判断する必要があります。ふたりきりの写真にとことん集中できるフォトウェディングなら、結婚の報告やSNSでのシェアにもぴったりな一枚が見つかることでしょう。

経験者さんにインタビュー!


実際にフォトウェディングをされた花嫁さま、お二方にお話を伺いました♡

素敵過ぎるお写真と共にご紹介します!

<strong>🎤ライターの声</strong>

まるで映画のワンシーン・・。息を呑む美しさです。

挙式はせず海外でフォトウェディングをするというのはお二人で決められたんですか?

<strong>🎤このお写真を撮られた花嫁さま</strong>

お互い結婚式をしたい願望がなく、私が海外でウェディングフォトを撮りたいと思っていたので「フォトウェディング」というカタチを選びました。結婚式をする場合、私の性格だとこだわりが出始めて、きっと労力・お金がかかり過ぎてしまいそうだったので(笑)それならむしろやらない方が気持ち的に楽だなと! 

<strong>🎤ライターの声</strong>

なるほど。お二人の価値観が合致していたことで、花嫁さまの希望が叶って良かったですね! 

ロケーションやカメラマン、ヘアメイクなどはどのように選びましたか? 

<strong>🎤このお写真を撮られた花嫁さま</strong><br>

ロケーションは、旅行も兼ねてヨーロッパが良いなと考えており、撮ってもらいたかったカメラマンさんに依頼できる場所、且つ、アクセスがいい場所ということでパリにしました。カメラマンさんはInstagramで好みの写真を撮っている方にお願いしました!ヘアメイクさんはカメラマンさんからの紹介です。

<strong>🎤ライターの声</strong>

パリでの旅行と撮影。クゥ~~ッ 字面だけで興奮が止まりません。

海外でのフォトウェディングを検討している方へ、何かアドバイスなどはありますか? 

<strong>🎤このお写真を撮られた花嫁さま</strong>

 理想の撮り方やヘアメイクがあれば、事前にしっかり伝えておくことをオススメします。現地での時間は限られているので無駄な時間を減らせますし、当日になって「なんか違う・・」というのを防げると思います。

また、ハネムーンや旅行も兼ねて海外で撮影する場合は、滞在期間の前半の日程で撮るのがいいです。

後半は体型やむくみを気にせず楽しめますし、現地の水(シャワーなど)が合わなかった場合に肌荒れする方もいるみたいなので💦

あと、やって良かったのが肩ボトックス。日常ではあまり気づかなかったのですが、写真で見ると気持ちスッキリしているのが分かります!オススメですよ。


<strong>🎤ライターの声</strong>

ロケーションの美しさのみならず、衣装やヘアメイクからも抜群のセンスを感じます・・! コンセプトの異なる撮影を複数回されているようですね。撮影場所やカメラマン、メイクなどはどのように選ばれたのですか? 

<br><strong>🎤このお写真を撮られた花嫁さま</strong><br>

サンプルモデルも含めて7回のウェディングフォトをさせてもらいました😊 カメラマンさんやメイクさんなどはほとんどインスタでタグって見つけてましたね。投稿されている写真の雰囲気を見て選びました✨

🎤<strong>ライターの声</strong>

 7回も!もうモデルさんのスケジュールですね!笑 ご夫婦の仲の良さが窺えます♩ 

実際にフォトウェディングをやられてみて、どうでしたか?

<br><strong>🎤このお写真を撮られた花嫁さま</strong><br>

毎回違うヘアスタイルにメイクに衣装、毎回違う自分になれる気がしてワクワクが止まらなかったし楽しかったです!全部に付き合ってくれた夫には感謝しかないです✨笑 

<strong>🎤ライターの声</strong>

いろんな自分に出会えるというのはフォトウェディングのメリットですよね!

写真ごとに異なる花嫁さまのギャップと美しさに筆者はドキっとしてしまいました・・。

最後に、プレ花嫁さんへアドバイスなどがあればお願いします! 

<strong>🎤このお写真を撮られた花嫁さま</strong><br>

少し前だと、結婚式場で当日着る衣装で提携のカメラマンさんと前撮り。が普通だったと思いますが、それに縛られずご自身がビビビと来たカメラマンさんや当日着ないドレスだって着ちゃってたくさんフォトウェディングしてください☺️人生でドレスを着るなんて何回もあるわけじゃないので、プレ花嫁期間にたくさん楽しんでください! 

まとめ


いかがでしたでしょうか?

フォトウェディングの特徴や魅力についてお話ししました。

フォトウェディングは自由度の高さが大きな魅力なので、こだわりが強い方、格式ばった儀式的なものよりも自分達らしい空気感を大切にしたいという方にぴったりなウェディングスタイル。

結婚式を行わないことに関して悩んでいる、シンプルにカタチに残る“なにか”が欲しい!そんなモヤモヤも、フォトウェディングが解決してくれるかもしれませんね!

せっかくならロケーションからポージング、スタイリングも隅々までこだわって。

特別な記念写真はいつ見ても当時の幸せを鮮明に思い出させてくれる、一生モノの宝物になることでしょう✨

参考になれば幸いです✨

文/Emiko(コラムニスト)