こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

今回のテーマは「“エモい”の大渋滞!『母校前撮り』ってどうやるの?」です!

皆さんは、近頃SNSなどでもよく目にする「母校前撮り」を知っていますか?

「学校内で撮影している、アレのこと??」と、思い出されるものの、実際にはどうやって撮影してるの?と思う方が多いかもしれません。

今回は、一見アンバランスにも見える“ 結婚式前撮り×校舎 ”の組み合わせが醸し出す“ レトロでエモい世界観 ”の魅力と、実際にどのように行うものなのか?についておまとめしました。

参考になれば幸いです♩

「母校前撮り」って知ってる?

「母校前撮り」とは、その名の通り、自分達の「母校」で結婚式の前撮りを行うこと。

夫婦が同じ学校出身など、学校が“共通の思い出の場所”であるときに行うケースが多くなっています。

撮影方法は、準備から撮影まで全て自分達で行うセルフ撮影の場合や、フォトスタジオなどでプランを契約し行う場合も。

衣装は、前撮りということでドレスとタキシードを着るカップルがほとんどですが、中には懐かしい学校制服を着て当時撮った写真とリンクさせてみたり、友人を呼んで撮影することもあるようですよ。

そこで過ごした青春時代を回想しながら行う撮影は、感慨深いものになりそうですね!

「母校前撮り」の魅力とは?

1.  学校 × ウェディングの組み合わせが織りなす“ノスタルジック”がとにかくエモい!!

式場やビーチでは決して感じることのできない“懐かしさ” “レトロ感”は、母校前撮りならではの最大の魅力。

「教室」や「階段」、「黒板」使ってみたり・・・ 

まるで一昔前のアミューズメントパークに迷い込んだかのように、様々なロケーションの中で撮影が楽しめます。

2.  ふたりの青春時代を回想!かつての“日常”がそこに

ふたりが学生時代を過ごした校舎内は、思い出がたくさん詰まっているはず。

「ここでよくお昼ご飯食べたよね!」「この教室昔と変わらないね」

懐かしさに浸りながらの撮影は、そんなふたりが今こうして結ばれたことの奇跡を再実感する、特別な時間になることでしょう。

3.  ムービーやウェルカムスペースに使用すればゲストも盛り上がる!

母校前撮りの様子は、当日親族や友人にとってもサプライズになり、喜んでもらえますよね。

特に同じ学校で過ごした共通の友人などは大盛り上がり!

プロフィールムービーではふたりの馴れ初めをストーリー仕立てで構成しやすくなり◎

4.  撮影方法を工夫すれば“コスパよく”前撮りが叶う

校舎内撮影にマッチするよう少しラフなドレスを用意したり、知り合いに撮影を依頼するなど、工夫次第ではあまりコストをかけずに撮影ができるのも母校前撮りの魅力です。

フィルムカメラやiPhoneなどを駆使し、“あえて荒めの写真”でエモさを出すのもありですよ。

「母校前撮り」ってどうやるの?注意事項はある?

さて、いざ「母校前撮りがしたい!!」となった場合、どのようにして行うものなのでしょうか?

基本の手順をご紹介したいと思います。

学校に許可を取りましょう

・学校で撮影を行う場合、セルフ撮影であったとしても必ず許可が必要です。

・小学校、中学校、大学などにかかわらず、先生個人ではなく学校の総合受付や代表番号に「直接電話で」問い合わせましょう。

・スタジオ(プロカメラマン)を入れる場合でも、基本的には卒業生である新郎新婦本人が連絡をした方が許可が通りやすいです。

・前撮り許可を取る際伝える内容は、

●卒業生同士で結婚することになり思い出の学校でウェディングフォト撮影をしたいという旨

●新郎新婦の氏名/連絡先

●卒業年度

●撮影希望日時

●撮影に使用したい場所/備品

●撮影当日の参加人数

●当日着替えやメイクで使用できる部屋はあるか

●駐車場利用有無

撮影方法/カメラマンを決めましょう

自分達でセルフで撮影を行うのか、フォトスタジオや個人のカメラマンに依頼をするのかを確定します。

フォトスタジオやカメラマンに依頼する場合には、そちらの空き状況や都合も関わってくるため早めの確認を。

衣装/ヘアメイクを決めましょう

こちらもセルフで行うか専任のスタッフにお願いをするのかにより異なりますが、事前の手配が必要です。

着付けやメイク~撮影までトータルでプロデュースしてくれるスタジオであれば分かりやすいのですが、それぞれ別注する場合にはスタッフ間の連携も必要になるので、しっかりと連絡を繋いで準備を。

また、身支度を終えた状態で学校に集合するのか、学内で行うのかも検討しましょう。

撮りたいアングルやロケーションをリストアップしましょう

限られた撮影時間を有効に使えるよう、どんな写真を残したいか事前にSNSなどで検索しリストアップしておくと◎

学生時代の写真を引っ張り出して、懐かしいスポットやポージングを思い出してみたり。

思い出にまつわる小物を持ち込んで撮影するのも良いですね!

滅多にできない母校での撮影。とっておきのロケーションを見つけてくださいね。

当日はルールやマナーを守って撮影を

写真や動画に個人情報や掲示物、学生が映りこまないようにする、備品を許可なく使用しない、など

必ずルールやマナーを守って撮影します。

他、注意すべき内容は撮影の許可を得た際に確認しておくと安心でしょう。

>>要チェックポイントをまとめると・・・

■学校許可取り・時期の確定は遅くても3ヵ月前頃から行うと安心

■全ての学校で撮影可能とは限らないことを理解したうえで計画を

■学校や撮影スタッフ、撮影に参加して欲しい知人へのオファーは「余裕をもって」「丁寧に」

■ルールやマナーを守って楽しい撮影に

■「二人の思い出の場所」だからこそできる撮影アングルをたくさんイメージしてみて

↑こちらのステキな前撮りをされたのは・・・Instagram @kumakuma1154 さま♥

>>高校時代、教室で前撮りをする花嫁さんを見てからずっと憧れていたという「母校前撮り」。

その高校の同級生だった方と結婚することになり「絶対に自分もやりたい!」と学校側に申し出たんだそう♡

【–以下ご本人コメント–】

>>2人の高校生の頃を思い出しながらの撮影はとても楽しかったです!

10年前から憧れていた花嫁になることができたのは、夫とカメラマンの @ya8__photo ちゃんのおかげです。本当に感謝しています。

また、実は友人も何人か集まってくれて、みんなで写真が撮れたんです!出来上がった写真を見て私たちも友人も大喜び!やって良かったと思いました✨

おわりに

いかがでしたでしょうか?

母校前撮りは、一般的な前撮りロケーションではなかなか味わうことのできない魅力がたくさんありますよね。

普段ウェディング撮影をしている施設ではないため、しっかりとした下調べや事前準備は必須です。

挙式当日に撮影データを使用したければ、余裕をもって準備を始めましょう。

「一味違う記念写真が撮りたい」「ストーリー性のある前撮りにしたい!」そんな方は、是非『母校前撮り』で最高に“エモい”瞬間を体験してみては?♡

文/Emiko(コラムニスト)