
こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪
今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!
今回のテーマは「パーティーを盛り上げるNEWアイデア♡インスタントカメラ活用術!」です!
近年のウェディングでは『あえてキメ過ぎない』『ナチュラル』『レトロ』などといったコンセプトが好まれる傾向にあります。
そこでひと役買っているアイテムが、懐かしの「インスタントカメラ」!
手軽に入手でき、撮影方法も簡単、そして何より写真の仕上がりが“エモい!”ということで、若者を中心に人気が再熱しているんです!
カメラ屋さんに使い切ったカメラを持ち込み、現像をお願いするあの感じ・・
印象的だった故・樹木希林さんの写ル○ですCM・・
いまの若い方々はインスタントカメラの存在自体を知らないのでは?!と思っていた筆者としては、
近年の結婚式やSNSなどで目にする機会が増えたこと、何故だか嬉しく思っています(笑)勝手に(笑)
ということで、今回はそんなインスタントカメラを活用した演出のアイデアと魅力について解説したいと思います。
参考になれば幸いです✨
結婚式で活躍⁈インスタントカメラの魅力とは?
- 1.写真の仕上がりがとにかく“エモい”!
左側がインスタントカメラで撮影したもの、右側はスマホで撮影。
出典: https://www.fujifilm.com/jp/ja/consumer/films/utsurundesu-simpleace
スマホやデジタルカメラと比較し、インスタントカメラで撮影した写真は、画質が荒く、フラッシュの届くところと届かないところの違いが出やすかったり、ピントも甘くなりがち。
しかしその“粗さ”やどこか懐かしさを感じる”色彩”がむしろ味のある写真を作り上げてくれます。
プロのカメラマンが撮影した細部まで鮮明な写真とはまた違う、お洒落な写真が欲しい方にオススメです!
- 2.どんな写真になったかはプリントしてからのお楽しみ!

デジタルカメラやスマホ、その場で写真写りを確認できることに慣れているわたしたち。
インスタントカメラは、プリントするまでどんな写真になったか分からないからこその「ドキワク感」が魅力です!
- 3.手軽に入手・演出として使用できる!
インスタントカメラはコンビニや家電量販店などで購入可能。手軽に安価で入手できるのは魅力のひとつ。
また現代人は撮影した写真をプリントせずに、データのまま保存していることが多いですよね。
しっかりと手元に残る写真には、本来の写真の“ぬくもり”と振り返ったときの“感慨深さ”があります。
- 4.カメラをデコレーションすればこだわりのオリジナルアイテムに!

近年、インスタントカメラのカバーをDIYするカップルが急増中!
好きな柄にしたり、パーティーのコンセプトと合わせたものにしたり・・
花嫁のようにドレスアップしたカメラ。世界でひとつだけのオリジナルアイテムになりますね!
- 5.歓談タイムをより一層楽しんでもらいましょう!
結婚式を楽しむための方法は、ふたりの派手な入場シーンや、ドドーンと目立つ演出だけではありません。
ゆっくりと食事を楽しむ時間、久しぶりに会った人との懐かしい会話。
インスタントカメラの演出は、ゲストへの“さりげないおもてなし”のカタチ。
歓談タイムを気軽に楽しんでもらう、この演出の何よりの魅力と言えるでしょう。
インスタントカメラを使用した演出アイデア
それでは、そんな魅力たっぷりのインスタントカメラを使用した、演出アイデアをご紹介したいと思います!
- ■「こどもゲスト」をカメラマンに任命しよう!


操作が簡単且つ、テーブルから落としてしまうようなことがあっても滅多に壊れることはない“シンプルさ”は、インスタントカメラの魅力ですよね。
写真撮影をお願いできそうな年齢のお子様ゲストの席に「こどもカメラマン任命カード」とカメラをセッティングしておいて。披露宴中自由に撮影してもらいましょう!
撮影を任されたこどもは大喜び!(保護者も、披露宴中こどもが夢中になってくれるものがあると助かったりしますよね・・!)
“こどもの目線”で撮られた写真は、型にはまらない自由さで、こどもならではの感性が詰まったものに。
時にハッとさせられるような“エモい一枚”が紛れているかも♩
結婚式後、写真を見るのが楽しみになる演出ですね。
- ■ゲストテーブルに1台ずつ置いて「セルフフォト」を楽しんでもらおう!
ただでさえ役目の多い新郎新婦。開宴するとゲストテーブルの様子を確認することはなかなか難しいもの。
「ちゃんと食事を楽しめているかな?」
「ゲスト同士の交流はあったかな?」
など、気になりますよね。
そこでひと役買ってくれるのがインスタントカメラ!
「自由に撮影してね!ゲスト同士の撮りあいっこ大歓迎!」などの案内と共にインスタントカメラを用意して。
プロカメラマンにレンズを向けられた時とはまた違う、自然体の写真が残せるはず。
特に友人テーブルは、学生時代に戻ったようなテンションでワイワイ、親族のテーブルからは「懐かしいね~」なんて声が聞こえてくるかも。
挙式後にゲストの楽しむ姿を見ることができたら、こちらまで嬉しくなりますよね。
プリントした写真は後日参列のお礼として、また内祝いと一緒にプレゼントしても◎
- ■新郎新婦の席にも用意!「自撮り」を楽しむのもあり
ゲストテーブルにインスタントカメラを用意するなら、是非自分達のところにも!
主役がスマホで自撮りするのはちょっと気が引ける・・という方も、インスタントカメラならひとつの演出アイテムとして撮影しやすいですよね。
新郎新婦、お互いを撮るもよし、おふたりの席から見た景色を撮るのもオススメですよ♡
インスタントカメラ演出の注意点はある?
- ■ゲストテーブルに設置する場合は顔ぶれに配慮して
会社の上司など主賓にあたるゲストがいるテーブルでは、インスタントカメラの演出は少々カジュアル過ぎる印象になる可能性も。
テーブルごとのゲストの顔ぶれに配慮して準備しましょう。
- ■写真のプリントには費用が発生
もちろん、インスタントカメラのプリントには費用が発生します。
費用面が気になる方は、用意するカメラの個数を絞るなど、工夫しましょう。
- ■プリント忘れに注意!
せっかく撮影したインスタントカメラを現像に出さないまま放置してしまっては元も子もありません。
結婚式を無事終えると開放感で気が抜けてしまいがちですが、結婚式当日の幸せな余韻が冷めないうちに早めに行動しておくことをおすすめしますよ!
- ■どんな写真になったかな?気になっているゲストもいるかも
撮影に参加したゲストの中には、どんな写真になったのか気になっているゲストもいるかもしれません。
後日、写っているゲストにプレゼントしたり、プリントした写真をスマホで撮影してLINEなどでシェアしたりすると喜ばれるでしょう♩
- ■積極的に参加してもらうために!演出の説明は分かりやすく!
こどもゲストにお願いをする場合も、大人ゲスト卓に設置する場合にも、必ず簡単な説明書きを添えておきましょう。
ポイントは、その場で誰が見ても分かる「端的、明確、丁寧」な説明内容!
何を撮影して欲しいのか?
撮影を控えて欲しいプログラムはあるか?
フラッシュは必ずたいてね!
などなどを明記しておくと◎
司会者からアナウンスを入れてもらうのもひとつですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インスタントカメラを使った演出は、老若男女問わず気軽に参加しやすいのも魅力的ですよね。
レトロでお洒落な優秀アイテム、インスタントカメラ。
仕上がった写真のエモさ、みんなの笑顔、思いもよらぬ風景・・
大切な一瞬一瞬をカタチに残すことができる素敵な演出ですね!
是非みなさんも検討してみては?✨
文/Emiko(コラムニスト)