こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

withコロナとなっているこの時代、最近では世の中の動きもだんだんと活発になってきましたね。

それは結婚式に関しても同様、人数を調整したり約半年の延期を経て開催される方も増えてまいりました。

様々な悩みや不安を抱えつつ、たくさんの新郎新婦様が人生の一大イベントのために全力を尽くしてコロナ禍の結婚式に臨まれています。

今回は、今年結婚式を挙げられた時期の異なる2組の花嫁様にご協力いただき、実際の結婚式の様子をお写真付きでご紹介いたします♪

これから結婚式をご検討の方々へ、そしてゲストとして列席予定の皆様にも、「withコロナ」のウェディングをお届けできたらと思います。

結婚式の事例① ~2020年3月のご結婚式~

まず1組目は、今年3月に結婚式を挙げられた花嫁様。新型コロナウィルスが加速する最中の結婚式でした。

この時期の結婚式にどのような思いがあったのか、どのような対策をして臨んだのかお話をお伺い致しました。

【melino0530様】

Q.結婚式当日までのお二人の心境はどのようなものでしたか?

A.私たちの結婚式は3月頭で、ちょうどマスク不足等が流行っていた時期だったのですが、実は2人ともドラッグストア勤務で、1番疲労とストレスが凄かった時でした。

コロナの情報も、周りよりもより早く強く?来ていたので(お店にいらっしゃるお客様の情報だったり、社内の情報だったり)、こんなにコロナで騒がれていて、物流もパンクしていて忙しい時に、結婚式挙げていいのかな…等不安がとても大きかったです。

Q.ゲストの人数変更や、キャンセルの方などもいましたか?

A.幸いにも、周りの方は高齢者は少なく(両家ともに祖父母不在、親戚の叔父や社内の役員が年配程度)、殆どの方が関東お住いだったので、コロナが原因のキャンセルや欠席は、周りに比べたら少なかったかと思います。

それでも、こんな時期にやっていいのかなと毎日悩んで、本当だったら幸せな期間なのに…と食欲不振になったりもしました。

Q.不安がとても大きかったとのことですが、特に不安に感じた点はどのようなことですか?

A.不安に感じた点は、自分達の結婚式のせいで、万が一クラスターが発生したらどうしよう、等 まだその時は式場の対応も、アルコールと式場の従業員の方のマスク着用(外し希望なら外すのも可)くらいでしたので、やや心配が多かったです。

自分達で考えて、置型の二酸化塩素殺菌配置やアルコールウェットの配置、換気の回数を増やしていただくなどをお願いしたり準備をしたりしました。

当日は晴れ晴れした気持ちで不安なく楽しく過ごしましたが、2週間経つまでは、少し心配がありました(幸い、皆様健康で良かったです)

Q.当日はどのような対策をしました?

A.式場の方は勿論、ゲストの方もマスクして写真撮影するのかなぁ、それは寂しいなと思っていましたが、健康優先なので、入口でマスクを配布して(当時品薄だったので)、「マスク着用全然してくださいね」とメッセージを配置しました。

従業員の方以外は皆様ノーマスクだったので、チラッとマスク姿の従業員がお写真に写っている以外は、通常の結婚式のような様子でした。

(今年3月の状況なので、ギリギリ許された内容なのかもしれません!)

Q.結婚式準備に関して、この時期ならではの苦労もありましたか?

A.一番辛いと感じたのは、2回ほどゲストに出席確認をさせていただいた事です。

一回目は2月中旬頃、2回目は1週間前です。

2月中旬はそんなにコロナ流行っていなかったので基本的には皆様出席で、3月頭の返信で3組ほど欠席が出たので、多少のショックはありました。

それに伴っての席次表の変更や、エンドロールムービーの名前の修正など、やることが増えたのも、コロナの時期ならではの悩みだったかと思います

ルールが無い中で、ゲストの気持ちもハッキリとわからず、締切日も公式には無く、出欠を取らなくてはいけない事が一番ストレスを感じました。

Q.これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪

A.結婚式は本当に幸せで楽しい時間なので、迷われている方は、是非前向きに考えていただきたいです?

特に今、このようなご時世で、本当に沢山悩むこと迷う事があると思いますが、正解は無いと思います

感謝の気持ちをお伝えしたい方に、沢山の感謝をお伝えする日にしてください✨

ゲストとしてご参加される方は、是非暖かい気持ちで笑顔や拍手で迎えて差し上げてください 暖かい気持ちに、色々と悩んだ新郎新婦は救われます✨

幸せな1日を沢山の新郎新婦の方が過ごせますように!!

結婚式の事例② ~2020年9月のご結婚式~

2組目の花嫁様は最近結婚式を挙げられたばかりの方です。お子様もいらっしゃるファミリー婚のお話をお伺いしました^^

【168_chama様】

Q.緊急事態宣言中の延期決断だったかと思います。この時期に延期した理由は?

A.結婚式を9月に挙げた理由としては、もともと5月が結婚式の予定でしたが、延期をした際に”延期を決めてから半年後”という式場からの決まりがあったので9月になりました!

本当は9月も延期しようと思ったのですが、また延期するとなるとそのまた半年後となると1~2月になってしまうというので”インフルエンザが流行るかも”という話になり、祖父母も参加だったので不安と言うこともあり、それなら9月に挙げた方がいいということになりました。

Q.当日はどのような対策をしました?

A.披露宴の際にアルコール手拭き、小さいスプレータイプのアルコール、簡易マスクケースをセットにし、袋に入れて全員分置かせていただきました!

また受付の際にはボールペンの使い回しはせずに人数分のボールペンを用意し、使用前と使用後で分けました!

式場のスタッフに数枚マスクの予備を渡して、ゲストがマスクを忘れたり汚してしまったときに渡してもらえるようにしました!

式場からの対策としては、式の際はゲストの席は5人掛けから3人掛けに。

神父さんはフェイスシールド。

フラワーシャワーではゲストに手袋をしてもらいました。

披露宴では6人席から3人席となりました!

披露宴のテーブル数が増える分、お金はかかってしまいましたが、むしろ空間ができてゲストの顔がひとりひとり見えたり、スタッフの方が料理や飲み物を持ってくるのに動きやすそうでした。

Q.結婚式準備に関して、この時期ならではの苦労もありましたか?

A.延期したことで大変だったことは、予定だったゲストの出欠席の変更です。

最初に組んでいたゲストが来れなくなったり、逆に延期になったことで来られるようになったゲストもいたので、席札をお願いする際、座席を決める際に間違いがないか何度も何度も確認しました!

また、延期してよかったこともあり、一番は”積立金が増えた”ということでした!

給付金も入ったあとだったのでお金に関しては少し楽になりました!!

Q.ご結婚式を挙げられたご感想を教えてください。

A.コロナで延期になって、それでもやると決めてから不安でしたが、式場も対策してくれ、私たちもアルコール消毒やマスクケースなどの対策をしながらも挙げてよかったです!

式中の神父さんがフェイスシールドだったり、フラワーシャワーで手袋するのには写真に残ってしまい、正直、結婚式前までは「いやだな」と思っていましたが、いざ終わってしまうと「何年後かに”この頃はコロナで大変だったよね”っていう思い出になるといいね」と思えました!!

Q.これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪

A.結婚式は一生に1度しかない主役の日です!

準備は大変ですが当日は1日だけです。

その1日を楽しんで、堪能して、悔いなく、幸せな1日にしてほしいです。

【♡まとめ♡】

withコロナ時代の結婚式、いかがでしたでしょうか。

新型コロナウィルスによる日々の状況や感染者数の変化、不安や悩みも尽きない中で、新郎新婦の皆様は様々な選択をし決断されていることと思います。

決行も延期も中止も、お二人が一生懸命考えて悩み抜いた決断はすべて正解です。

式場ごとのガイドラインや様々な対策により、こうして今はたくさんの結婚式が開催されています。

こんな時期だからこそ、結婚式という特別な1日を、お二人はもちろんお祝いに来られるゲストの方にも感じていただける素晴らしいひと時となるよう私は願っています。

これから結婚式を挙げられる新郎新婦様、ご招待されているゲストの皆様の参考になると嬉しいです。

ハピネスな結婚式を!

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)@happiness_ishikawa

募集文書等番号:AS-AG0001-201208-01