こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪

今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。

今回は、結婚式ならではのあったかエピソードをお届けいたします♡

家族やおじいちゃんおばあちゃんとのエピソード。

このようなご時世で結婚式ができるかどうか、毎日不安な思いを抱えられている新郎新婦の皆様も多くいらっしゃるかと思います。

心温まるお話、そしてプレ花嫁様からの力強いメッセージをご紹介していきます。

卒花さんのエピソード①(国内リゾート)

@ar1123teamf さん

~地元沖縄の結婚式 ご両親の本当の気持ち~

2019年12月初旬、私の出身地である沖縄で、親族婚をやりました。

元々、私の両親からは

・結婚式はやらなくていい

・結婚式の費用が後々負担になるのでは

・自分たちの生活を大事にしなさい

と結婚式に対してはネガティブな意見でした。

私は、地元から離れて東京で生活し、主人と出会い結婚しました。私が生活している東京という街がどんなところか知ってほしい、縁ある職場の方や友人達と会ってほしい、私たちの”今”をみてほしい、という思いが強く、東京での結婚式を執り行うことに決めました。

そんな準備期間中も両親には中々わかってもらえず、お互いに負担をかけない方法でと考えていた時、彼の両親が沖縄に遊びに行く計画を知り、沖縄でのフォトウェディングをミニマムな挙式プランに変更し、沖縄での親族婚を決行しました。

正直、すごく自分本位な結婚式になるのではと親族婚前日まで心配でしたが、当日、叔母達との久々の再会で「おめでとう!」と笑顔で言ってもらえたことが、涙が止まらないほどの嬉しさでした。

①親戚へのサプライズ

離れて住む兄が仕事が休めない等で長らく沖縄に帰っていなかったため、私の結婚式を理由に帰ってきてもらいました。叔母達は十数年ぶりの再会で喜んでおり、バシバシと背中を叩かれながら若干気恥ずかしそうな兄を見て、私も嬉しくなりました。

②姉夫婦へのサプライズ

私たちの前の年に入籍した姉は、結婚式は挙げていませんでした。そんな姉夫婦も一緒に祝いたいと思い、会食の途中で姉に手伝って欲しいことがあると中座し、ベールとミニブーケをプレゼントしました。姉は号泣し私も号泣しちゃいました。そして、一緒に再入場し、2組でケーキカットをしました。親戚のみんなもしきりに、「良かったね!」「おめでとう!」と笑顔で祝福してくれました。今でも語り継がれます(笑)

③両家両親へのサプライズ

いわゆる”花嫁の手紙”は恥ずかしかったのですが、思いは伝えたいと花嫁からの挨拶をプログラムに入れて、メモ書きしたスマホを見ながら気持ちを伝えました。

④私たちへのサプライズ

私の両親は結婚式当日遅刻、挙式は私の両親待ちというある意味”らしい”結果でした。

当日早めにきて、ベールダウンやバージンロード の歩き方をプランナーさん指導のもと練習すら予定が、結局ウェディングステップはどこいったの状態(笑)

挙式で退場の際も、母が急に私たちを含めて自撮りをしようとするという...

ネガティブな意見で反対していた両親は、単純に私たちのことを心配してただけで、すごく楽しみにしてくれていたんだなと感じました。

2 卒花さんのエピソード②(海外挙式)

~天国のお父さんへ 海外挙式にした理由~

私達はニューカレドニアで結婚式を家族のみで行い、披露宴は日本でお世話になった方たちを招待し、行いました。

父が高校生の時に亡くなり、その時から結婚式は父と一緒に天国に1番近い島と言われているニューカレドニアで、一緒にバージンロードを歩く!と言う想いがずっとありました。

入籍前から、私の夢だったんです!

結婚式は必ず父に晴れ姿を見せたくて、、それは結婚するうえで、譲れないものでした。

新郎もそれに対しては、反対もせずやりたいようにやりなと言ってくれたのがとても嬉しかったです。

父も楽しみにしていてくれてるだろうし、亡くなってからもずっと側にいてくれていると思うので、1番見てほしい人が父でした。

なので、父も含め家族での思い出もつくれると思い、ニューカレドニアで挙げれたことは今でも幸せに思っています。

もちろん、当日は最高に楽しかったです!

海もとても綺麗で、本当に天国にいるみたいな素敵な島国でした!

そんな綺麗なところにお洒落なチャペルがあって、私達は永遠の愛を誓い合うことができて、きっと天国にいる父も一緒にお祝いしてくれたよねって後から家族みんなで話し合いました!

ただ私は、お世話になった方たちにも見てほしくて、披露宴をやりたいと思っていましたが、どこでやるのか?どういう規模でやるのか?予算は?とすごく悩んだのを覚えています。

披露宴は別の日に行うことができ、それはそれは本当に楽しかったです。

準備は大変なこともあったけど、もう1回やりたい!と思えたほど楽しくて幸せでした。

大好きな人たちに囲まれて出来たこと、今まで大切に育ててくれた母にも感謝しつつ、その時を忘れずにこれからも過ごしていきたいです。

結婚式は新郎新婦の沢山の想いがつまっているので、その想いがみなさんに届くといいな..と思います!

【プレ花嫁さんからのエピソード】

~おばあちゃんに届ける結婚式~

これは昨年末に亡くなった祖母とのエピソードです。

私は祖母にとって初孫でした。祖母に結婚の報告をすると、とても喜んでくれた事を今でも思い出します。

報告から5ヶ月程経って、祖母の認知症が発覚しました。

思いの外早く症状が進んでおり、もしかしたら結婚式の前に私の事も忘れてしまうかもしれないと、前撮りでドレス姿を見てもらう事にしました。

いつもは化粧をしない祖母がしっかりオシャレをして来てくれて、ドレス姿の私をとびきりの笑顔で抱きしめてくれました。

その後も他の事は忘れても私の結婚式の事は楽しそうに話していたそうです。

今年の10月に結婚式を挙げます。

大好きな祖母の参列は叶いませんでしたが、空から見守ってくれていると信じてコロナに負けず式の準備を頑張りたいと思います。

~コロナに負けない!花嫁の願い~

元々私はおじいちゃん子で、祖父の好きなことが私も好きだったり、波長が合うのが祖父でした。

80後半の高齢な中、結婚式が2020年10月の予定から1年延期に…

もう参加できないかも…なんて言葉も母伝いに聞いていました。

でも、結婚式の中座は祖父と歩くつもりだから!と伝えるとそれ以降、リハビリを凄く頑張ってくれているそうです!!

コロナで辛いこともありましたが、私も祖父も、結婚式で一緒に歩くことを夢に頑張ってます!

コロナなんかに負けません!!

皆さんの心温まる感動エピソードに胸が熱くなりますね。

新型コロナウィルスにより、延期を余儀なくされた方々、これから式を挙げられる方からの意気込みには私もとても勇気をもらいました!

結婚式は素晴らしいものです。

なんの心配もなく、結婚式当日を迎えられる世の中がまた戻ってくることを願って…♡

ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました♪

文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)

募集文書等番号:AS-AG0001-210212-02