こんにちは!「ハピネスな結婚式のためのブライダルアドバイザー」石川です♪
今日も新郎新婦様に一番近い存在として皆様の参考になる記事をお届けいたします。
今回は、コロナ禍で結婚式を挙げられた花嫁様の『花嫁レポート第4弾』。
2021年11月に結婚式を挙げられた方々にお話を伺いました。
感染者数も全国的に少し落ち着き始めた中、未だ新型コロナウィルスの心配事は絶えません。
過去のレポートと比べてみると延期なしで結婚式をおこなった新郎新婦様からのお話も聞くことができましたので、今回もインタビュー形式でお届けいたします。
結婚式の事例① 〜群馬県 延期ありの11月の結婚式〜
【@wd_ah_1114_ayumio】
Q1. 結婚式の延期や決行の判断はどのように決断されましたか?
初回 2020年6月予定→招待状発送時期の4月に初の緊急事態宣言発令につき延期。
2回目 2020年11月 → コロナ感染者再拡大につき再延期。
最終 2021年11月 決行!
2021年8月頃に過去最多の感染者出て悩みつつも、結婚式あげる頃にはゲストのほとんどがワクチン接種済みであろうということに希望をかけ、決行を決意。
Q2. コロナ禍での結婚式、この時期ならではの悩みや苦労したことを教えてください。
ゲスト人数は初期約70人からの、職場関係を減らし50人ちょっと予定でしたが、約10人ほど欠席連絡が来て親族に友人少しで約40人ほどのほぼ親族中心の結婚式に。
絶対来てくれると信じていた友達からの欠席連絡や、欠席連絡が続いたことによるダメージは大きかったです。
私自身の方はコロナを理由に欠席の人がほとんどだったので、コロナじゃなければと思わない日はなかったです。
また、受付を頼もうとした友人も欠席だったため、元々検討してた受付セルフ方式を採用しました。
Q3. 当日はどのような対策をしましたか?
・マスク・マスクケース・ウェットシートのセットの配布
・アクリル板の設置(有料)
・アルコール消毒配置(ゲストテーブル、受付の分は持参)
・お酒・アルコールの提供をなし(代わりにお酒のQUOカードをゲストに配布)
受付を友人に頼まず無人セルフ方式(ご祝儀入れてもらう用のポストも配置)
Q4. 結婚式を挙げられたご感想を教えてください。
延期も続き気持ち的にももう永遠に出来ないんじゃないか…と悩んだり、欠席連絡やコロナ禍ということで腫れ物状態にされてる感じもあり、やさぐれた時期もありました。
でも、その度に親や友人など、支えてくれた人や励ましてくれる人の存在に助けられました。
また私の場合、花嫁アカウントを作ったことにより、同じ悩みを抱えた花嫁さま同士でやり取りすることが増え、気持ちの共感者がいることでお互い励まし合うことができモチベーションが上がりました。
来てくれるゲストの中でも「花嫁姿楽しみにしてるよー。お祝いしたい気持ちでいっぱいだよ」と言ってくれる人もいて、そうゆう人を大事にしていきたいと前向きに思えました。
Q5. これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪
【これから結婚式を挙げる方へ】
コロナや世の中の状況によって気持ちを振り回されてしまうこともあるかと思います。でも大丈夫です!出席してくれるゲストの方はお祝いしたい気持ちで来てくれています。そして、当日は皆さん感染対策はしつつも楽しんでくれて笑顔でいてくれてます。自分たちに出来ることをすればいいんです。そうゆう気持ちをゲストはちゃんと汲んでくれます。
【ゲストとして参加される方へ】
ただでさえ悩みの多い結婚式、それにプラスしてコロナ禍ということで想像以上の不安を新郎新婦は抱えています。当日は思いっきりお祝いしてあげてください。それだけで新郎新婦は報われた気持ちになります。
結婚式の事例② 〜東京都 延期なしの11月の結婚式〜
【@2021bridal】
Q1. 結婚式の延期や決行の判断はどのように決断されましたか?
2021年11月13日
招待状を出した頃はコロナが蔓延していて、欠席の方もいらっしゃいましたが、延期したとしても収束する補償がなかったため、延期は考えていませんでした。
Q2. コロナ禍での結婚式、この時期ならではの悩みや苦労したことを教えてください。
全てコロナの理由ではないですが、20名弱の欠席がありました。
お声掛けの言葉には慎重になり、ギリギリで判断してもらっても大丈夫な旨を伝えました。
しかし、コロナの状況をみてギリギリで出席してくれた方もいたので嬉しかったです。
また、式の直前で1卓4名以下にしないとお酒の提供ができないといった状況になり、急遽1卓4名以下の席次も考案しました。
幸いなことに要請が解除になり、通常の卓で問題はなかったのですが、ギリギリでの対応がとても多くなりました。
その為、本当に準備の1つ1つは早すぎるくらいでちょうど良いのではないかと感じました。
Q3. 当日はどのような対策をしました?
受付をやっていただく方には手袋をお渡し、受付台にはアクリルパネルを使用しています。
マスク、マスクケース、抗菌おしぼり、DIYしたアルコールスプレーをセットにし、ゲスト様へお渡ししました。
通常スプーンやフォークは最初に出してあるのですが、お料理の出てくるタイミングで出していただいたりと、ホテル側もとても良く対策をしてくださっていました。
式から2週間後にはゲスト様へ体調確認のご連絡をしました。
Q4. 結婚式を挙げられたご感想を教えてください。
コロナ禍もあり準備は本当に大変でした。
本当にできるのか分からない状況の中、準備は進めなくてはいけない為、複雑な気持ちでした。
そのような中、インスタの花嫁アカウントでは本当に助けられました。
同じような状況の方がたくさんいて励ましあったり、様々な準備の参考になりました。
招待状の返信が来るのが怖く、覚悟はしていてもやはり欠席の連絡に落ち込むこともありましたが、考え方を変えて、このご時世で来ていただける方をより大切に準備に励もうと思いました。
実際当日の朝まで本当に緊張して不安でしたが、当日は人生で一番と言っていいほど幸せな1日でした。
Q5. これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪
コロナ禍で準備がより一層大変で、とても不安な想いをされていることと思います。
私も実際たくさん泣き、苦しい想いもしてきました。できる限りの対策をし、当日を迎えましたが、本当にやってよかったと思います。
大変だった分、とても思い入れが強く、より一層幸せな気持ちになりました。
これから参加されるゲスト様もご不安な気持ちもあると思います。
しかし、新郎新婦様はあらゆる対策を考え、ゲスト様の安全第一が第一なのは間違いないと思います。
1組でも多くの素敵なご結婚式が開催されますことを心よりお祈りいたしております。
結婚式の事例② 〜神奈川県 延期なしの11月の結婚式〜
【@f_u_m_a_22】
Q1. 結婚式の延期や決行の判断はどのように決断されましたか?
2021年11月に挙式・披露宴を執り行いました。
Q2. コロナ禍での結婚式、この時期ならではの悩みや苦労したことを教えてください。
幸いコロナを理由に欠席されたゲストは居ませんでした。
しかし、人数変更になる可能性が高いと考えていたため、席次表などの最終手配をギリギリまで待ちました。
その結果、搬入締切までにかなりの短期間で組み立てをすることになり時間との戦いが大変でした。
招待状を出すタイミングが感染状況が急拡大していたので、招待状を送っていいものなのか、相手がコロナ禍での結婚式をどう思っているのか連絡するのが少し怖かったです。
どういう風に連絡するのが一番いいのか、特にメール等で連絡する際の文章の内容や言葉使いなど、相手の立場になって考え慎重に考えました。
Q3. 当日はどのような対策をしました?
出来るだけゲスト同時の接触を避けたいと考えました。
受付では芳名帳なし、席次表の入った袋を1部ずつ取ってもらうスタイルにしました。
その中にマスク・除菌シート・衣装色当てクイズの投票チケットを入れて配布しました。 クイズの投票券は名前などを記入する必要をなくすため番号で管理しました。
予め番号を入力しておき、ゲストはチケットの半券を切り取って投票箱へ入れるだけで済むようにしました。
披露宴会場では、ゲストテーブルへパーテーションの設置、マスクケースの配布、8人掛けテーブルに最大6人までに変更しました。
また、フォトタイムではテーブルラウンドを無くし、1テーブルごとに順番に案内してもらいました。
Q4. 結婚式を挙げられたご感想を教えてください。
結婚式が終わったあとも「本当に楽しかった!素敵な結婚式に呼んでくれてありがとう!」と言ってもらえることが多く、結婚式をやって本当によかったなと思いました。
コロナでなかなか会えなかった人たちに会うことができて、直接「ありがとう」を伝えることが出来ました。
家族や友人、職場の方々の笑顔をたくさん見ることができ、こちらも幸せな気持ちになりました。花嫁の手紙ではしっかりと感謝を伝えることができ、父に「堂々としていて素晴らしかった」とほめてもらえたこともすごく嬉しかったです。
当日までコロナ感染の状況がどうなるか分からない状況の中、とにかく前向きに準備をしてきました。
こんな時でも来てくれるゲストの皆様に少しでも喜んでもらえるように、そして来てよかったと思ってもらえるような結婚式ができるように、楽しんでもらいたい!!!という気持ちを強く持ってコロナに負けず取り組んできました。
その思いが通じたのかと思うと本当に結婚式が出来てよかったです。
ゲストの皆様の協力がなければ叶えられなかったことなので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
Q5. これから結婚式を控えた新郎新婦様や、ゲストとして参加される方々へ一言お願いします♪
コロナ禍で結婚式を挙げていいのか…など悩むことがたくさんあると思います。
そんな時は一人で抱え込まずに周りを頼ってください。
新郎新婦が思っている以上にゲストの皆さんは二人の味方だと思いますし、二人の意見を尊重してくれると思います。
私もそうでした。
こんな状況でも、何が何でも行くと言ってくれたり、コロナに負けるな!と声を掛けてくれたり、ずっと楽しみにしてたから行く気満々!というような温かい言葉をかけてもらいました。
なので、やりたいことを始めから我慢したり諦めたりせず、まずは自分たちの気持ちを大事にしてください。
その思いはゲストや家族にも伝わるはずです。
応援しています。
今回は3名の花嫁様のエピソードをご紹介させていただきました。
新型コロナウィルスなどの感染症はもちろん、新郎新婦や親御様に急に何かが起こる可能性はいつのタイミングでもあり得えます。
結婚式のための保険や、延期や中止の可能性も視野に入れながら楽しく結婚式の準備ができますように!
この先も皆様がハピネスな結婚式を迎えられますように♡
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文/石川彩夏(ブライダルアドバイザー)@happiness_ishikawa
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