こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪
今日も、「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!
今回は「これで安心!謝辞挨拶のコツ~親御編~」をご紹介します♡
参考になれば嬉しいです(^^)/
“親の謝辞”とは?
「謝辞の挨拶」とは、ひとことで言うと「感謝の気持ちを言葉で表すこと」です。
なかでも“親の謝辞”は、ゲストに向け「無事結婚式を挙げられたこと」「参列してくれたこと」への感謝や、「ふたりを見守ってください」という気持ちを伝えるために行います。
披露宴ではお開きを迎える前に、両家を代表していずれかの親が謝辞を述べるのが一般的。
新郎側の父が担うケースが多いのですが、状況によっては新婦側の父やどちらかの母が務めても問題ありません。
近年では、親に代わって新郎のみが謝辞の挨拶をしたり、親の謝辞とは別に決意を述べたりするようになってきました。
“親の謝辞”ココがポイント
さて、親の謝辞ではどのような点に気を付ければ良いでしょうか?
- 1. 誰かを傷つけたり、失礼にあたる内容になっていないか?
個人を傷つけたり、バカにするような内容、プライベートな事柄はもちろんNG。
具体的には下記のような内容は避けましょう。
■性別、年齢、国籍、地域などの差別
■「未熟なふたりですが」はOKですが、新郎新婦の評判を下げる内容はNG
■縁起が悪いとされる「忌み言葉」
■再婚や出産などに関わること(新郎新婦に了承を得るか、避けるのがベター)
- 2. 「ゲストへのお礼」から主旨がずれていないか?
謝辞はあくまでも「ゲストへの感謝」を伝えるスピーチ。身の上話や“自分中心”過ぎる話ばかりにならないよう注意しましょう。
もちろん、懐かしい話やユーモアな内容など、「らしさ」溢れる話は素敵ですが、親族を代表しての挨拶となりますので“場が締まる”内容を心がけてみて。
- 3. 適度な長さになっているか?
親の謝辞は長々と話す必要はなく、約1分~2分程度で十分とされています。
どうしても話したいエピソードなどがある場合にも、なるべく簡潔に!が親の謝辞をスマートにこなすポイントと言えるでしょう。
- 4. “新郎の謝辞”と内容が被っていないか?
親の謝辞の後に新郎からも挨拶を行う場合、内容が被りすぎていないか確認をしておくと安心です。
- 5. シミュレーションを行ってから当日を迎えましょう!
当日の謝辞はメモを見ながらでも、無しでも、指定はありません。当日になって「練習しておけばよかった・・」と後悔しないよう、一度は口に出して練習しておくことをオススメします。
また、当日は緊張で早口になったり、「え~」「あの~」「咳払い」の連発💦なんてことが起きやすいので、少し意識して「ゆっくり」話すのが◎ですよ♪
“親の謝辞”文例
一般的な文例をご紹介します。
基本はこの構成を意識し、それに自分達ならではのエピソードや、言い回しを入れても良いですね。
~『出だしの言葉』文例~
ただいまご紹介にあずかりました新郎の父、🔳🔳○○でございます。
🔳🔳家、▲▲家を代表いたしまして、お礼のごあいさつを申し上げます。
~『感謝の言葉』文例~
本日はお忙しい中、大勢の皆さまにご臨席を賜り、深く御礼申し上げます。
先ほどより新郎新婦に対し、心のこもったご祝辞をいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいでございます。
~『新郎新婦の話題』文例~
◎太郎は、昔から私に似て〇〇な性格でして、●●なこともよくありました。
そんな中で、紹介された△子さん。ある意味、◎太郎とは対照的な〇〇な雰囲気で、初めてお会いした際には少し驚きました。
その後、仲良く楽しそうに過ごしているふたりの様子を見て「ああ、ふたりはお互いに無いものに惹かれ合い、そして補い合っているんだな」と感じました。
きっとこのふたりなら、強い絆をもっていつまでも手を取り合うことのできる夫婦になれるだろうと、思っております。
~『依頼の言葉』文例~
なにぶん、まだ未熟なふたりでございますが、ご臨席の皆さま方には、どうかこれまで通り温かな目で見守り、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
~『締めの言葉』文例~
はなはだ簡単ではございますが、両家を代表し、皆さまのご健康とご多幸をお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
(参考:ゼクシィ https://zexy.net/contents/oya/kiso/shaji.html
おわりに
いかがでしたでしょうか?
“親の謝辞”は親族を代表した挨拶となりますので、丁寧に、そして失礼のないように行いたいですね。
注目される中ひとり話をするのはやはり緊張するもの。人前でお話しすることが好きな人であっても、多少身構えるものだと思います。
ですが、謝辞を聞いているゲストもそれを理解しています。一生懸命聞いてくれますし、胸にこみ上げる想いがあるのもみんな同じ。
ですから、是非そこまで気負いをせずに「落ち着いて」お話してくださいね。
心から応援しています♡
文/Emiko(コラムニスト)