こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

皆さんの参考になったら嬉しいです♡

今回は、「失敗しない!親族中心で過ごす「お食事会」結婚式はこう作る♡」についてお届けします。

比較的少人数で行うことができるこのスタイルは、コロナ禍でも実施しやすいウェディングスタイルとして、検討される方が増えてきている結婚式の新しいカタチ。
今回は実際に食事会スタイルの結婚式を開催し、参列経験もある私が、具体具体的に解説していきたいと思います。

【少人数ウェディング「食事会スタイル」のすゝめ】

親族中心の「食事会」とは?

食事会スタイルの結婚式とは、披露宴にあたるお披露目パーティーを家族や親族など、ごく近しい人のみで食事を楽しみながら行う形式のこと。「食事会結婚式」「会食スタイル」と呼ばれることも。

食事会は「挙式+食事会」と「食事会のみ」で行われる2パターンがあり、最近は、比較的教会や神社などで挙式を行ってから食事会を行うカップルが多いようです。

メリット・デメリット

結局のところ、メリットとデメリットは??

ということで、何事も結論から知りたくなってしまうせっかち人間の筆者が、まずは「食事会」のメリット・デメリットをおまとめしました!具体的な中身は、後半で♪


~メリット~

♡親族中心の少人数で行うことで一度に集まる人数を抑えることが出来る

♡親族・家族とゆっくり過ごす時間を作りやすい

両家の顔合わせをかねたお祝いの会にできる

♡自由度◎雰囲気・内容 全てお二人次第

“自分達らしさ”を出しやすい

♡家族しか知らないような身内エピソードでも盛り上がりやすい

♡身内だけなので新郎新婦も両親も緊張せず気軽に過ごしやすい

♡小さいお子様ゲストも気兼ねなく過ごしやすい

♡カチッとし過ぎる雰囲気が苦手な人も◎ アットホームなパーティー

♡大人数で披露宴を行うよりも費用を抑えやすい


~デメリット~

♡少人数食事会の参列経験がないと、当日のイメージが湧きにくいことも

♡親が友人やその他知人たちに直接挨拶ができない(食事会に親族以外を呼ばない場合)

♡流れに工夫がないと、ただの「お食事タイム」になってしまう場合も

【具体的に教えて!食事会ハウツー!】

会場はどう選ぶ?

会場は、以下のポイントに注意して選びましょう!

~結婚式場の場合~

①    少人数ウェディングが対応可能か

会場によっては、少人数のウェディングに対応していないところもあります。また、広すぎる部屋では少人数だとガランとし過ぎてしまったり、逆に小さすぎると窮屈に感じることもあるので、会場見学で確認しましょう。

②    テーブルプラン

親族・家族のみの食事会の場合、最近では新郎新婦の「高砂」を設けずに、「長テーブル(一本流しスタイル)」に全員座る形式も好まれています。会場ごとの対応可能なテーブルプランを確認しましょう。

~レストラン・料亭の場合~

①    個室の有無

結婚式の食事会は、ふたりの結婚を祝い、両家が交流を深める場です。安心して気兼ねなく過ごせるよう、必ず個室のあるお店を選びましょう。

②    婚礼用の食事が対応可能か

どんなに料理が美味しく雰囲気の良いお店でも、婚礼にふさわしい料理がなければゲストにも失礼になってしまいます。結婚式場ではない会場を検討する場合には、お祝いの場にふさわしいコース料理のあるお店にしましょう。

③    挙式も行う場合、移動に不便のない場所に挙式会場(チャペルや神殿)があるか

挙式と食事会の会場が別の場合、スムーズに移動できる立地を選びます。会場によっては、移動用のシャトルバスが手配できることも。事前に確認をしましょう。

食事会の進行内容は?

「食事会って食べるだけで終わり?」「場がもつか心配…。」など疑問はたくさんありますよね。

食事会の内容は決まった形式やルールはなく、その自由度の高さも魅力の一つです。

そのため、進行内容も新郎新婦によって異なりますが、下記のような流れが基本と言えるでしょう。

新郎新婦挨拶・自己紹介

 ▼

乾杯挨拶

 ▼

会食開始

 ▼

ケーキ入刀

 ▼

新郎新婦各テーブルまたは各ゲストに挨拶周り

 ▼

歓談

 ▼

新婦手紙・花束贈呈

 ▼

新郎父・新郎締めの挨拶

司会者は必要?

「司会は必ず必要」という決まりはありません。そのため、食事会ではどのような雰囲気にしたいかによって、新郎新婦が決めてOK。ですが、司会がいることで演出の時間配分や進行がスムーズになり、主役であるふたりも安心して楽しむことができるというメリットはあります。

よって、やはり誰かしら場を取り持つ、進行役のような役割を立てた方が安心かもしれません。

少人数のお食事会結婚式の場合「会場の担当者」(バンケットディレクターなどと呼ばれることも)に司会の役割を担ってもらえることがあります。会場担当者とは、結婚式のサービスをするスタッフの責任者であり、新郎新婦の当日のサポートをする立場にある人のことです。

 「誰に司会をやってほしい」というこだわりがなければ、会場担当者に司会を任せるのも一つです。対応可能かどうかは会場へ確認してみましょう。

取り入れやすい!おすすめプログラム・演出6選

食事会でもできるような、場が和む演出はないか…。

当日のイメージが湧きづらいからこそ、悩むポイントですよね。

でも大丈夫!少人数のメリットを活かした簡単な演出を入れることで、メリハリのある食事会に♡

今回は “取り入れやすい”オススメの演出をいくつかご紹介します!

♡ケーキ入刀・ファーストバイト・サンクスバイト

ウェディングケーキのケーキカットやファーストバイトは親族だけの食事会でも盛り上がる定番演出です。

ファーストバイトからの流れで、両親から新郎新婦へケーキを食べさせてもらう「ラストバイト」という演出や、新郎新婦から感謝を伝えたい人にケーキを食べさせる「サンクスバイト」に繋げるのもおすすめ。ゲスト参加型の演出は会場を盛り上げてくれるでしょう。

♡お子様ゲストによるケーキ入場

ケーキ入刀に使用するウェディングケーキは、会場のスタッフさんが運んでくるのが一般的ですが、もし親族の中に小さいお子様のゲストがいれば、是非活躍してもらいましょう!コック帽をかぶったお子様ゲストがワゴンなどでケーキを運んで来れば… 会場は笑顔と拍手でいっぱいに♪対応可能かどうかは、会場に確認しましょう。

♡親御挨拶周り

披露宴中新郎新婦の親御様が、ビール瓶片手に挨拶して回る光景をよく見ますよね!もし、食事会の人数がある程度多かったり(目安15名以上)、まだ交流の少ないゲストが居る場合には、親御様が挨拶をして回るのも◎ 

改まって挨拶をするのは少し照れくさいときも、お酌をしながらであれば雰囲気も和んでお話がしやすくなりますよ♪

♡親族紹介・一言メッセージ

親族紹介・自己紹介をかねて新郎新婦への一言メッセージを頂き、マイクを回していきます。

大人数の披露宴では時間もかかり現実的ではありませんが、親族メインの食事会結婚式ならそれも可能。

一人ずつメッセージを頂くことで、ゲストの人柄や二人との関係性も伝わり、とっても和やかな雰囲気に♪

♡フォトラウンドタイム

新郎新婦が各テーブルを回って写真を撮るというのは、披露宴でもよく見るプログラムですよね。

親族食事会では、主役のお二人が比較的ゲストの近くに座っていることから、逆にどのタイミングで写真を撮ってもらえば良いのか…遠慮してしまうゲストもいます。食事会では、写真撮影もゆっくりと過ごすことが出来ます。お二人が挨拶をかねてゲストの席を回っていくのも◎、オシャレなソファを設置して、撮影スポットを用意しておくのも◎ですよ♪

♡プロフィールムービー・エンドロール

最近ではほとんどの披露宴で目にする映像演出。親族食事会には、お二人のことを幼い頃から知っているゲストがたくさんいらっしゃいます。生い立ちや二人の馴れ初めを紹介するムービーを放映すれば、懐かしい写真を眺めながら楽しい時間になるでしょう。

エンドロールムービーは、「撮って出し」と言われる、当日撮影した映像を、披露宴の最後にサプライズで放映するタイプがオススメ。少人数のパーティーだからこそ、一人一人の表情がしっかりとキャッチできるため、より一層感動的なものになります♪新郎新婦からの感謝のメッセージを入れるのもgood!

ご祝儀は必要?

食事会スタイルの披露宴でもご祝儀を渡すのがマナーになるので、控え室や受付スペースにご祝儀を受け取れる環境を整えておきましょう。

また、親族中心の食事会は、親同士等で事前にご祝儀を渡しているケースもあります。事前に頂いている方が、当日渡すものがないことにいらぬ誤解を招いてしまわぬよう、ご祝儀を頂く場所を工夫したり、既に頂いてる方は受付リストに記載をしておく等、配慮が必要でしょう。

引き出物はどうする?

先ほども触れたように、食事会スタイルであってもゲストからのご祝儀を受け取ることが多いため、通常の披露宴と同様に引き出物を用意する必要があります。人数が少ない会ならではのおもてなしとして、ゲストごとに合わせたギフトを選ぶのも良いですね♪

ただ、引き出物の用意に関しては、両家の親御様によって意見が分かれることもあるため、準備段階で一度相談しておくと安心です。

招待状は必要?

親族のみの食事会であっても、招待状を送ることは相手に対しての気遣いにもなるので、送付するのがおすすめ。一家庭に一通送ります。親族だから、近くに住んでいて直接伝えられるから、と口頭で済ませてしまうと、誤った情報が伝わってしまうことも。招待状を出すことは、確実に日時や場所を伝えるためにも重要です。特に親世代以上の方は手紙文化を尊重する傾向があり、招待状はもらえるもの。と考えていることもあります。

近くに住んでいるのであれば、直接会って手渡しでも問題ありません。

【♡まとめ♡】

いかがでしたか?♡

親族中心の食事会は、“身内だけだからこそ”の魅力がいっぱいですね♪

興味はあってもやり方が分からない! 人が一挙に集まることに抵抗がある…。など、

結婚式自体を諦めかけていたような方も、この「食事会スタイル」が一つの選択肢になって、前向きに検討していけたら嬉しい限りです♪

次回の記事では、実際に親族で食事会を開催した私の「リアルレポート」をお届けしたいと思います!

是非、そちらもチェックしてくださいね♡

また、まだまだ新型コロナウィルスの感染状況をはじめ、自然災害など、予測できない問題の多いご時世ですよね。

今回ご紹介した少人数の食事会ではメリットが多い一方で、何らかの事情でどなたかが出席できない場合、ほとんどが身近な間柄のゲストであるため「その方が欠けてしまうと成り立たない」「親の意見で延期になった」などの事象が起きやすいという一面もあります。

結婚式の人数規模にかかわらず、備えあれば憂いなし

長期計画を立てておくことはもちろんのこと、ブライダル保険(結婚式総合保険)を検討するのもアリです!

大切な1日だからこそ、安心感を持って当日を迎えたいですよね♪

ご加入にあたってはパンフレット、重要事項説明書等にてご契約内容をご確認ください。

ブライダル保険(結婚式総合保険)の詳細はこちらをご覧ください。

文/Emiko(コラムニスト)