こんにちは!ブライダルアドバイザーのEmikoです♪

今日も、ウェディングプランナーの経験や自身の結婚式での経験を交えながら「日々頑張るプレ花嫁さんのお力になりたい!」その一心で、お役立ち情報を配信していきます!

今回は、「New Style♡「1.5次会」って知ってる?」についてお届けします。

皆さんは「1.5次会」という言葉、聞いたことはありますか?

なんとく「結婚式と二次会の間ってこと…?」と考えられる方が多いかもしれません。

実はいま、コロナ禍でも実施しやすいウェディングスタイルとして、再び注目されているのです!

今回は実際に1.5次会を開催し、複数回の参列経験もある私が、「1.5次会とは?!」を具体的に解説していきたいと思います。

「1.5次会」はイマドキ婚の新しい選択肢!

<1.5次会とは?

1.5次会とは、その名の通り「披露宴と二次会の間」のようなパーティーのことを指します。

披露宴ほどフォーマルではなく、二次会よりはかしこまっている場というイメージですね。とは言え、「1.5次会はこうでなければならない」という決まりはないため、披露宴と二次会それぞれの良さをかけ合わせて、理想のイメージに作り上げていきます。

1.5次会を行うのはどんな人?

♡披露宴は親族のみで行い、その他の知人とは別途場を設けたい人

♡挙式・披露宴は海外で行い、国内でも別途場を設けたい人

♡披露宴ほど堅苦しくない、カジュアルなパーティーをしたい人

などのケースが多く見られます。


具体的に教えて!1.5次会のアレコレ

会場はどう選ぶ?

会場は、おふたりが叶えたい1.5次会のイメージによって選び方が異なる部分です。

堅苦しすぎず肩ひじ張らない会にしたいと考え、レストランバーなどカジュアルな会場を選ばれるケースもあれば、ゲストの顔ぶれや、メリハリを考え比較的カチっとした“結婚式場”にする方も。

また、会場によって「ビュッフェスタイル」の対応有無なども異なるため、必ず事前確認を。

「ビュッフェスタイル?」「フルコース?」「着席?立食?」は、おふたりのイメージに合わせて選択しましょう。

進行内容・会費は?

披露宴よりも自由度の高い1.5次会。内容もおふたり次第なのですが、披露宴同様に「ウェルカムスピーチ」「乾杯挨拶」「ケーキ入刀」「プロフィールムービー」などのポイントは押さえておき、あとは歓談を中心に過ごす方が多いようです。

また、1.5次会は「会費制」にする方がほとんど。一般的に1人当たりの会費は1万〜2万円台のことが多いよう。

ちなみに、「ゼクシィ結婚トレンド調査2021(全国推計値)」では、会費制ウェディングの会費の平均は男性1万8000円、女性1万8000円となっております。

ゲストの顔ぶれによって、ご祝儀制・会費制どちらが良いか検討すると良いでしょう。 

(引用: ゼクシィネット https://zexy.net/navi/casual/manual13.html#c3)

ギフトはどうする?

1.5次会は会費制ということもあり、引き出物は用意する必要がありません。参加のお礼にと、披露宴同様に帰り際「プチギフト」を配ることが多いです。

ですが、会費の金額によっては、失礼のないよう引き出物を用意するなど配慮は必要でしょう。

また、「余興(ゲームなど)」や「景品」を用意し、ゲストが楽しめる内容にすると喜ばれます。

招待状は必要?

最近では、紙タイプの招待状に代わって「招待状アプリ」「出欠確認アプリ」を使用することが多くなっています。ですが、1.5次会を行う場合、披露宴は行わない、もしくは披露宴に参加していないゲストを招待するケースがほとんどであるため、「お声かけはフォーマルに」と、従来通り招待状を発送される方もいます。

実際に私も、1.5次会の招待状を頂いた経験があります。

メリット・デメリット

メリット

♡披露宴は親族のみで行い、1.5次会に友人などを招くことで一度に集まる人数を抑えることが出来る

♡披露宴に参加していないゲストとの時間が作れる

♡自由度◎雰囲気・内容 全てお二人次第

♡会費制なので気軽に幅広く招待しやすい

♡カチッとし過ぎる雰囲気が苦手な人も◎

♡ゲストとゆっくり過ごす時間を作りやすい

♡一次会に呼ぶ人、二次会に呼ぶ人 を精査しなくていい

デメリット

♡1.5次会の参列経験がないとイメージが湧きにくいことも

♡ゲストに挙式姿を見せることができない

♡親が友人たちに挨拶ができない(1.5次会に親を呼ばない場合)

♡披露宴・1.5次会を別日で実施する場合、それぞれに準備・費用が必要になる

♡会社の上司など目上の人を招待する場合には、カジュアルすぎる場合も

♡会費を高く設定した場合、二次会としっかり差別化をしないとゲストの満足を得られない可能性アリ

コロナ禍の「1.5次会」リアルレポ♡

1.5次会への参列経験があったうえで、自分自身も開催をしてみて感じたこと。

リアルな体験談をお話ししたいと思います!


<私が1.5次会を開催した理由

私の場合は、下記の3点の理由を総合的に検討し、1.5次会という形式を選択しました。

1.コロナによるリスクを考え、取り急ぎは「親族のみ」の「少人数ウェディング」を行うことに決定。

→状況が落ち着いた頃に、友人たちともパーティーを行いたい!

2.現在の拠点は主人の地元である九州。しかし、新郎新婦の友人・職場ゲストの大半が関東在住。

→よって、親族とその他のゲストを分け、場を設けよう!

3.新郎新婦の性格上、あまり「格式ばった雰囲気」「新郎新婦が主役!感」はイメージに合わず…。

→親族会食×1.5次会 という組み合わせがマッチしそう!

<こだわったこと

♡披露宴のフォーマルさと、二次会のカジュアルさ、それぞれのいいとこ取りを意識した

♡従来の二次会以上に満足感を得られるよう、料理とドリンクをランクアップ

♡ゲームの景品とプチギフトもちょっぴり豪華に!

♡プロフィールムービーに挙式の映像や家族の写真を多く使用した

また、全力で写真を掘り返し、1.5次会のゲスト全員(可能な限り)が映るようにした

♡安心・安全な場になるよう、抗原検査キットを全員に配布・陰性者のみご参加頂いた

良かったこと

♡親族と友人達の会を分けたことで、それぞれに注力した時間を過ごせた

♡新郎新婦もゲストの輪の中に入り、アットホームな時間になった

♡専門式場で開催したことで、しっかりとしたおもてなしが出来た

♡着席して、ゆっくりと料理・お酒を楽しんでもらえた

♡ゲストが気兼ねなく楽しんでくれている様子が嬉しかった

♡親族(高齢者含む)との披露宴と分けることで、少しでも安全性を確保できた

こうすれば良かった…

♡服装に悩んだというゲストが居たため、事前案内に明記した方が親切だったかも?

♡ゲームの時間をもう少し短縮し、久々に会えた友人たちと個々の時間を設けても良かった

♡自由に動き回れるパーティーだからこそ、もう少し動きやすいドレスにすれば良かった

参加してみてどうだった?ゲストのリアルボイス

♡会場の雰囲気はしっかりした感じで、内容はカジュアル!そのメリハリが良かった!

♡披露宴とは違い、基本的に自由に動き回れるスタイルだったため、小さな子供連れでも過ごしやすかった

♡1.5次会に参加するのは初めてだったので、服装に悩んだ

♡主役の二人と話したり写真を撮りやすい雰囲気だった

♡抗原検査キットを配布してくれたので、安心して参加できた

♡まとめ♡

いかがでしたか?♡

時代によって変化していく、ウェディングのスタイル。そこに“withコロナ”時代の到来で、ますますウェディングの在り方が変わりつつあります。近年は“多様化”“自分達らしさ”がキー!

こういった時代だからこそ、1.5次会という選択肢は、理想を叶えるNew Styleであると言えるかもしれませんね♡

また、まだまだ新型コロナウィルスの感染状況をはじめ、自然災害など、予測できない問題の多いご時世です。

少人数の結婚式であっても、1.5次会であっても、備えあれば憂いなし

長期計画を立てておくことはもちろんのこと、ブライダル保険(結婚式総合保険)を検討するのもアリです!

大切な1日だからこそ、安心感を持って当日を迎えたいですよね♪

ご加入にあたってはパンフレット、重要事項説明書等にてご契約内容をご確認ください。

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文/Emiko(コラムニスト)